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玉川屋 着物つれづれなるままに
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今年の正藍冷染

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

「むかしのまんま、むかしのまんまに染める藍」
藍を育て、藍を染めて、
宮城県栗駒山のふもと、代々受け継がれて今に伝わる
素朴ながらも、深みのある藍・・・それが「正藍冷染」です。

   01.jpg

藍を染めた後には、家の前を流れる川で生地を流すのですが

   02.jpg

昨年秋の、岩手・宮城内陸地震いらい
川の上流の山が崩れて、その影響で川の水が濁る状態が続いておりました。

   その事は、昨年来、新聞やニュースでも取り上げられることが多くあり
   このブログのページでも度々お話しさせて頂いておりました。

     2008年6月26日 「今年の正藍冷染」・・・・ブログはこちらから

     2008年6月22日 「栗駒山その後」・・・・・ブログはこちらから

     2008年6月15日 「栗駒山」・・・・・・・・ブログはこちらから



栗駒山の千葉さんへ、毎年染めのお手伝いに伺っている
私のおじに電話をしたところ、
一昨日に栗駒より帰ってきたところ、とのことでした。

毎年気温の上がってくる6月の始めの日のよいタイミングで
染めを始めると伺っておりましたので、
今年の染めの具合をきいてみたところ
川の水の様子は大分落ち着いてきているので、
藍玉作りや生地の手配は準備してあり
後約2ヶ月、水の濁りが落ち着いていれば
染めにかかることが出来るのではないか・・との事でした。


綺麗な水を汲んでためて、それでもよいのでは・・・
とも思いますが、

   03.jpg

上の写真は、千葉さんのお宅の隣に立つ、記念館の中にある
先代の人間国宝にも指定された千葉あやのさんの頃の
川で生地を流す様子の写真です。

   04.jpg

何十年かたっても、変わらない景色の中で
このページの最初にも書いた、
「むかしのまんま」に染めることが
単に技術の伝承ということだけではなく大切なことでもあるのでしょう。



上流にある荒戸沢ダムには、地震の時に沢山の土砂が流入してしまいました。
せっかく濁りが落ち着いてきた川の流れですが、
今年はその流入した土砂を撤去する工事も予定されているようです。

   ダムの現状や工事のことなどは、宮城県のHPでも告知されております
         ・・・・こちらでご覧を


ダムの安全な運用のためには必要なことでしょうが
撤去のために土砂をかき混ぜると、
下流の川にはまた濁りが戻ってきてしまう事となるはずです。




「むかしのまんま」「自然のままに」
素朴で、心の中に入ってくる言葉ではありますが
変わらずに受け継いでゆくことには、まだまだ大変さが有るようです。


6月にうまく染まった正藍冷染を、お目にかけることが出来ますのを
玉川屋でも楽しみしております。







   「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


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無双の無地

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

今日のご紹介は、無双の無地です。

  00.jpg

無双というと、上の写真のような訪問着調のお品を
思い浮かべる方が多いかと思います。

涼やかな模様の上に淡い紗の色がかかり
夏の始まりを思わせる趣きも楽しい事ではありますが、
今年の玉川屋のお勧めは、無地でお染めした無双のお着物です。

  01.jpg

目の細かい絽の生地に、薄い紗の生地を襲ねて
重なり具合がご自分の動きに合わせてモアレのように映る
ほかのお着物にはない、雰囲気が無双にはあります。

訪問着模様ですと礼装風になりますが
シンプルな無地のお品ですと

夏の袋帯や絽綴帯なら礼装着として、
季節感や遊び心のある染帯ならお洒落着として、
名古屋帯や博多の帯まで、帯次第で
その着姿の、いろいろな楽しみ方も広がることと思います。

  02.jpg

薄い下色に、やわらかな上色をかさねて・・
下の生地の色も白ではなく、
私たちがよく"白よごし"なんて言い方をしますが
ほんの少しのクリームやグリーンの染まったお色目になります。

そんな色がひと色、下から映ることで
全体の雰囲気がとても品良く落ち着いて優しい感じになり
合わせる帯のお色目も選ばなくなってくるのです。

  03.jpg

はなやか味のあるお色目から、落ち着いたお色目まで、

  04.jpg

それぞれのお色は、玉川屋で選んで染めてまいりますが
こんなお色目が着てみたい・・そんなリクエストがございましたら
お好みのお色でのお染めもお承りが出来ます。
 (お値段も、もちろん変わることなくのお承りです)

  05.jpg


   乱雑に並べてしまいましたが、紗の生地の色見本になります。
   紗やレース、ビロードなどの生地は、
   通常の色見本の生地ですと透け具合や質感がちがいますもので
   このようにじっさいの生地に染めた布を見本にご覧を頂くようにしております。




お着物の写真だけご覧頂くと、一寸もの足りないように感じられるかもしれませんが
じっさいのお品は良い質感がありますし、
帯を乗せてみるとその表情は全く違って見えてまいります。

じっさいのお品の雰囲気や、帯との取り合わせは
是非お店でご覧になってみて下さいませ。

(ご遠方の方でも、実際にご覧になってみたい方はメールでお気軽にお問い合せ下さいませ。
 じっさいのお品や、見本布など、お送りしてお手元でご覧を頂くことも出来ます)
 



無地でお染めすると、柄合わせがない分
お品自体のお値段もお求めやすくなりますし、お仕立て代もお安くなります。

日本の着物ならではの趣きたっぷりの無双のお品、
今年は、ぜひお楽しみなって下さいませ。

お値段は、
165,900円(消費税込み、本体価格15万8千円)となっております。



夏の着物に使う生地を2枚重ねると地厚になってしまいますので
紗、絽ともに、夏物の生地より薄手の無双用の生地を使いますので
薄く、軽く、そしてしなやかな地風と光沢があります。

生地も、着尺分の長さ有りますのでお着物としての仕立ては勿論のこと
今の時期からお召しになれる、無双のコートや羽織としてのお仕立ても
お勧めであります。


いまの季節、そして一歩先の季節を
ご一緒にお楽しみに、是非お遊びにおいでになって下さいませ。









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上野の桜

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

   01.jpg

満開の桜は、上野の桜。
お花見日和の週末はいっぱいの人出、
道をおおい尽くすくらいの、お花見日和のよいお天気でした。

国宝の阿修羅展を上野の東京国立博物館に見に行ったのですが、
開催して最初の週末と言うこともあり
こちらもいっぱいの人出で、30分以上の入場制限となっていて
次の予定もあったため残念ながら次の機会へと諦めて、
お花見がてら不忍池へと向かいました。

  03.jpg

不忍池の辯才天を祀る辨天堂は、谷中七福神の一つだそうで
自分のご先祖のお墓も谷中のお寺にあるのですが
お詣りにまいりましたのは、今日が初めてでした。

  04.jpg



先週の半ばに、満開!と書いた道玄坂の桜は
今日はもう散りかけていました。

花の命は・・なんていいますが、
時や場所によっての咲き具合の移り変わりや、
その散り際の潔いくらいの綺麗さが、他の花にはない
心地よさを感じさせてくれます。

いよいよ・・なんて思いながら
「春」も気が付くとあっという間に過ぎていってしまいます。
その日、その日の季節を味わいながら
この時期ならではのお着物でのお出かけをお楽しみ下さい。











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小物の引出

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

着物や帯をしまう箪笥にも、
一人一人の使い勝手や工夫もあります。

   01.jpg

帯締めや帯揚げを、見た目にも楽しく収納する、こんな引出も・・

陽気のよくなってきたこの週末、
着物の整理の予定です。






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ただ今、ご奉仕市の準備中!

こんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お店では、17日の金曜日から始まります、
呉服屋が42軒集いましての「春のご奉仕市」の準備が始まりました。

      01.jpg

いつものお店の正札に、2割引から半額以下でのお値段の入った
ご奉仕市用の赤や黄色の札を付けてゆくのですが、
お店の品を一つ一つ選びながら、
紬や小紋のおしゃれ着から訪問着や振袖の礼装、長襦袢や男物、
そして季節本番に一足早く、夏の薄物など、
出品する点数も多いので、すぐには終わらず
1週間近くかけて徐々に準備をしてまいります。

   02.jpg

お店のショーケースや飾り棚にも
色の付いた札が増えてまいりますと
毎年の事ながら、だんだんにお店の中の雰囲気も
奉仕市らしくなってまいります。

「会期中には、都合が合わなくて伺えないのよね・・」
そんな風におっしゃって、こうして準備をしております時に
おいで下さるお客様もございます。


数あるお品の中から、玉川屋のお店で選びたい、
奉仕市にもゆきたいけれど、予定が入ってしまっていて、

そんな時には、どうぞ一足早く玉川屋のお店へおいで下さいませ、
お気に召して頂けるお品は、せっかくならばご奉仕市のお値段にて
お勧めさせて頂きます。


春の奉仕市が終わり、ゴールデンウィークがあけると
夏の薄物の時期へとなってまいります。

ちょうど、お品の入れ替えの時期、良いお品を売り尽くしのつもりで
ご用意してまいります。

17日よりのご奉仕市へも、あるいは一足早く玉川屋のお店へも、
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。

   きもの呉盟会「春のご奉仕市」の詳しいご案内はこちらでご覧下さいませ

      展示会のご案内のページ・・・「春のご奉仕市」
         03.jpg

     ご入場には、案内状が必要となります。
     お申込も、上のページでお承りしておりますので、お声がけ下さいませ。










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