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ただ今準備中・綴帯


おはようございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

日曜日の、地元渋谷の金王八幡宮の祭礼は
雨の予報にもかかわらず、よいお天気となり
道玄坂近隣の15町会、13基の御神輿による連合渡御も
とても賑やかに、そして盛大にとりおこなう事が出来ました。

数日前に書きましたように、呉服屋の一年の始まりの時期の9月で
お店の仕事も一番忙しい時期でもあるのですが
まいとし、仕事もほっぽり出してのお祭り漬けのこの数日・・

仕事も大切ながらも、
こちらも祖父の頃から数十年大事に携わってまいりました地元のお祭り、
この数日だけは、親父から、うちの娘2人まで、親子3代揃っての
毎年恒例の楽しみでもあります。


祭りも無事に終わり、
今日からはしっかりと呉服屋モードに戻って
「秋の玉美衣裳展」の直前の準備です。

毎年9月の目玉の一つは、
京都から機を持ってきて、その締めやすさの理由を体験して実感して頂く
本綴帯の個展です。


綴帯というと、金銀礼装の帯を思い浮かべる方が多い事と思います。
本来、図案にあわせて織りの職人さんが、爪で糸をかき寄せながら
絵を描くように織り上げてゆくものが、他の帯には出す事の出来ない
本綴帯ならではの趣と、品格でありました。

もちろん、すくいの織りの精緻な柄は本綴帯の大きな魅力ですし、
あらたまったお席でのお召しには、仰々しすぎることなく
色無地や江戸小紋から、訪問着、留袖まで
とても品良く、格を持って、お締め頂く事が出来ます。


ただ、礼装調の帯ですと、なかなかお締めになる出番が少なくて・・・
そんなお声も以前から頂く事が多くありました。


実際に、本綴帯を手にとってご覧頂くと
皆様びっくりされるのは、そのしなやかな風合いです。

とても堅いとか、結びにくい・・といったイメージを、
お持ちの方がなぜか多いのですが、
きちんと手で丁寧に折られた本綴帯は、
お使い頂くほどに、とてもしなやかな風合いとなってまいります。

数本の帯を、じっさいに手にとって触って見て下さると
きっと、よくお分かり頂けるはずです。
そうしてみて、「なぜ?」そんな風に思われる方も、また多くおいでになります。

そこで、玉川屋お店に置いてある機を
ご自分で踏んでみて、糸を通してみて、説明を聞いてみて下さると
「へえ、そうなんだ」と、それまでにお持ちだった本綴帯へのイメージが
まるっきり変わってくる方も、毎年沢山あるのです。


「締めるほどに、しなやかに、より締めやすく・・・」

お店で本綴帯をお勧めする時の一番の魅力をお伝えする言葉なののですが、
いざ礼装調の帯ですと、なかなかそうは出番も多くないので
この数年は、小紋や紬にも気軽に色々なお品に取り合わせやすい
洒落感のある雰囲気のお品を、多く織ってもらっています。

  01.jpg  03.jpg

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沢山のお着物に、合わせて頂いて
お召しの機会が増えてくると、見た目のお洒落さもさることながら
その締めやすさを、ご自分の実感として、きっと感じて頂けるはずです。


シンプルそうに見える帯ではありますが、
実際の織り具合は、糸に工夫をしたり、染め具合を考えてみたり・・と
繊細な仕事から、全体の雰囲気が映って見えてまいりますので
いざ、お締めになってお背中に載せてみると
さりげないながらも、とても存在感のある帯姿となってまいります。

小物の取り合わせ一つでも、ずいぶんとお出かけの楽しみ方も広がってくるはずです。

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     05.jpg



芯を入れない、かがりのお仕立てになりますので
単衣の時期でもお使い頂きやすく、
 (5月や10月に時期広めに単衣をお召しの時に
  透けた夏っぽい帯じゃちょっと・・・そんな時には特にお役に立ちます)
「気が付くと、この帯ばっかり締めているのよね」
そんなお声もよくいただき、
いざ訪問着用の礼装の帯を探される時にも、
「せっかくならば綴帯で・・」なんて、うれしいお声がけもいただきます。


箪笥にしまっておくと、いくらよい綴帯でも
その本当の良さが感じて頂けないものです。
よい帯だからこそ、どんどんお締めになって、その楽しさを感じて頂きたい・・
それが玉川屋のご紹介する綴帯です。


この、京都・服部綴帯工房の個展も今年で10回目を迎えます。
初めてお目にかける方には、上でお伝えしたそんな綴帯の魅力を知って頂ける・・
以前にご覧頂いた方にも、新しい魅力の再発見・・・と
きっとご納得の頂ける品揃えです!

ぜひ、これからののお着物シーズンを楽しみに
お気軽にお遊びにおいで下さいませ。
おまちいたしております。


    ■「秋の玉美衣裳展」 9月18日(木)より22日(月) 渋谷・玉川屋呉服店にて
                 (期間中は、20日の日曜日も開いております)

        詳しいご案内は、 < こちらをクリック > してどうぞご覧下さいませ。





   今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから





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ただ今準備中

おはようございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お店の中は、来週からの展示会に合わせて
今はまだこんな具合です。

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普段は、中央にカウンターのある
こんな感じの店内ですが

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お店の奥から入り口まで、
たたみ1畳分もある大きな積み木のような台を敷くと

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お店全体が大きなお座敷となり、
ここで来週18日(木)より展示会を開きます。

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玉川屋での展示会やイベントは
組合や仲間の呉服店と開くご奉仕市や夏物の会は別として
基本的にはこうしてお店の模様替えやレイアウトを変えながら
渋谷のお店で開きます。

昔は、今のようなビルの建物ではありませんで
職住接近といわれるように、手前がお店で奧が自分達の住まい・・
といった作りのお店でした。


展示会や何か催しを開く時には、
総出で、奧の住まいの箪笥や家具を二階に上げて
普段の住まいも空っぽの部屋にして
そこを展示の部屋や、お客様にお休みして頂く部屋に使ったり、
小さい頃のそんな思い出もあります。

学校から帰ると普段は居間のところに
きれいに着物や帯が飾ってあって
お客様がご覧になったり、お茶を飲みながらお話ししたり
そんな様子です。

ふだんは、お店にいると
ついつい遊んで騒いでしまうので
よく奧へ引っ込められておりましたが
そんな催しの時には、
お客様のいるそばにちょこんと座って
よく分からないながらにも、
大人の人たちの話を聞いていた覚えもあります。


昨日書きました渋谷のお祭りもそうですが、
小さい頃に触れたり感じたりしていた事は
一つ一つ教えられるというのではなく、
「ああ、そうするものなんだな・・」と
しぜんと、身に入ってゆくものだと思います。

商いの事や、日常の生活の事、お客様の事、お品の事・・
家族を中心に小人数ながらさせて頂いている店ではありますが
永く続いてまいりました、そんな繋がりを
お店にお遊びにおいでがてら、感じて頂ければと思います。


この週末は、賑やかな渋谷のお祭り、
それが終わった来週には
秋らしい趣で、綺麗になった店内を
またご紹介させて頂きます。

秋のよい季節、ぜひお気軽にお遊びにおいで下さいませ。



   今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから







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お祭りの手拭い


おはようございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

昨日は、今の時期が呉服屋の一年の始まり・・なんて話を書きましたが
玉川屋の渋谷では、この時期がちょうど地元の氏神様でもある
「金王八幡宮」のお祭りでもあります。

本来は、9月15日の敬老の日に祭礼が行われていたのですが
数年前の祝日法の改正以来、9月の第3月曜日が敬老の日の祝日となり、
その敬老の日の前日の日曜日が祭礼の日・・と、
毎年日付の変わる予定となってしまいました。

9月15日はお祭りの日、と子供の頃など
ワクワクしながら楽しみに待っていた思い出があります。

氏神様でもある金王八幡宮は、920年近い伝統のあるお宮で、
日曜日の祭礼当日には、渋谷109の前に12基の御神輿があつまり、
道玄坂をパレードする連合渡御が行われたりと
新しいものの街、若者の街と言われる事の多い渋谷が
実はとても古い伝統のある街であることが、感じて頂ける日でもあります。

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祭礼の日に、それぞれの町会の御神輿を担ぎに沢山の担ぎ手さんが集まってまいります。
写真はそんな担ぎ手さんや、町内の方にお配りする手拭いです。

長年変わらぬ柄を使う町会があったり、年ごとに柄や色を変えて新しくしたり・・と
各々の町会なりの色やデザインでお作りしてまいります。

揃いの浴衣や、祭りの袢纏のご注文を頂いたり、祭りの足袋や小物をご用意したり、
昔ながらの呉服屋は、着物だけの商いだけではなく
毎年、そんな地元のご用が頂けることが
街のお役に立てる事でもあり、呉服屋としての楽しみでもあります。


夏から秋への模様替え、
123年目を迎えての18日(木)からの「秋のよそおいの会」、
そして地元の八幡様の祭礼・・・と、一年でも一番忙しい玉川屋ではありますが

いつもと違う雰囲気の渋谷の街を楽しみがてら、
ぜひお遊びにおいでになってみて下さいませ。



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呉服屋の一年の始まり


おはようございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

秋晴れ、そんな言葉がぴったりの爽やかなお天気となりました。

こうして街の風にも涼しさが増してくまいりますと
あんなに暑かった夏が、実感を持って思い出せなくなってきます。

季節の移り変わりに、
しぜんと自分の気持ちが一緒について行っているのでしょうが
不思議な気分でもあります。


呉服屋にとりましての、九月からのこの秋の季節は
ある面、一年の始まりのようなところもあります。

夏の薄物の楽しさや、単衣をお召しになる時期の広がりなどもありますが
秋から、寒い時期へ向かい、年を越え、そして来年の春へ・・
一番お着物をお召しになる機会も多く、また着やすい時期でもあります。

昔ながらの暦でゆけば単衣の時期の九月、
お着物はお好み頂きましたお品をお仕立てするお時間が必要となりますので
十月からの袷の時期にお召しになるには、この時期にお支度を・・
ということになります。


ただ、地球温暖化といわれますように、
以前に比べると暑さを感じる時期が広くなってきております。

また、訪問着や留袖、振袖といった礼装のお着物のご用が多かった以前には
良いお品が揃いたての早めの時期にお支度を頂く事も多かったのですが、
いま、お着物を楽しまれる方は
着こなしや、季節感やコーディネート、といった
ご自分なりのこだわりのあるお洒落として、お着物をお召しの方が多い事と思います。


そんな事もあり、早めのお支度というよりは、秋らしさもまして、いざお召しの時期となって、
「丁度いま、こんな感じできものが着たい」
着物、帯に限ることではなく、帯締めや帯揚げなどの小物のお一つにも
そんな気分でお品をご覧になる事が多いのではないでしょうか。


春先から薄物の時期にかけて、織り、染め・・ 着物、帯、小物・・・
想いをこめてお揃えしてまいりましたお品が、並び始める時期でもあります。 

実感として季節の映りを感じながらも
まだまだ夏の名残もたっぷりの時期ですが
"呉服屋さんのお正月”そんな感じでお遊びにおいでになってみて下さいませ。


ちょっと涼しくなった頃が、夏のお疲れも出やすい時期です。
陽気の変わり目、
どうぞ皆様、十分にご自愛の上お過ごし下さいませ。


     楽しまれました、夏の薄物のお手入れもこの時期お忘れなきようどうぞ。
     ついついおいてしまうと、気が付くとそのまま日がたってしまいます。
     来年の夏がまた楽しくなりますよう、ケアしてからしまって差し上げて下さい。

     お手入れのサービス券もホームページにご用意しましたのでご利用下さい。
     一番下のサービス券をプリントしてお品と一緒にお持ち下さい。・・・ < クリック >





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越後の機屋さん 01

皆さんこんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

暑さ厳しい東京から、今日は昼過ぎに新幹線で越後に向かいました。
新幹線に乗ってしまえば2時間弱なのですが
駅をおりてみると、いつもの事ながらとても清々しい感じを覚えます。

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明日はこの越後湯沢から、
小千谷、十日町、奧越後、といった産地をまわります、

今日は、前日の日曜日の越後入りという事もあり
ちょっと気分的には楽なのですが
 (子供達には、日曜日なのにどこに行くの・・とも聞かれながら
  午前中には夏休み巣の宿題の手伝いをしてきました。)
のどかな湯沢の駅に夕方に着きました。

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着物の話とは全然関係がないのですが
湯沢に行く時にお寄りするお寿司屋さんが一軒あります。

年に一度か二度、うちの親父と親子で越後に行った時のお寄りするのですが、
お店でご一緒したお客さんとお話ししたり、
親子で家業を継ぐ話をお店の大将や息子さんとお話したりしています。

お店でも、普通に注文している時には息子さんが作って下さるのですが
注文によっては、時おり奧から親父さんが出てきて、作ってくれます。

そんな様子を見ていると、自分の店にもしぜんと関連してくる事が感じられて
いろいろと感慨深いものもあります。

その親父さんは、昭和の最初の頃に東京のお寿司屋さんで修行をしていいて
そのお店が東京の柳橋にあったそうです。

戦前の柳橋は花柳界でもあり、とても賑やかな街で、
色々な話をするうちに、近くにありました人形町や浜町といった町にも 
出前や届け物でよく行ったよ、なんて話も聞く事が出来ました。

玉川屋の創業である私の祖父も、
最初に店を開いたのがその人形町でもありましたし、
私の母の身内が、
日本橋の浜町で昭和の初めから、料亭の日本座敷の作りの建物で
フランス料理を出す店を開いていたのですが
湯沢のお寿司屋の大将が修行中にはお客様の注文で
そのフランス料理店にも出前でお寿司を届けたよ・・なんて話を聞く事も出来ました。

その、越後のお寿司屋さんで、今日たまたまご一緒した、
東京からのお客さんが、私のお世話になった学生時代のクラブの先輩と
同じ会社でご存知だったりと、色々なご縁を感じる出来事もありました。

のどかな、越後の街で
ひと時ののんびりとした時間を楽しみながらも
明日は、沢山の機屋さんや染め屋さんをまわりながら
また良い品揃えの為に、色々見てまいりたいと思っております。

この秋からだけではなく、
来年の夏に向けての機屋sんとの話も出てまいります。
これかららの玉川屋にも、ぜひどうぞ楽しみをしていて下さいませ!

「乞うご期待!」と、
自信を持ってお箸出来るような品揃えに努めてまいります。
どうぞ楽しみに、玉川屋へお遊びにおいで下さいませ。




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