こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
陽差しには、まだ暖かさの残るこの所でしたが
二十四節気の、
秋も深まり早いところでは霜もおり始める・・
そんな「霜降」の時期を迎えて、北海道では雪も降り、
そして東京でもひんやりとした冷たさを今シーズン初めて感じる
そんな、一日となりました。
東京は明日は、先週末より10度近く気温も下がるそうです。
二十四節気や七十二侯といった昔ながらの暦も
現代の気候とは違ってきている様な気がしながらも
意外と、しっくりと合ってくるので、不思議なものでもあります。
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寒くなってくると、着物の上にお召しになる
コートや羽織が気になってまいります。
そんな今日、輪奈ビロードのコートが染め上がってまいりました。
玉川屋の、ビロードのコートの
今年のテーマの一つは、
柄を楽しめる大きめな意匠に、淡い薄色のコートです。
質感のたっぷりの輪奈ビロードのコート地は
淡い色にお染めしても、寒々しい雰囲気になることにはなく
凛とした、清廉な、すっきりとした雰囲気を
これからの季節にお楽しみを頂くことが出来ます。
シルバーグレーの銀ネズ、淡いローズの灰桜、
そんなお色目は、取り合わせるお着物を選ぶことなく
お洒落にお出かけを楽しんで頂けます。
勿論、濃い色目の輪奈ビロード地は
その地風や織り上がり具合が、一番浮き上がってまいります。
一色で染めているのではありますが、
その織り具合によって、数色の濃淡を使ったような染め上がりに
見えてまいります。
道行きのコートにも、道中着にも、お羽織にも・・・
お好みにあわせてお楽しみを頂けます。
玉川屋で染めたお色目だけではなく、
リクエストにあわせて、お好きなお色目での、お誂えの染めもお承りが出来ます。
地紋や、染め上がりの色見本も、玉川屋にはお揃えしてあります。
これからの季節のお出かけのポイントは、
着物の上にお召しになる羽織ものでもあります。
寒さが本格的になるまだ一歩手前のこの時期に
ぜひ、ご覧になってみて下さいませ。
シーズン本番には、きっと目一杯お楽しみを頂けることと思います。
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じっさいのお品、ぜひ玉川屋のお店で手に取ってご覧頂きたく思いますが
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