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玉川屋 着物つれづれなるままに
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着遊会 「得とく なつもの展」

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。


裏地の色を染めたり、ご自分の寸法に合わせて仕立てをするお着物は
お選びを頂いてから、お召し頂くまでお時間を頂きます。

洋服のようにその場ですぐ使える・・・という訳ではありませんので
お召しになるご予定や時期より
少し早めにご覧を頂き、お好みのお品をお選び頂く
そんな意味で、「お支度」という言葉を使わせて頂くことがよくあります。

本来なら、余裕を持ってのお選びがお勧めではありますが
やっぱり、「いざ、着よう」という気分が盛り上がってから
お選びになられる事が多くなってはまいりました。


礼装や儀礼的なものとしてではなく
より、お洒落を楽しむものとして着物をお召しになる事がふえてきて
ファッション的にお着物をとらえて下さる事が多くなってきた、という事でも
あると思います。


夏の薄物も、ご覧頂くのは4月の末や5月が
呉服屋としてはメインの時期でもありましたが
「単衣に合わせての、涼感ある夏帯を・・」といった感じで、
6月の今頃から「ちょうど今、着たい」そんなお品を
お探しにおいで下さる方が多くなります。


6月の19日(金)、20日(土)には
初夏の銀座にて、今年で12回目を迎えます
着遊会「得とく なつもの展」を開きます。

いずれも夏物にこだわりを持つ老舗8軒が集まり
夏の全てをご用意する品揃えは勿論の事、
シーズン直前という事もあり、お値段も大変お求めやすくの
ご奉仕となっております。

以前なら、夏物も最後のほうの時期・・だったかもしれませんでしたが
今では「ちょうど気分も夏物に、まさに今着たいお品を探しに」と
そんな、なつもの展であります。


ことしは、昨年までのサッポロビルから
「銀座 清月堂ギャラリー」へと会場が移ります。
11年前に、第1回目の「得とく なつもの展」を開きましたのが
この清月堂ギャラリーでした。

心機一転、原点に戻っての良品・お値打ち価格にての品揃えに
各店努めてまいりました。
交通の便のよい銀座4丁目の交差点からも歩いて1分、
梅雨時の雨にも心配なくおいで頂ける事と思います。

19日の金曜日は、午後8時まで会場も開いております。
お仕事の後にでも、涼しげな薄物、着物ならではの季節感をお楽しみに
是非お遊びにおいで下さいませ。


玉川屋のお店や、ホームページの「うすものギャラリー」で
気になっていたあのお品も、お求めやすくなっているかもしれません。

今週末からは、出品するお品の準備を始めてまいりますので
お気に召すお品、気になっているお品・・・ございましたら
どうぞお気軽にお問い合せ下さいませ。



      着遊会「得とく なつもの展」のご案内は・・・title.jpgこちらから








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宮城へいってまいります

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

来週の6月9日の火曜日、誠に急な事ながら
お店をお休みさせて頂きます。

宮城県の栗駒山のふもとで染められる
正藍冷染の千葉家の工房に行ってまいります。

昨年の6月14日に起こった地震以来、
上流の荒砥沢ダムでの山崩れの影響で川が濁り
今年の染めはどんな具合なのか・・・と心配しておりましたが

毎年、藍染めのお手伝いにいっている叔父から
今年も7日から栗駒へ手伝いに行くと聞き、
3年ぶりに工房に伺ってまいります。

   3年前の工房へ伺った時の様子は・・・こちらから



宮城県では、再来年までかけて
ダムへ流入した土砂の撤去の作業を行うとの事です。
その作業によって、また川の水が濁ると、
再び染めが行えなくなる事もある様です。

山から湧く水をためて生地を洗える小さな池も
工房の前に作ってはありましたが、
しぜんな流れのある中で生地を洗ってやるのが
一番良いそうなんです。

工房の様子や染めの工程などは、
前回にも拝見をさせて頂きましたので
来週には合わせてダムを始め周囲の様子なども
見てくる事が出来ればと思っております。


   正藍冷染についての今までのページは・・・こちらから









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今の時期の玉川屋


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

なるべく毎日・・と思いながら
なかなか、ホームページの更新やブログの更新も
進まずにおります。

夏らしさが増してくるにつれ、
おかげさまで、お店においで下さるお客様も多く
涼しげな薄物も皆様にお楽しみを頂いております。

季節の変わり目のこの時期は、
お家の箪笥のせいりのお手伝いにお伺いをする事が
毎年多くなります。


箪笥にいっぱい揃ったお母さまから頂いたお着物や、
しぜんと揃ってきたけれど手が付けられず以前から気になっていたお着物、
どうしようかと思っていたお品を、
この時期ちょうどお手入れをお承りしながら、整理のお手伝いにお伺いしたりも致します。


着たいお品と、すぐには出番のなさそうなお品を分けたり、
ご自分のご寸法と合っているか確かめたり、
 合っていなければお直しが可能か、ご自分にとってお直しするだけのメリットがあるか、
そのお品をお召しになるのに、どんなコーディネートがお勧めか・・・

色々なお話を進めるうちに、
私にとっても、
そのお客様のお手持ちのお品や、お好みもしぜんと分かってまいりますし、
お客様にとっても、
ご自分にとってのお召しになりたい、着物の着こなしがどんなイメージなのか
明確になっておいでにもなるようです。


お店でよくお話をする事ですが、
呉服屋は単にお品をお求め頂く処ではなく、
お客様にとっての、コーディネートやご寸法にとどまらず
想いやイメージを具体的な着物姿にする、
そんな個人的なスタイリストのようなお役目が呉服屋の仕事であります。


着物に関して、ちょっとでも何か迷う事があれば
まずは気軽に呉服屋にご相談になってみて下さいませ。

答えが見つかる時もあれば、
双六のように、次の想いや、疑問、イメージなど
一つずつまた進んでゆくはずです。

それまで、漠然ともやもやっとあったイメージが
だんだんに、はっきりとしたものになってきて、
いざお着物をお召しになった時に、
「あ、この感じ」そんな風にピタッときまると
なにより楽しいお出かけが、きっと出来る事と思います。


玉川屋のお店には、着物屋らしい浴衣も
沢山に揃ってまいりました。

夏のシーズンの本番はこれからですが
染め屋さんや機やさんとの、秋や冬のお着物の打ち合わせも
今が真っ最中でもあります。

そんな更新の進まない言い訳を書き連ねつつ、
でも日々の玉川屋のお店の中は、着物の季節感や趣でいっぱいであります。

お店においで頂けないお客様にも、玉川屋のお店の雰囲気がお伝え出来れば、
との玉川屋のホームページではありますが
更新がゆっくりの時は、また次のお楽しみの準備期間・・
そんな風に思って頂けると、嬉しいかぎりです。







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いつ・・


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

暑さも増してきて、涼しげな夏の着物も着てみたい、
気に入った品も見つかったんだけれど、どうしようか・・・
迷う事も多いですよね。

今朝読んでいた新聞に、大型のバイクの話が載っていました。
「衝動買い出来る物ではないけれど、どうしも乗ってみたい・・」
じゃあ、いま乗らなくていつ乗るの?

そのニュアンスは、
お店でお客様とお話をしている時にも
よくお伝えをさせていただくことでもあります。

右から見ると、セールストークのようにも聞こえます。
でも、反対側から見て頂くと
自分にとって本当に価値のあるものならば、
楽しみたい時にこそ、そばにあって、
そしてそれを永く大事に、いつまでも愛着を持って・・

単に、気に入った「物を買う」という事だけではなく、
そのことで自分の生活によろこびが増してくる。

文章にすると大げさにも感じられるかもしれませんが
実際、自分でも実感する事の多い事でもありますし、
お客様にお伝えをする事も沢山あります。


その記事の最後に乗っていたのは
「大型バイクに買い換えたお客さんが真に手に入れたものは、バイクではないということ」

お品は違えど、その同じ事を、
お伝えしてゆく事が呉服屋の仕事であると日々思っております。


自分で書いていても、
すごくアバウトな、上手に何かが伝わっているか分からない、
そんな今日のこのページですが、
想っているイメージがお伝え出来ておりますでしょうか。

実際にお店にお遊びにおいで下さった時に
そんなニュアンスを私がちゃんとお伝えをさせて頂く事が出来れば、
きっと玉川屋と、末永く心地よいご縁をお作りさせて頂けることと思います。


124年続けてきて、またこれからも大事に続けてゆきたい事、
努めてまいりますので、
是非またどうぞお気軽にお遊びにおいでになって下さいませ。










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リング糸

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

さて何の写真でしょう?

   01.jpg

リング糸と呼ばれる
紬の緯糸(よこいと)に使う糸の写真です。

撚り合わせた糸の一部を、輪のように浮かせてあり
緯糸(よこいと)にこの糸を交ぜる事によって
生地の斜め方向への伸縮性が出てまいります。

大島紬の緯糸(よこいと)として織り込まれる糸を
写真に撮ったのですが、その織り上がりは
光沢のあるツルッとした大島紬独特の地風ではなく

真綿風な少ししっかりした地風を感じる事が出来
かかる力が分散されるように、シワになりにくい地風に上がります。


鹿児島の機屋さんが、
自分のおばあさんが着ていた着物の大半はこの織りだった
と伺いまして、その着心地の良さも察する事が出来ます。

薄色の大島の着物として、もうすぐ玉川屋に届きます。
袷の着物としても勿論ですが、
袷の替わりに幅広い時期にお召しになれる、しっかりした地風の単衣として
お勧めしたいな、と思っております。


夏物シーズン真っ最中ではありますが、
秋から冬に向けてのお品の準備も真っ盛りであります。

毎日、機屋さんや染め屋さんもお店に来てくれて
お目にかけている夏物への、お客様方のお声やリクエストを伝えたり
夏が過ぎてからのお品揃えの打ち合わせをしております。


薄物の着物や帯も、
この時期、また新しいお品も届いてきております。

毎日覗いて下さっても、飽きる事のない玉川屋のお店です。
どうぞお気軽にお遊びにおいでになって下さいませ。
  (リング糸の大島紬も鹿児島から届きましたら、
   ぜひその地風を、お手にとって確かめにおいで下さい)









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