浅草の老舗・辻屋本店4代目 富田里枝さんの「履物のお話」
'2019-07-10 09:37:25')
皆様、いつも有り難うございます
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
先週末の土曜日は
浅草の老舗履物店「辻屋本店」の四代目の富田里枝さんに
初夏の一番の繁忙期の中、玉川屋においで頂き
履物についてのお話を、お客様方と共に
伺わせて頂きました。
![002.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093140_m.jpg)
![001.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093706_m.jpg)
富田さんとは、十数年前に
東京の染めの産地である新宿・落合の
同年代の染め工房さんたちと「落合ほたる」と銘打って
染めの工程をはじめ、工房見学会を開きました時に
ご一緒してからのご縁となります。
その、新宿・落合の染めも工房見学の際も感じた事は
私たち呉服屋は、お客様にとっての着物の窓口であり
その向こうにある、お品の事や、作り手さんの思いも
しっかりとお客様にお伝えをしなければいけない・・
との事でありました。
トータルコーディネイトが着物のお洒落でもありますので
お履き物についても、
お客様方からもお問い合わせは多く頂くのですが
せっかくならば、専門の老舗の方から、きちっとしたお話を
私共も含めて、お客様とご一緒に伺えれば・・と
今回の運びとなりました。
![003.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093214_m.jpg)
![004.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093247_m.jpg)
履物の種類やTPO、
草履って、どんな素材で、どんな作り方がされているのか・・
といった基本的なお話から
ちょうどシーズンという事もあり
「雨の日の履物」について 「夏の履物」について
また、「足と履物のサイズのお話」
「足が痛くなる時の、理由とその対処の方法」
「なぜ、草履の真ん中に花緒が着いているのか」
お客様から良くお問い合わせを頂く
「草履の保管とメンテナンスの仕方」
「傷んでしまった草履や、長年お持ちの草履の修繕について」
などなど、予定の時間を越えて、色々なお話を
伺う事が出来ました。
私が自分で着物を着る時もそうですが
足下を、自分の上からの目線で見ると
足袋と花緒しか見えませんが、
他の人の目線(横からの目線)では
草履の台とお着物との色の組み合わせの方が
目に入ってまいります。
履物で楽しむお洒落にも
あらためて気付かせてもらう機会ともなりました。
私共が、お客様よりの
着物の色々なご相談をお承りするのと同様に、
安心して、何でも相談出来る履物屋さんをご紹介出来る事は
お客様方の着物の楽しみが
より快適なものになる事と思います。
![006b.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710133447_m.jpg)
当日は、心配しておりました雨も降らず
「かに」や「夏の風物」「露芝」といった夏の意匠や
涼やかな麻のお着物など
涼感ある着姿のお客様も多く
あらためて、夏の着物の楽しさを感じる一日ともなりました。
![007.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093518_m.jpg)
![009.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093558_m.jpg)
次回は、8月3日(土)の午後5時より
落語・立川流の「立川談吉」さんをお迎えしての
玉川屋・落語会を開かせて頂きます。
お店で落語会を開くのは初めての事で
試行錯誤で準備をしておりますが
こちらもどうぞお気軽に、お遊びにおいで下さい。
■ご案内もこちらより
http://www.tamagawaya.info/exhibition/
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
先週末の土曜日は
浅草の老舗履物店「辻屋本店」の四代目の富田里枝さんに
初夏の一番の繁忙期の中、玉川屋においで頂き
履物についてのお話を、お客様方と共に
伺わせて頂きました。
![002.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093140_m.jpg)
![001.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093706_m.jpg)
富田さんとは、十数年前に
東京の染めの産地である新宿・落合の
同年代の染め工房さんたちと「落合ほたる」と銘打って
染めの工程をはじめ、工房見学会を開きました時に
ご一緒してからのご縁となります。
その、新宿・落合の染めも工房見学の際も感じた事は
私たち呉服屋は、お客様にとっての着物の窓口であり
その向こうにある、お品の事や、作り手さんの思いも
しっかりとお客様にお伝えをしなければいけない・・
との事でありました。
トータルコーディネイトが着物のお洒落でもありますので
お履き物についても、
お客様方からもお問い合わせは多く頂くのですが
せっかくならば、専門の老舗の方から、きちっとしたお話を
私共も含めて、お客様とご一緒に伺えれば・・と
今回の運びとなりました。
![003.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093214_m.jpg)
![004.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093247_m.jpg)
履物の種類やTPO、
草履って、どんな素材で、どんな作り方がされているのか・・
といった基本的なお話から
ちょうどシーズンという事もあり
「雨の日の履物」について 「夏の履物」について
また、「足と履物のサイズのお話」
「足が痛くなる時の、理由とその対処の方法」
「なぜ、草履の真ん中に花緒が着いているのか」
お客様から良くお問い合わせを頂く
「草履の保管とメンテナンスの仕方」
「傷んでしまった草履や、長年お持ちの草履の修繕について」
などなど、予定の時間を越えて、色々なお話を
伺う事が出来ました。
私が自分で着物を着る時もそうですが
足下を、自分の上からの目線で見ると
足袋と花緒しか見えませんが、
他の人の目線(横からの目線)では
草履の台とお着物との色の組み合わせの方が
目に入ってまいります。
履物で楽しむお洒落にも
あらためて気付かせてもらう機会ともなりました。
私共が、お客様よりの
着物の色々なご相談をお承りするのと同様に、
安心して、何でも相談出来る履物屋さんをご紹介出来る事は
お客様方の着物の楽しみが
より快適なものになる事と思います。
![006b.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710133447_m.jpg)
当日は、心配しておりました雨も降らず
「かに」や「夏の風物」「露芝」といった夏の意匠や
涼やかな麻のお着物など
涼感ある着姿のお客様も多く
あらためて、夏の着物の楽しさを感じる一日ともなりました。
![008.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093458_m.jpg)
![007.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093518_m.jpg)
![009.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20190710093558_m.jpg)
次回は、8月3日(土)の午後5時より
落語・立川流の「立川談吉」さんをお迎えしての
玉川屋・落語会を開かせて頂きます。
お店で落語会を開くのは初めての事で
試行錯誤で準備をしておりますが
こちらもどうぞお気軽に、お遊びにおいで下さい。
■ご案内もこちらより
http://www.tamagawaya.info/exhibition/
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
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