夏の付下げ
'2016-06-10 23:11:31')
風の流れのような、紋織りの地紋。
若緑色の時には
濃淡の霞の上に、白を基調にさりげなく萩の柄。
夏の付下げ・・
袷の着物の感覚だと
訪問着や付下げは礼装の着物として
あらたまった席でのお召しもの・・となりますが
“なつもの”の場合は、写真のお品のみならず
礼装の着物としても、柄行きもすっきりとして
箔使いや刺繍も控えめえとなります。
そのぶん、
フォーマルなお席から、お食事やお集まり、観劇まで・・と
お召しのシーンも広くなります。
絽綴れ帯や、夏の袋帯・・帯によって
暑い日差しに品格のある夏姿をお楽しみ下さい。
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