玉川屋　着物つれづれなるままに

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

張り子の犬、熨斗に末広、でんでん太鼓・・・
よだれかけと帽子に揃えた、お宮参りの小物です。

　　　

生まれた赤ちゃんを抱っこした上から
（おばあちゃまが抱っこする・・と言われています）
産着を掛けて、付け紐を後ろで結び
その付け紐に、御守りや飾りをぶら下げてお詣りをします。

産着は一つ身とも呼ばれ、身頃を反幅で仕立てることが出来、
背縫いのない着物をお召しになる時には魔がさす・・
着物は背を縫うことで霊魂を込めるられる・・といった
背縫いは身を守るもの、との謂われもあることから
糸で、背守りを入れたり、
付け紐に付け紐飾りをお入れしたりも致します。

　　　　　　

お子さんの健やかな成長を願う・・
お召しになるお着物や小物にも、そんな想いがこめられています。






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昨日は、神輿を組んでいる朝の７時半頃には大雨でしたが、
１０時を過ぎると雨も弱まり予定通りの時間で神輿を出立。

　　　

巡行の途中では、徐々に明るい陽差しも差し始め

　　　　　　

１０９前での式典の頃には、暑いくらいのお天気に。

　　　

今年の道玄坂上町会の神輿巡行も無事に執り行えました。

　　　

私が子供の頃に比べると、地元に住む人はだいぶ少なくなってしまったのですが
その分、渋谷に縁のある人が自分の仲間の神輿の同好会を連れて、毎年担ぎに来てくれます。
遠方からも沢山にご参集下さった担ぎ手さん方にも感謝です。


地元の氏神様の金王八幡宮の祭礼は、本来９月の１４日・１５日となっておりました。

１５日が敬老の日に制定され、
神輿の巡行を執り行いますのは毎年、日にちの決まった祭日となっておりましたが
やがて祝日法の改訂で、敬老の日が９月の第三月曜日と変更されました。

八幡様の祭事自体は、本来の日程で行われますが
神輿の巡行は、敬老の日・・つまり第三月曜日の前日の日曜日、
という少々分かりにくい日程となってしまいました。

日付も１週間の幅で移動しますので
年によって天候や陽気もだいぶ違うのですが
今年は本来の１５日の日程、さらに八幡様よりご鳳輦がでる３年に一度の本祭りという
昔ながらの祭りの日付となりました。

昔から、金王様の祭りには雨がつきもの・・なんて
子供の頃から聞かされていました。
この数年は、担ぎ手さんの熱中症を心配する程の暑さが続いてましたが
昔通りの戻った今年は、やっぱり雨が降るんだねと
地元の仲間内でも、祭りの準備をしながら話しておりました。


お陰様で、私共の祭礼は無事に賑やかに執り行えましたが
今日のニュースを見ていると、全国各地での大雨の被害なども
随分と報道されておりました。

収穫を祝う秋祭り、も多く行われるこの時期
実りの秋に向けての、穏やかな日が続くことを願っております。








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こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

明日からは「秋の玉美衣裳展」
準備も終わり、皆様方のお出かけを
お待ち申し上げております。

まだ名残の暑さも厳しい時期ではありますが
秋からのシーズンに向けての玉川屋からのご提案をご覧頂き
一足早い、新涼の季節を楽しんで頂ければ幸いです。

店内は大幅に模様替え・・・
地下にしまってある、畳一畳分もある大きな木の台を
十数畳分、店に敷き詰めて、その上に畳を並べます。

普段は、カウンターに椅子を並べた玉川屋の店内も

　　　

店いっぱいを広いお座敷に模様替えして

　　　

昔ながらの呉服屋の雰囲気にて、
皆様のお越しをお待ち申し上げております！

　　　■ご案内もこちらで、ご覧を下さいませ。
　　　　　　　　・・・クリック
　　　　　お写真など掲載しておりますお品やテーマ以外にも
　　　　　お着物のことなら何でもお揃えをして、お待ちしております。

　　　　　日本の着物ならではの季節の趣きを楽しみに、
　　　　　どうぞお気軽に、お遊びにおいで下さいませ。







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こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

今日は車で近畿方面のお客様へお伺いしてまいりました。

一泊してきたいところではありましたが
６日よりのお店での展示会直前なもので
往復１１００キロほどを、日帰りで・・・

朝、日の出と共に出発して

　　　

行きは比較的お天気も良くドライブ気分で向かい
仕事を一通り終えるまでは天気ももっていましたが
帰りの道中は、奈良から三重に抜ける山道の途中から大雨に遭遇。

　　　

名古屋港の伊勢湾岸道路では、
高速道路に、サイドミラーより高く水飛沫が上がるくらいに水が溜まった所もあるほどの雨で
ワイパー最速でも前の見えないくらいに。
帰ってきたら、名古屋市の1時間に110ミリの豪雨の様子がニュースでも流れてました。

運転しながら遠くを見ると、黒い雲と明るい空の境がはっきりと分かり
そちら走って行くうちに急に雨も上がり、部分的な集中豪雨っていうのを実感しました。

　　　　　　

　　　　　（写真は運転している私ではなく、ちゃんと助手席から撮ってもらいました）


心地よい、爽やかな新涼の季節が待ち遠しい
この九月初めであります。






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こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

秋のシーズンの品揃えお支度と合わせて
この時期の玉川屋は
９２０年以上続く地元の金王八幡宮の例大祭に向けての
準備も大きなお役目の一つです。

九月に入って、玉川屋の前の道玄坂沿いには
地元の店や会社の名前を記した提灯が掲げられています。

　　　


夜になって陽が落ちると、提灯にも明かりが入り
祭りらしい賑やかな雰囲気が出てきます。

　　　


色々な町会がそれぞれに、提灯や飾りを掲げていますので
神輿の巡行の当日まで、日毎に祭りの雰囲気が盛り上がってきます。

　　　


今年は、９月１３日(金)より１５日(日)が
金王八幡宮の例大祭の期間となりますが
１５日の日曜日の午後２時には、
渋谷１０９前に１４基の御輿、３０００人近くの担ぎ手が集い
記念式典、連合渡御、道玄坂神輿パレードがとりおこなわれます。

　　　　渋谷センター街

　　　　　　　Ｂｕｎｋａｍｕｒａ通り

　　　　　　　　　　１０９前

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(写真は昨年の様子です）

いつもとちょっと違う
伝統と歴史を感じられる渋谷を、ぜひご覧に
お遊びにおいでになって下さい。

　　　金王八幡宮のＨＰ
　　　　http://www.geocities.jp/ynycr674/














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