玉川屋　着物つれづれなるままに

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

外の陽差しはすっかりと初夏のものとなってまいりました。

お店においで下さるお客様方も
お単衣をお召しの方が多くなってまいりました。
　（単衣の方と袷の方は、７：３といった感じです。）

お店の中には涼しげな着物や帯が沢山に揃いましたので
ブログでも少しずつご紹介を・・・


写真は、帯の芯に柄を染め
色や模様を描いた透けた帯地を
その上に重ねて、淡く映る景色を帯姿に楽しむ
無双の染め帯です。

　　　

やわらかく目に映る帯の下の帯芯には
こんな風にはっきりとした色遣いで
柄が描かれています。

　　　

お太鼓にも、前柄にも
仕立て上がってお締めになる時には
水面の景色が一枚の絵のようにあらわれてまいります。

　　　　　　

お単衣の着物にも、盛夏の着物にも
趣きたっぷりの着こなしをお楽しみ下さい。


上の写真は淡いグリーンの地色に
光らない箔で波を描いた帯地を重ねていますが、
薄色の帯地を変えると
帯の雰囲気はまた大きく変わります。

　　　

流れる桔梗を帯芯に描き
古典の虫籠を染めた生成の帯地を上に重ねました。

　　　

虫籠には丁寧な糸目と友禅、そして刺繍が施され

　　　　　　

濃い目に描かれた桔梗が
虫籠の背景として綺麗に浮き上がって
見えてくる事と思います。


玉川屋でお揃え致しました沢山の夏物は
「玉川屋　なつものギャラリー」でもご覧下さいませ。

　　　・・・クリックしてお入り下さい


素材感、季節感溢れる柄行き、透ける色映り・・・
夏物ならではの趣きは、実際のお品をお手にとり
着物や帯とのコーディネイトをして頂いてこそ
よくお分かりを頂ける事と思います。

渋谷の店にて開催中の「単衣・なつもの展」へも
是非お気軽に、お遊びにおいで下さいませ。
お待ち申し上げております。

　　　詳しいご案内は・・・・こちらをクリックして下さい


　　　　　　■お気に召しお品がございましたら、宅急便等でお手元にお送りをして
　　　　　　　　お目にかけさせても頂きます。ご遠方の方も、どうぞお気軽にお声掛け下さいませ。







　　　「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


　　　　今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

玉川屋では、昨年の夏のシーズンより一年をかけて
今年の夏物の着物や帯を、揃えてまいりました。

季節感溢れる柄や色もさることながら
その素材感や、色映り・・など
夏の着物や帯には
袷のお品とはまったく違う魅力がまたあります。

そんな夏物を、「玉川屋　なつものギャラリー」として
ウェブでもお目にかけております。

　　　・・・クリックしてお入り下さい


お写真がベースで、一点一点についての
詳細なコメントはお載せしてありませんが
日本の着物ならではの季節の趣きを感じて頂ければ幸いです。

　　　■一つ一つのお品についてのご紹介や玉川屋の想いは、
　　　「玉川屋　Ｇａｌｌｅｒｙ」にて、また徐々にさせて頂きたく思います。

　　　　　・・・こちらもクリックしてご覧下さい



夏の着物をお召しになる方は、
袷の着物以上に、ご自分なりのこだわりを持って
お品をお選びになられる事と思います。

でも、なかなかご覧になるにも数が少ないのが
夏の着物や帯でもあります。

せっかくならば、沢山のお品の中から
思いにぴったり合う、お気に召したお品をお選び頂けるよう
玉川屋では，特に夏物には豊富な品揃えを心がけております。

モニターや写真からでは、なかなか、お品本来の良さは
お伝えしきれない事とは思いますが、
ギャラリーにてお好みのお品があれば
ぜひ玉川屋のお店で実際のお品を手にとって
お確かめになって下さいませ。

　　■ギャラリーや店内風景にお載せしておりますお品は
　　　玉川屋の誂えや仕入れしたお品たちですので
　　　「なつもの展」の期間中だけではなく、常にお揃えを致しております。

　　　皆様のお出かけを、是非お待ち申し上げております。











　　　「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


　　　　今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お店の中もすっかりと涼しげな趣きと
なってまいりました。

ウインドウには、無双の訪問着
下に描いた菖蒲の柄が、
上の淡い黄色味の紗の生地に淡く映って
趣きあるお着物姿となってまいります。

　　　


店内風景もこれからアップさせて頂きます、
涼感あふれる玉川屋を、どうぞ楽しみに
お気軽にお遊びにおいで下さいませ。








　　　「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


　　　　今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

隣の空き地に、春紫苑の花が沢山咲いておりました。

　　　　　　

　　　　　　

数日前まではほとんど咲いておらず
この何日かの暖かさで一斉に花開いたようです。

藤や鉄線、牡丹など、この時期に咲く、帯の図案によく使う花もありますが
こんな野に咲く花の帯も今度染めてみようかなと思っています。










　　　「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


　　　　今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

いつもと同じように見えるショーケースですが
連休前の袷の着物や帯から、軽やかな夏の着物へと
入れ替えを済ませました。

　　　

季節にあわせて、装いの趣きが変わりますのは
日本の着物ならではの楽しみでもあります。


暑さ寒さで、洋装のようにデザインをアレンジしたり
　フリーな着方をするのも楽ではありますが、

日本の着物の場合は、
　７・８月の盛夏には涼しげに透ける生地の薄物を・・
　　　その前後の６・９月には裏地を付けない単衣の着物を・・
あえて暦に合わせて、装いを変える事で
自分の中での季節感が、しぜんと変わってくる事と思います。

しきたり事がある事で、
逆に今の季節をつよく感じる事が出来るのが
日本の着物でもあります。


以前より平均気温も高くなったりと気候も変わってはきておりますので
昔ながらの暦を大切に、
その日の陽気に合わせた着心地よい装いをコーディネイトするのが
これからの着物の楽しみ方となります。

夏本番のつよい陽差しの暑い日には、
こんな "かき氷の帯" なんて言うのも素敵です。

　　　　　　



５月１０日(金)より２５日(土)までは
玉川屋「単衣・なつもの展」を、渋谷の店にて開いております。

涼感あふれる着物や帯・・
　お洒落着、礼装のお品、伝統産地の織りや染め、古典の浴衣、などなど
沢山にお揃えをさせて頂きます。

どうぞお気軽なお出かけを、お待ち申し上げております。

　　　詳しいご案内は・・・・こちらをクリックして下さい















　　　「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから


　　　　今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから