和楽器の刺繍の帯
'2016-12-12 22:57:14')
ここ数日、刺繍の飾り紋の事を書かせて頂きましたが
今日は、刺繍の帯のご紹介を。
重めの塩瀬の生地に、しっとりとした藤ねずの色を無地にて染め
和楽器の柄を、刺繍のみにて表しました。
楽器本体もさることながら
散らした様な切り箔や、流れる紐の房の先まで・・
一つ一つの楽器は
細やかな刺繍にて表現されております。
さりげなくも、品格・重みのある柄行きは
小紋や江戸小紋、無地調の着物に・・と
織りの帯とはまた違う品格ある趣きにて
お着物姿を飾ります。
帯締めでお添えするひと色でも
また、着姿の雰囲気の変化をお楽しみ頂けます。
一点一点、
下絵を描いて、地色を染めて、
色合いや、刺繍の技法を変えながら・・と
お作りしてまいりますので、
お好みのモチーフや、ご自分の想いのイメージにての
誂えの帯もお作り出来ます。
「こんな帯があれば、お出かけの時が一層楽しくなるのに・・」
そんなご要望がありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
(いまは、来春に向けて「苺」の、刺繍の帯をお作りしているところです)
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから