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白の帯締め

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

すきっとした着物姿のアクセントに
白い冠(ゆるぎ)の帯締めをお勧めしています。

白と言っても礼装のイメージではなく、
コーディネートする着物や帯を選ばずに
その着物や帯を引き立てるアクセントになります。

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何本も並んだ白の帯締め、
同じように見えるかもしれませんが
お着物に合わせた時には、
彩りのこだわりを持って楽しめるよう
ひと色を添えてあります。

   02.jpg

全体には締めやすい、シンプルな白のゆるぎ
その房の中にだけひと色を添えてあります。

帯に締めてみると、フワッと広がり
花のようなイメージです。

   03.jpg


寒い冬にも、春先にも、単衣の着物にも、秋口にも、クリスマスにも・・・


   04.jpg   05.jpg

      06.jpg   07.jpg


赤、紫、グリーン、金茶、

着物や帯に合わせるのも良し、
 着物姿の後ろ姿にチラッと映る房の中だけにひと色を楽しむのも良し、

ご年代を問わずに、綺麗な「朱」の色を楽しんで頂くにも
お勧めのお品です!

   08.jpg

「こんなお色目を」と、お好みが有れば
一本ずつお作りする事もお承りが出来ます。


締め心地の良いゆるぎの帯締め、
すっきりとしたお洒落具合と、彩りと・・・
着物ならではの楽しみを、一本の帯締めから感じてみて下さいませ!








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新色

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

新しい色目が染め上がってまいりました。

   01.jpg

こんな時期ではありますが、麻の長襦袢地です。


お手入れが楽な麻襦袢、絽や紋紗ではなく平の地で
単衣の襦袢として、真冬を除いてのお召しにお勧めしている事は
何度か書かせて頂いておりました。

11月いっぱいまで、「楽で、着やすくて」とお召しになって
お着物姿でお店においで下さる方もおいでで、
「もう一枚違う色を」「来年の春から用に」と
寒さも増した今の時期になっても、
目当てにご来店下さる方も多くあります。

最初は試しに一色染めてみた平麻襦袢地も
こんな色目で・・というリクエストにも合わせて
大分色合いも増えてまいりました。

正絹の着物のように、ドンピシャリの色合わせが難しいのではありますが
「こんな系統のお色合いで」とのご要望にも、
1反ずつのお誂えもお承り出来ます。


「有ったら良いな」そんなお品は
シーズンをはずれた時期にご用意されておくと
いざ季節の本番が訪れた時には、着物でのお出かけがいっそう楽しくなるものです。

紋紗やレースの、羽織地やコート地なども
寒さいっぱいのこの時期にも色々と揃っております。

ワンシーズン先に想いをはせながら、眺めてみるのもまた楽しい事かもしれません。

12月30日まではお店も開いております。
年内いっぱい「福の市」のご奉仕中ですので
どうぞお気軽にお茶でも飲みにお遊びにお寄り下さいませ。


    ■平麻の長襦袢地は、
     36,750円(消費税込み、本体価格3万5千円)にてのご用意です。

    ■年内いっぱいご奉仕中! 「福の市セール」のご案内はこちらから・・・・< クリック >







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ご寸法


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お洋服に比べると、女性のお着物の寸法は
お端折を取る事もあり、身丈も身幅も
着方によって融通がきくものでもあります。

初めてお着物をお作りする方の場合には、
ご身長や体型から私共で採寸をしてお仕立をさせて頂きますが、
実際にお着物がお仕立上がってお召しの機会が増えてくると
その方なりの、しっくりとくる着心地の良い腰紐の位置などが
徐々に決まってまいります。

同じご身長でも、
腰紐を締める高さが変わってくると
ちょうど良いお着物のの身丈も変わってまいります。

お召しになるうちに
ご自分で「もう少し、こういった寸法なら、着やすいかも」
といった事を感じる事が有れば、ご遠慮なく
どんどん私共にお伝えを頂ければと思います。


同じ体型の方でも、
織りの紬の張りのある地風のお着物を主にお召しの方と、
染めの着物の柔らかい地風を好んでお召しになる方、とでは
その地風の違いから、着やすい寸法が異なってくる事もありますし、

お茶の席などで、手を添えることなく
立ったりしゃがんだりした時にも裾が割れる事の無いようにと思うと
本来の体型からのご寸法より、前幅を大分お広めに仕立てする事もあります。

そういった意味では、呉服屋で最初に決めたご寸法が、
必ずしも最終の決まり寸法という事ではなく
お召しになりながら、当初の寸法から、徐々に調整を加えてゆく事で、
その方にしっくりとくるご寸法を、ご一緒に見つけてゆく・・
といった事が、呉服屋とお客様のお付き合いの中の大事な部分でもあります。

そうして、しっくりとくるご寸法が見つかると
後々のお着物のお仕立は安心してお承りをさせて頂けるようになります。


お店でもお客様によくお話しさせて頂く事でありますが
呉服屋の仕事は、単にお品をお売りするだけではなく
コーディネートや、上に書いたご寸法の事など、
それぞれのお客様のスタイリストのようなお役目でもあります。

どちらかの一方通行ではなく
お着物の事だけに限らず色々なお話しをさせていただくことでこそ
お客様が理想に思うイメージを、
ご一緒に共有させて頂ける事が出来ると思います。

どうぞお気軽においで下さって
お茶でも飲んでお遊びがてら、色々なお話しをお聞かせ下さいませ。






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色名


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

今朝の新聞に、パリで開かれている「京都の赤」展の記事が掲載されておりました。
歴史を経て受け継がれる京都の赤を、西陣織や友禅染めの染織、陶磁器、京版画などの
伝統産業を通じて展示されているそうです。

その生地の中に、
「深紅や朱色のほか、唐紅花、紅梅、桃花、などに例えられる、
  赤色の微妙な違いを表現して・・」とありました。

お店の中に展示するお品も、色や柄を描く時には、
「微妙な色合いの雰囲気をどんな色名で表記しようか」と
考える事が良くあります。

赤系、青系、紫系・・など
それぞれの色の系統に沢山の色名があり、

茜色(あかねいろ)・・植物の名前から来た色名、
鴇色(ときいろ)・・動物に由来する色名
梅幸茶(ばいこうちゃ)・・役者や人に由来する色名
曙色(あけぼのいろ)・・時候や事象に由来する色名
と、沢山ある色には、それぞれに由来があります。

色名からは、単にそのお品の実際の色名を表す、以上に
その色名の語感から、逆に着物や帯のイメージが決まってしまう事もあります。

「栗色」というと、赤みのある柔らかな茶系の色名になります。
淡い桜色で模様を染めて、桜の柄の春の染帯を作った事もありますが
地色の表記に「栗色」と書くと、
秋のイメージが強く感じられるようになってしまいます。

反対に、同じ色目のお品でも春先と、秋口では、
表す色名が気が付くと変わっていたりもします。


最近は、淡い綺麗なお色目を
ひと色抑えた色合いで着物を染める事が多くなりました。

灰桜、洗柿、薄香、藤鼠、
色名で表しても、落ち着いた品の良い柔らかな印象が伝わってまいります。

着物、帯、それぞれに単体でお召しになるものではないので
取り合わせて、コーディネートした時にこそ、上手く調和する色合い・・
ひと色抑えた色目が、着姿となると、それぞれに引き立てあってまいります。


お品をお探しの時、お好みのお色目でお染めを承る時、
見た目の色合いだけではなく、
ご自分の印象に合う色名を添えてお声がけを下さると、
どんな雰囲気でお召しになりたいのか、そのイメージも共に一緒に
私共に伝わってまいります。


今年ものこりあと少し、新春の色名を今から考えてみませんか。







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時を越えて2


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

一週間前のこのページで、
時代を超えて、受け継がれるお着物への想いを
書かせて頂きました。

ちょうどその頃、ご遠方のお客様よりお電話を頂き
車で一日かけてお宅へお伺いしてまいりました。

以前は、東京の玉川屋のお近くにお住いだったのですが
十数年前に静岡へお引っ越しされておいででした。

三十年ほど前からお作り頂いたお着物や帯、
お伺いしたお話しでは、私が玉川屋に入るまだずっと前、
私の祖父母からお求め頂いたお着物や帯だったそうです。

もうお着物をお召しになる事がなく
お譲りされるようなお身内は海外においでとの事で
「想いのあるお着物をどうしたらよいか」と
随分とお考えになられたそうで、
大切なお着物を玉川屋で活かしてくれれば・・・と
お電話を下さいましたのです。


   01.jpg

お宅で色々なお品を拝見しながら
お品の思い出や、お召しになった時のお話、
お求め頂いた当時の私も知らない頃の玉川屋の様子などなど、
色々なお話しをお伺いしてまいりました。

着物や帯の一つ一つが、単なるお品ではなく
それぞれにストーリーが有る、
そんな事がよく分かる一日でありました。

夕方になって店に戻ってお品を並べて父や母に見せて・・
お店の中でもお品を見ながらその当時の話が
また広がりました。








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