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娘の着付け


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

小学校の卒業生を送る会で、娘の学年は劇をすることになり、
いただいた役は "若返ったおばあさん"

着物姿ということで、浴衣を着ることになったのですが
しばらく前までは、腰揚げをした浴衣を着ていたので
体に巻いて付け紐を留めるだけで大丈夫だったのですが
去年からは長い丈の浴衣をお端折をとって着せてあげていました。

学校で着ると言うことになると、親が着せてあげる訳にもゆきませんので
自分で着る練習をしようということになり、
このあいだの日曜日は着付けのお稽古日となりました。

  01.jpg

いつもなら、「出来ない・・」と途中で諦めてしまうこともあるのですが
今回は自分も舞台で役をもらえたことが嬉しいようで、一生懸命頑張っておりました。

自分がやる気になると、せっかくなら上手に着たいと思うのは
小学生であっても、大人であっても一緒のようで
数回着てみると、しっかりと綺麗に着られるようになりました。

自分で着られるようになると、今年は自分で選んで新しい浴衣が着たい・・とか
お正月の着物も自分で着てみたい・・なんて言葉も出てきます。

その翌日むかった京都では、
染め屋さんで娘向きの着物や浴衣を色々さがしている、
そんな自分もけっこう親ばかだったりいたします。




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節分

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

明日は立春、
暦の上では春とはいいながらも、まだ寒さの残る日が続きます。

節分の豆まき、
毎年2月のはじめには夏物の染め出しと仕入れで京都へまいりますので
いつも染め屋さんからもらってまいりますお豆で、
先ほど京都から帰ってきて、家族と豆まきをいたしました。

  01.jpg

うちでする豆まきは、「鬼は外」は言わず、
「福は内」の声だけを掛けながら豆をまくのですが、
不動明王が祭られた境内に鬼はいない、とされることから
芸能人や関取が参加しての豆まきをする節分会でもニュースになる
成田山新勝寺の豆まきでも同じような声掛けでの豆まきとなるそうです。


昨日の夜は、京都の地元の方と食事をしながら
ちょっとのんびりと京都の夜を過ごしてきました。

  04.jpg

帰りに祇園の方を歩いてまいりましたが、
2月2日と3日の節分の日の夜には
芸妓や舞妓さんいつもとちがう仮装をしてお座敷を廻る「お化け」という行事が行われるそうで
町娘の格好をした芸妓さんとすれちがったりもいたしました

京都ではこの二日間で、20軒近くの染め屋さんや機屋さん、問屋さんをまわり
夏の品の注文をしてまいりました。
図案を用意して一から品を作ったり、見本で染め上がった品から
柄行や色合い・生地を変更したりといったアレンジを頼んだり・・
など、自分達もけっこう楽しみながらやがてくる季節にむけての品創りをしてまいりました。

  02.jpg   03.jpg

着物や帯は、実際に私共のお店に品が並ぶまでには
注文や相談を始めてからずいぶんと時間がかかってまいりますが
そのぶん玉川屋なりの趣やこだわりを持ったお品が
お揃え出来ることと思っております。

暦も春を迎え、今月からは
この季節にお召し頂ける新しいお品がお店に並んでまいります。
そのお品も、今日の夏物と同じように、半年前の昨年の夏があけた頃から
一つ一つお揃えしてまいりましたお品々です。

想いをこめたお品、お店やホームページを通じて、
またご紹介をしてまいりたいと思っております
ご意見やリクエストなど、また是非お気軽にお寄せ下さいませ。




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明日からは京都


こんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

今年で57年目を迎えました、玉川屋の新春吉例の半額ご奉仕市も
おかげさまで沢山のお出かけを頂きまして、
賑やかな一年のスタートとなりました。

訪問着に帯を合わせて、小紋に染帯と名古屋帯を・・と
色々な組み合わせ方でお求めを下さるのですが
今年は、紬や小紋のおしゃれ着を中心に組み合わせてお求めの方が大半でした

おいで下さるお客様もお着物姿の方も多く
気軽にお着物をお召しになる方が増えておいでなのを、
今年も一年の初めから実感することが出来ました。


明日からは、京都へ夏の着物や帯の染め出しや注文に行ってまいります。
紬や麻の着物などは、昨年の夏より機屋さんと打ち合わせを始めたり
良いお品があれば一年の内どこででも手配をしておりますが、
夏の小紋や染帯に関しては、この時期の手配のお品も少なくありません。

立春も間近とはいえ、外の陽気は冬まっただなか、
冬から、春、そして初夏へ・・と、
選んだお品を実際にお目にかけるには、まだしばらくの間があります。

お店やホームページで、着物のお揃えを
よく「お支度」とお話し致しますが、
明日からの薄物の手配も、夏に向けての呉服屋の「支度」となります。


せっかく京都へ行ったのならば、
美味しいものも食べて、のんびりと観光がてら・・・と毎年思いながらも
沢山の染め屋さんや、機屋さん、生地の織り元などを、沢山まわってまいります。

季節の移りに合わせて、
日本の着物ならではの折々の趣をお楽しみ頂けるますよう
またどうぞ楽しみにしていて下さいませ。


  そんな薄物の支度のため、
  2月3日(火)は渋谷のお店をおやすみさせて頂きます。


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振袖のお揃え


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

昨日は、朝から渋谷の109の前でチャリティーのお餅つきを
渋谷の商店街で開いておりました。
毎年成人の日に開くのですが、今年は200キロ以上の餅米を
歩行者天国でふかして、ついて、皆さんに召し上がって頂きました。

途中でみぞれ混じりの雨がちらつく寒い一日でしたが
式典が終わって振袖姿を見せにおいで下さるお客様もありましたし
渋谷の街中にも華やかなお着物姿が多く、仕事の合間に楽しませて頂いてもおりました。


「振袖っていつの時期に作ればよいの」
 とのお問い合せをよく頂きます。

一年の内で一番振袖をお求め頂くことが多いのが2月、3月と
これはよく呉服の業界の中で言われておりました。
成人式が終わったあとの時期で、
次の年に新成人となる方が「さあ今度は自分の番」と思われる為もあるでしょうし
呉服店が、振袖をメインにした展示会などを開くのがこの時期に多いと言うことも
あるのだと思います。

振袖に限らず、訪問着や留袖といった礼装のお着物のお揃えについては
よく、「お支度」と言う話をさせて頂いております。

その時の気分やお洒落でお召しになるのではなく、
あらたまったお祝いの日や、ご自分やお人の晴れの日にお召しになるお着物、でありますので
その日の為の「お支度」として、慌ててご用意することなく、余裕を持ちながら
「このお品なら、ご自分で永く大切にしてゆきたい」そんな風に思えるお品と
あえました時にご用意を・・とお勧めしております。

とくにお振袖の場合は、お召しになるお嬢様ご自身も、
それまであまり着物を着たことがない方も多いので
最初は、ご自分がお着物をお召しになった姿が、なかなかイメージ出来ないことと思います。

お婆さま、お母さま、お嬢様と、3世代でおいで下さったりすると
それぞれの思いやイメージもあり、なかなかお好みも決まらなかったりいたします。

多いのは、お母さまとお婆さまは「これが良いんじゃない」と決まられても
ご本人のお気持ちが「その振袖に」とならない・・そんなパターンです。

見ているうちに迷ったり、分からなくなってしまったり、
ご自分のイメージがまだ出来ないうちに、
余り無理をすると余計に分からなくなってしまいます。

ですので、何度かおいで頂いて、鏡の前で色々あててみて
「着物姿って、自分の振袖姿って、こんな感じなんだ・・」と
ご自分で思って頂くことが大切と思っています。

もちろん、お召しになった振袖姿の華やかさも楽しみですが、
実は、後々になると、「随分何回も呉服屋さんに行ったよね」、
「あの色と迷ってこの振袖にしたんだよね」とか
「結局、お母さんの選んだ色がよかったね」なんて、
ご家族皆さんで色々話してお選びになったその過程が
とてもよい思い出となって、お着物とともにずっと残ってゆくのです。

「この着物を選んだ時にはね・・」「あなたのおばあさんから勧められて・・」
振袖や七五三の祝い着の時期に、お客様とお離しをしていると
今でもよくそんなお話をお客様からお伺いをいたします。

お買い物としてではなく、成人を迎えられる何年か前からでも
ご一緒にいろいろなお着物をご覧になって見るのも、
あとになるとよい思い出作りにもなりますし
なにより、皆さんにお喜びを頂けるお品をお選び頂ける道でもあります。

思いのあるお品だからこそ、永く大切に愛着を持って・・
それも、お着物ならではの楽しみでもあります。

お振り袖をお召しになるには、新しくお品をご用意されることも多いですが
そうして、思いのあるお母さまの振袖や帯を、またお使いになるのも
楽しみの一つでもあります。

以前のお品ですと、変色が残っていることもありますが
柄の華やかなお振袖ですので、お召しになってしまうと
全体の雰囲気にしぜんと目がゆき、
少々の汚れは気にはならなくなってしまうものです。

時が経って、全体のなんとなく汚れた感じが気になる場合は
一度お洗いをして、シワをとって綺麗に仕上げをすると
生き返ったようになってまいります。

白かった胴裏に、茶色い変色が沢山浮いてしまっている場合には
解いて胴裏を取り替えることが出来ますし、応急手当としましては
一番目立つ袖の裏だけを取り替える事もあります。

お着物と帯ともにお母さまのお品を使って小物だけ新調してみたり、
振袖を活かして帯を新しくご用意されたり、
あるいはその逆に帯を使って、お着物は今のご自分の雰囲気にあうものを・・と
色々なお使いの方法があります。
 (もちろん振袖だけではなく、お着物全般に言えるお話であります)


もう一つ、レンタルとご自分で揃えるのとどちらがよいの?
とのお問い合わせも頂きます。

どちらの良し悪しではなく、「その日のためのお召し物とされるか」、
「永くにお持ちになるお支度をされるか」と言うお話をさせて頂いて
お選びを頂いております。

二十歳の成人式でお召しになったあとは
卒業式などでお召しになるほかしばらく間が空くこともありますが、
結納やご結婚式など、ご自分や周りのお友達のお祝い事が
ある時期になるとお召しの機会も急に多くなってまいります。

お借りになると、その都度とはなかなか行きませんが
お手元にお振袖があると、実際には随分とお召しになる機会は多いはずです。
わざわざではなく、いつでも着られるように準備があるから
いざとなると、袖を通す機会が増える・・・お支度とはそういった事ではないかと、思っております。


長々と書いてしまいましたが、一生に一度のお祝いの日、
よい思い出とともにお振袖を楽しんで頂ければ嬉しいことです。
そして、お祝い着のお支度のご用をお承りできることは
呉服屋にとりましても、とても楽しみなお仕事でもあります。

新しいお品のお誂えから、お手持ちのお品のお手入れやお直し、小物のコーディネートなどまで
どうぞ何でも、お気軽にご相談下さいませ。



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そんな玉川屋を支えてくれている、
染めと織りの工房の三軒が、1月14日(水)より18日(日)まで
新春の浅草にて三人展の個展を開いております。

玉川屋と懇意にしております京都と東京の染め屋さんの仲間があり、
絲衣司(いとごろものつかさ)と銘打って
その折々に、テーマを決めてグループを作り
玉川屋のお店であったり、会場を借りてであったりと個展を開いてまいります。

この時期の浅草は、新春の趣がまだまだ残る賑やかさが有りますので
お着物でのお出かけにも楽しい事と思います。

着物の雑誌等でも取り上げられることも多い、
いづれも、個性のあるお品の作り手であり
色や柄をお好みで出しての誂えの染めや織りにも
しっかりとお承りの出来る工房です。
ぜひお遊びにおいでになって、色々なお品ご覧になってみて下さいませ。

個展のご案内はこちらでいたしておりますのでご覧になって下さいませ。
  


■■■
 なにぶん、小人数の玉川屋でありますもので
 期間中も浅草の個展の会場と、渋谷のお店を行ったり来たりとなっております。
 おいでの御都合のよろしい時がございましたら、せっかくですので
 各工房の品創りのことも、ごゆっくりお話しさせて頂きたいと思います。

 おいでの折りは、玉川屋(03-3463-2527)へご一報を頂戴出来れば、
 会場でお待ちさせて頂きます。 どうぞよろしくお願い致します。


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 1月21日(水)より31日(土)までは、渋谷のお店にて
 今年で57年目を迎えます、玉川屋の新春吉例の
 「半額ご奉仕市」を開きます。

 昭和27年の57年前と変わらぬスタイルで
 玉川屋の一年はスタート致します。
 良いお品をお求めやすく、詳しいご案内も近日中にホームページにアップいたします。
 皆様方のお出かけをぜひともお待ち申し上げております。
   (期間中は、25日の日曜日も開いております)


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寒の入りの言葉通り、寒さもこれからが本番です。
どうぞ皆様十分に、ご自愛の上お過ごし下さいませ。






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今年もよろしくお願い申し上げます


みなさま、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧を賜りまして誠に有り難うございました。

新年も1月5日よりお店を開いております。
楽しく着物をお召し頂くお手伝いが出来ればと思っておりますので
本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。


玉川屋は、昨年秋におかげさまで、1,2,3、
ホップ、ステップ、ジャンプと縁起の良い
創業より123年目の節目の年を迎えることが出来ました。

夏には、3年間お店を手伝ってくれていた
私の修業先の悉皆屋さんの息子さんが京都へ戻り
  (呉服屋の修行の話はこちらでもご覧になってみて下さいませ)
秋からは新しい女性のスタッフがお店に加わりました。

着物が好きで、8月のお盆明けからお店を手伝ってもらっているのですが
秋の着物シーズンのスタートから、新宿・落合での「工房見学&スタンプラリー」、
きもの呉盟会の「秋のご奉仕市」、そして暮れの12月・・・と
呉服屋の一番忙しい時期を一緒に頑張ってくれて、ほっと一息のお正月を迎えました。

「呉服屋の仕事って、思っていたのとどうだった?」と聞いているみると
思っていたより賑やかで忙しい仕事であることと、
呉服の販売というと毎月のノルマがあって・・というイメージもあったそうです。

呉服屋の商いと言うのも不思議なもので、日用品の様に必需品ではありませんが、
その分ご自分なりの楽しみを探してお客様もお店においで下さいますので

お客様とお店の者と良いお付き合いがさせて頂き、
その時のご自分の気持ちにぴったりあったお品が見つかると
しぜんとお商いもさせて頂けて、お客様にもお喜び頂ける・・・
そんな仕事であります。


123年目を迎えました昨秋からは、
100年に一度の不況と呼ばれる状況ともなってしまいましたが
一軒の呉服店としてあらためて考えてみると、良いお品をお揃えして、
そして、おいで下さいましたお客様にはお買い物に限らず気持ちよくお過ごし頂く・・
そんな、とてもシンプルに本来のあるべき姿としてのお店を続けてゆくことが
玉川屋のあり方と思っております。

必要だからお求めになるお品でない分、またゆとりの無いこんな世の中だからこそ、
ご自分なりの気持ちの豊かさを求めて、お着物や日本の「和」のことに
気持ちを向けられる方も多いようです。

永く大切にご自分の楽しみとしてお持ち頂ける、
そんなお品の揃えに今年も努めてまいりたいと思います。

着る楽しみ、知る楽しみ、体験する楽しみ・・
お着物の色々な楽しみをご用意してまいります。
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。

最後になりましたが、頑張ってくれている玉川屋の新しいスタッフは
坂本と申します。お店においでの折りには、どうぞよろしくお願いいたします。

小寒から大寒へとむかう時期、寒さもこれからが本番です。
どうぞ十分にご自愛のうえお過ごし下さいませ。



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