渋谷駅から玉川屋の有る道玄坂上まで伸びる「渋谷マークシティ」。
4階にあるレストランやショップの並ぶ通路を抜けたところが
玉川屋に一番近い「アベニュー口」となっています。
その出口の側にある、「クリエーションスクエアしぶや」。
渋谷区の観光案内所としてのスポットなのですが
8月25日の日曜日まで、そのスペースないで
「渋谷駅体得展」が開かれています。
クリエーションスクエアしぶや
http://www.s-markcity.co.jp/contents/info/index.php?m=detail&shop_cd=65
日本初の私鉄である「日本鉄道」の品川線(赤羽~品川間)の開通と同時に
1885年に開業された「渋谷駅」は、
その後、国鉄、私鉄の様々な路線が後付けのされながら増えてきて
直近では東横線と副都心線の乗り入れに伴い、その駅構造も大きく変わってまいりました。
東急デパートやマークシティ、ヒカリエなど
交通機関だけではなく、商業施設や文化施設、オフィスなども加わって
「渋谷駅って、何処がどう繋がっているかよく分からない・・」と
玉川屋においで下さるお客様からも、時折そんな声も伺うほど
その複雑さは増してゆくばかりです。
開催中の「渋谷駅体得展」では
そんな渋谷駅の立体構造が大きな立体模型として展示されていて
あらためてその複雑な繋がりを感じることができます。
合わせて、1885年よりの渋谷駅の変遷を
平面図、断面図、地形図に表したパネルも展示され
路線が一つ加わったり、移動する度に複雑さを増してゆく
渋谷駅の様子を見ることも出来ます。
混沌として、変化が多いのが
昔からの渋谷の街の一つの魅力でもあり、
これから15年かけて、まだまだ渋谷は変わってゆきます。
そんな様子を、客観的に見ることの出来る面白い展示です。
街も人もまだまだ暑い渋谷ですが、ぜひご覧になって見て下さいませ。
■ 玉川屋では、8月18日(日)まで、夏季休業を頂戴しております。
19日よりは、徐々に秋の趣きを増す玉川屋を
どうぞまた楽しみにしていて下さい!
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