秋蕎麦
'2010-11-07 21:43:42')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今週は、立冬を迎えて、暦の上では「冬」となってまいります。
日々寒さが増してくる・・・というよりは、
このところの季節の移り変わりは、
暖かい日、肌寒い日が繰り返すうちに
気が付けば「あ、もう冬だな」と思う、そんな風です。
冬の言葉で「蕎麦湯」があります。
蕎麦を茹でた時の茹で湯を指しても「蕎麦湯」と呼びますが、
蕎麦粉を一寸トロッとした感じに湯に溶いた、もうひとつの「蕎麦湯」が
寒い季節に熱いものを食することから、冬の季語とされています。
お湯に溶いたり、そのお湯で焼酎を割ってみたり、
風味もあり、これからの季節には芯から暖かくなる様な気がします。
夏に種を蒔き成長した蕎麦を、晩秋から初冬に刈り取る
「蕎麦刈り」や「蕎麦干し」といった言葉も
また初冬の季語とされています。
以前に、「新蕎麦」が晩秋の季語と聞いた事があるを思い出し、
「 "蕎麦刈り" が冬の季語で、"新蕎麦" が秋の季語、だと順番が逆じゃない?」
なんて思いましたが、
蕎麦には、
春に種を蒔き夏に収穫をする"夏蕎麦" と
夏蒔きを秋から冬にかけてに収穫する "秋蕎麦" とがあり、
成熟にはまだ一足早い秋蕎麦の実を収穫した蕎麦粉からの蕎麦が
「新蕎麦」と呼ばれて、初ものとして楽しまれたようです。
「初蕎麦」「走り蕎麦」の呼び名もあった様で
少しでも早い初ものを珍重したのは、
今年も来週の木曜日に解禁となるボジョレー・ヌーヴォーを
楽しもうとする事ともよく似ています。
そんな風に思っていたら、昨日は無性に蕎麦が食したくなり
舞茸の天ぷらと、越後の機屋さんから送ってもらった新潟の地酒、
そんな取り合わせで楽しみました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
秋から冬への、季節の移り変わりのこの時期、
東京の老舗呉服店の組合「きもの呉盟会」の
ことしで29年目を迎えます「名物奉仕市」が
今週の末、11月12日(金)より14日(日)の3日間
東京港区・浜松町の「東京都立 産業貿易センター」にて開催されます。
500畳の広い会場に、
紬や小紋のお洒落着から、振袖や訪問着・袋帯などの礼装のお品まで
玉川屋をはじめ、参加する40軒の呉服店が
各店それぞれ、持ち寄った選りすぐりのお品が揃います。
一つ一つのお品には、各店の普段のお値段から
2割引から半額以下での、3日間限りのご奉仕市の値札が付いております。
玉川屋でも、出品するお品の準備の真っ最中です。
■奉仕市の詳しいご案内はホームページでさせて頂いております。
こちらでご覧になってみて下さいませ。・・・・
■「秋の名物奉仕市」のご来場には、ご案内状が必要となります
ご希望の方は、こちらのご案内の申込フォームよりお気軽にどうぞ!・・・
(奉仕市の期間、11日(木)より14日(日)は、渋谷のお店をお休みしております。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ご奉仕市が終わりますと、季節も本格的に冬へと向かいます。
12月や、暮れ・お正月など、
お着物でのお出かけの機会も多くなられる事と思います。
お出かけが楽しくなる様な、そんな一品を見つけに、
ぜひお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
会場でお待ち申し上げております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
今週は、立冬を迎えて、暦の上では「冬」となってまいります。
日々寒さが増してくる・・・というよりは、
このところの季節の移り変わりは、
暖かい日、肌寒い日が繰り返すうちに
気が付けば「あ、もう冬だな」と思う、そんな風です。
冬の言葉で「蕎麦湯」があります。
蕎麦を茹でた時の茹で湯を指しても「蕎麦湯」と呼びますが、
蕎麦粉を一寸トロッとした感じに湯に溶いた、もうひとつの「蕎麦湯」が
寒い季節に熱いものを食することから、冬の季語とされています。
お湯に溶いたり、そのお湯で焼酎を割ってみたり、
風味もあり、これからの季節には芯から暖かくなる様な気がします。
夏に種を蒔き成長した蕎麦を、晩秋から初冬に刈り取る
「蕎麦刈り」や「蕎麦干し」といった言葉も
また初冬の季語とされています。
以前に、「新蕎麦」が晩秋の季語と聞いた事があるを思い出し、
「 "蕎麦刈り" が冬の季語で、"新蕎麦" が秋の季語、だと順番が逆じゃない?」
なんて思いましたが、
蕎麦には、
春に種を蒔き夏に収穫をする"夏蕎麦" と
夏蒔きを秋から冬にかけてに収穫する "秋蕎麦" とがあり、
成熟にはまだ一足早い秋蕎麦の実を収穫した蕎麦粉からの蕎麦が
「新蕎麦」と呼ばれて、初ものとして楽しまれたようです。
「初蕎麦」「走り蕎麦」の呼び名もあった様で
少しでも早い初ものを珍重したのは、
今年も来週の木曜日に解禁となるボジョレー・ヌーヴォーを
楽しもうとする事ともよく似ています。
そんな風に思っていたら、昨日は無性に蕎麦が食したくなり
舞茸の天ぷらと、越後の機屋さんから送ってもらった新潟の地酒、
そんな取り合わせで楽しみました。
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秋から冬への、季節の移り変わりのこの時期、
東京の老舗呉服店の組合「きもの呉盟会」の
ことしで29年目を迎えます「名物奉仕市」が
今週の末、11月12日(金)より14日(日)の3日間
東京港区・浜松町の「東京都立 産業貿易センター」にて開催されます。
500畳の広い会場に、
紬や小紋のお洒落着から、振袖や訪問着・袋帯などの礼装のお品まで
玉川屋をはじめ、参加する40軒の呉服店が
各店それぞれ、持ち寄った選りすぐりのお品が揃います。
一つ一つのお品には、各店の普段のお値段から
2割引から半額以下での、3日間限りのご奉仕市の値札が付いております。
玉川屋でも、出品するお品の準備の真っ最中です。
■奉仕市の詳しいご案内はホームページでさせて頂いております。
こちらでご覧になってみて下さいませ。・・・・
■「秋の名物奉仕市」のご来場には、ご案内状が必要となります
ご希望の方は、こちらのご案内の申込フォームよりお気軽にどうぞ!・・・
(奉仕市の期間、11日(木)より14日(日)は、渋谷のお店をお休みしております。)
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ご奉仕市が終わりますと、季節も本格的に冬へと向かいます。
12月や、暮れ・お正月など、
お着物でのお出かけの機会も多くなられる事と思います。
お出かけが楽しくなる様な、そんな一品を見つけに、
ぜひお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
会場でお待ち申し上げております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから