単衣物のお手入れ
'2013-11-30 21:59:59')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
お写真は張りのある涼やかな地風の夏大島、

11月も末となり、このところ単衣や夏物のお手入れを
お預かりする事が多くなりました。
10月の半ばを過ぎても、
まだまだ単衣でもちょうどよろしいくらいの陽気だった今年でした。
ついついそのままにしてしまっていたお着物、
「そういえば来週はもう12月、今年の内にお手入れに出しておかなきゃ・・」
そんな風に思われてのお声掛けを、沢山頂きました。
暑い時期の期間が永くなってきた昨今は
よごれているようには見えなくても
かいた汗が、後々になっての変色や黄変の原因となります。
帯回りや脇、膝の後ろなど、汗の溜まりやすいところの汗抜きと
袖口や衿などのよごれやすい箇所のシミヌキ・・
薄物やお単衣のお手入れの基本となります。
次にお召しになる時に、心地よくご安心してお召しになれるように。
そんなお手伝いが、呉服屋の大事な仕事となります。
しまいっぱなしにしてしまったお着物ございませんか?
玉川屋でお作りのお品でなくとも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。
玉川屋では、11月からは来年のシーズンに向けての
夏のお品のお支度が本格的にスタートする時期となります。
季節感や趣き豊かなお品々、また沢山にご用意したく思います。
寒さもこれからが本番ではありますが
来年の夏のシーズンをどうぞまた楽しみにしていて下さいませ!
■染めのお品などは、これから図案や生地の手配を始めます。
「こんなデザインや、モチーフの帯がしめてみたい」
そんなリクエストがございましたら、是非お気軽にお寄せ下さい。
これからの品作りの参考にさせて頂きたく思います。
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