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来年の夏もお楽しみに!


皆様いつも有り難うございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

おかげさまで夏のお着物をご覧においでのお客様も
今年は特に多く、ブログを始めHPの更新も
申し訳ないながらも、ついつい滞りがちになってしまいました。

そんな夏のお着物のシーズン真っ最中なのですが
ここしばらくは色々な産地へとうかがい
来年の夏の織物の準備の打ち合わせなどもしてまいりました。

お店でお話をすると「今頃から?」なんておっしゃるお客様もあるのですが
ちょうど一番お召しになったり、お求めになったりする時期に
お店でお客様としたお話や、 色や柄、雰囲気のお好みなど
自分の頭の中に明瞭にイメージが出来ているうちにそれを作り手さんに伝えておくことが大事なのです。

こんな風合い、こんな色、こんな柄・・・頭の中では同じように思っていても、
夏の盛りを過ぎ、秋になって、冬になって
時が過ぎて、季節が変わる内には微妙に変わってきてしまいます。

イメージがクリアなうちに、わかりやすく作り手さんに伝える
その事がとても大事なことですので、
毎年この時期には、来年のための準備を始めてまいります。


昨日までは、小千谷縮みや夏の塩沢お召し、粋紗など
越後の産地へ夏の織物のお話をしに行ってまいりました。



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この数年のお客様のお好みを拝見していると
シックな感じから、きれいなお色目へとお好みがうつってきている気がします。
せっかく着物を着るのだから、洋服とは違う着物ならではの雰囲気で、
そんな思いがあるのではないでしょうか。

   

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実際の反物をベースにアレンジしたり、一から柄をおこしたりして行くのですが
上の写真のように、イタリア製の服地用のカラーチャートを使ったり、
昔の柄見本帳を見返してみたり(配色などは今は使いにくいのですが、縞の間隔や部分的な柄を参考にと使ってまいります)
話を進めてまいります。


誂えなどをして行く場合、染め物は1点ずつ染めてまいりますし、
下絵を決め、生地を決め、いざ染めの工程に入ってからも途中で修正もきくのですが
難しいのは織りの着物になってまいります。

一つには、糸を絣ったり染める所から始めて、織り上がるまではかなり時間を要することになります。
織り上がって出来上がってから、ここをちょっと直して・・というのが時間的にも難しさがありますし
なにより、染め物のように一点ずつの製作工程ではなく、何反分かの糸を用意してから染めに入りますので
思い切っての配色などが難しい所もあります。



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ものを作ってお客様に届けるには、お求めになる方の声やご要望を集め、
それを品物に反映させるマーケティングという作業があります。

車や飲料のメーカーだと市場調査をしたりと大規模に行うこともあるでしょうし、
私共のように口伝えで一つずつ品を揃えて行くことも、規模は違いながらもまたその一つの道であります。


ただ、着物の世界は、作られる過程が昔ながらの分業であり、
今の時代の感覚からすると情報の流れというのがとても緩やかなものであったり致します。

また、以前は着物の産地と消費地が離れていることにより、物流の流れも今ほどにスムーズではなかったことで
伝統的に流通の経路がとても長かったりもします。

着物ならではの色々な流れを考えると、その流通経路もメリット、デメリットそれぞれにあり
近年いわれる流通コストカットが単純によしとはされないのではありますが、
着物を着る方の思いが、作る人たちに伝わりにくい・・という、ニーズや情報の流れをスムーズにする事は
今の時代にはとても大事なこととなってきております。

お召しになる方の感性は、いっそう磨かれてゆき・・・
技術の良い作り手さんの数は、残念ながら徐々に少なくなってくる現実の中で・・
良いマッチングの機会を増やして行くことは
お客様が喜んでお召しになれるお品と沢山めぐり逢うことでもあり、
作り手さんが安心してもの作りに励めることにもなってまいります。


色や風合いを、ああでもない、こおでもない・・などと話し合いながら、品創りをしてまいりますのは
お客様にとっても、私達にとっても、そして作る人たちにとっても
とても夢があって楽しい仕事です。

お召しになる方の気持ちを、作り手さんに伝え
その思いを受けて作られたお品を、お客様にお届けする
それがお品をお売りするだけではない、呉服屋の大事な仕事でもあります。


文章で書くには、いつも、なかなか思っていることを書ききれないのではありますが
お店のお品を通じて、おいで頂いた時のお話を通じて、そしてお召し頂いた時のお着物姿を通じて
そんな思いを、ご一緒に楽しんで頂くことが出来ればと思っております。


こんな着物姿を楽しみたい・・・
そんなリクエストをお気軽にお寄せ下さいませ。
お声を作り手さんにきちっとお届け致します。

お召しになっているお着物や帯の、向こう側にいる作り手さんの気持ちを思いながら、お着物を楽しんでみて下さい!




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玉川屋の思う 浴衣の楽しみ方


皆様いつも有り難うございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

夏本番のような暑さかと思うと、今日は朝から雨模様・・と
梅雨時のはっきりしないお天気が続きますがお変わりございませんでしょうか。



6月の初めからはお店には絹や麻の薄物に加えて
浴衣もお店にお揃えしてお目にかけております。

浴衣の反物は1月や2月に染め見本を見ながら注文をして
4月の末頃に染め上がりました反物を、お店に並べてあります。


デパートなどでも、仕立て上がりの浴衣も沢山ならび
お選びになるのも、色々見てから今年の一枚を・・・という方も多いことと思います。

近年の浴衣は、お洋服のアパレル的な発想からのお品も多いので
"今年の流行はこんな柄”と、数パターンが決まると、その風のお品が中心になって
ファッションとしては楽しい部分も多いのではありますが、
何年かそういった浴衣をお召しになってみて、「やっぱり涼しげな古典の浴衣を・・」
そんな風に思って足をお運び下さるお客様が、私共には多くなってまいりました。

お目にかけるお浴衣の雰囲気や趣きも、毎年大きく変わるわけではなく、
逆に、気に入っている柄は毎年染めてもらうお品もあったりします。

帯合わせや小物の合わせ方
(半幅帯を使ったり、お太鼓に結んだり、帯締めや帯留めを合わせたり・・)
また、
衿あわせや衣紋の抜き方、着た時の丈、ちょっとした仕草・・・

着物と一緒で、 単に浴衣の見た目だけを楽しむのではなくて、
着た時の全体の雰囲気こそが、涼しげな夏のお洒落な着姿でもありますので
すっきりとしたシンプルなお品をコーディネートして着てみるのが
自分ひとりだけの、その方ならではの雰囲気で、
夏のお出かけを楽しんで頂けることと思います。



よく、「浴衣を格好良く着るにはどうしたらいいの」
「同じように浴衣を着てみても、友達の着姿の方がしっくり着ている」
といった、お話をお店で伺うこともあります。

そんな時には、
「色や柄もさることながら、ご自分にあった寸法を・・」
と、お答えをすることが多いです。

今は、仕立て上がりのお浴衣が多いので、
すぐにお召しになれて手頃ではよいのですが
近年の女性の体型とすると、以前に比べて
背が高く、手が長く、という方が増えておいでです。

全体に大柄というのではなく、身丈や裄は長めに必要だけれど、
身幅はそれほど大きくなくても本来は大丈夫・・・
という方が多いことと思うのですが、
既製の浴衣ですと、どうしてもご身長に合わせた身丈に伴って幅も広めになることが
多いようです。

以前に比べると、仕立て上がりのお品もサイズのバリエーションが増えてきましたが
お好みの色や柄で、自分にぴったりの寸法・・というと、なかなか見つからないもの
でもあります。


丈や裾のあわせについては、お端折でまだ加減を取ることが出来るのですが
幅が広くて困るのは、衿あわせの部分になってまいります。
張りのある木綿の生地ですと広めの幅でお召しになると
どうしても胸元が綺麗におさまりにくくなります。

普段お着物を着慣れている方ですとまだしも
「着物には興味があるけれど、まずは浴衣からスタート」 という時には
なかなか思うようにすっきりと決まりにくいかもしれません。


初めてだから手軽なものを・・・というのもよいのですが、
着始めだからこそ、きちっと着やすいお品をご用意されてみると、
お召しになってお出かけをする楽しみが増えるのではないかと思います。

しっかりした生地の反物で、ご自分の寸法にあったお浴衣を
愛着を持って長くお召し頂くことも、とても楽しみなことと思います。



「呉服屋さんで浴衣を作ると、ずいぶん高くなるでしょ・・」
浴衣の棚をご覧下さる方に伺うと
そんな風に思われている方もとても多いのですが
古典調の浴衣で、ご自分の寸法でお仕立てあがって3万円くらいからになりますので、
一般に売られているお品に比べて特別高額になることもないはずです。

もちろん、ユニクロさんなどのとてもお手軽なお品もありますので
ご自分の思いに合わせて、実際に色々なお品を手にとってご覧になりながら
お選びになってみてください。

思っている以上に浴衣の生地も色々な地風があることが分かって
面白いかもしれません。



お浴衣を選ばれる時には、ぜひ呉服屋さんもちょっと覗いてみて下さい。

お客様方とお話をしていると、着始めの頃から、着慣れてくるまで
自分の思いや、お選びになったお品など、浴衣一つにも色々な変遷があって
楽しいものです。

そんなお話、是非させて頂ければと思います。



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なつもの展 おかげさまで盛況でした

皆様いつも有り難うございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

前回のページで準備中の話を書きました、初夏の銀座での「なつもの展」も
おかげさまで盛況のうちに3日間を終えました。

準備、なつもの展、会期後の出品商品の片付けと仕立出し・・
慌ただしくしておりまして、ホームページの更新もなかなか進まずでおりました。


なつもの展の前日までは、木・金・土の3日とも雨の天気予報だったのですが
初日だけは少し雨が降りながらも、期間中は夏を感じさせるくらいの暑さの
お天気の良い日がおかげさまで続きました。

シーズン直前と言うこともあり、お値段もお求めやすくお揃えをいたしましたが
揃った七軒、いずれも夏の着物にはこだわりを持つお店として、
充実した良質の品揃えを第一に心がけてまいりました。

会場の様子は、こんな感じです。


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会場内の様子です、ちょうど準備が終わった直後です。
開場の後は、おかげさまでエアコンが効きにくくなるくらいの大勢のご来場を賜りました。



以前は、お着物をお作りになるのも、4月の末から5月頃に早めはやめのご準備が多かったのですが
最近は、その着物をお召しの時期になってから、「やっぱり薄物を・・」と、お店や会場に足を運んで下さる方が多いようです。



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気軽なお洒落着から、礼装着、稀少な産地のお品まで・・・
    夏の良い品が一堂に揃う、こんな機会はなかなか無いことと自負しております。



「七軒の呉服店が、各店ごとにブースを作って・・・」  そんな風に思われているお客様も多いのですが、
実際はお写真のように、夏の小紋、粋紗、染帯といった、各品種ごとに、7軒分のお品を混ぜてお目にかけております。
沢山のお品の中から、ご自分の気に入った一点を見つけて頂く・・・ そんな会であります。



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会場の中央には、大きな島を二つ作り帯のコーナーとなっております。
   染帯、名古屋帯、絽綴れ帯、八寸帯、紗献上、夏の袋帯・・と色々なお品が揃っております。



   
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会場の入り口には夏や無双の訪問着や振袖・留袖など絵羽模様のお着物のコーナー(写真・左)、
   一番奥には上布や自然布、紅型など稀少な産地のお品(写真・右)です




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シンプルな夏の着物や帯だからこそ、小物の取り合わせでいっそう映えてまいります。
   帯締めや帯揚げの小物のご奉仕コーナーも毎年好評です。



今年は、ご来場のお客様方も、お着物姿の方がとても多くおいででした。
お天気の加減もあったでしょうけれども、本当に夏のお着物を楽しんでいる・・・
そんな雰囲気が伝わってきて、こちらも嬉しくなってまいります。

会場を出た方が、銀座の街を涼しげな着物姿でお歩きになると
街中でご覧になって、「夏の着物姿っていいな、 私も着てみようかな」
そんな風に思われる方が、きっと沢山おいでになった事と思います。


会期が終わると、6月も20日すぎ・・・
薄物の着物や帯も、お手元にあれば今日にでもお召しになって出かけたいお品ばかりですので
出品したお品の片づけが終わりました玉川屋のお店の中は
今度は急いでお仕立て上げる段取りで忙しくなります。

いつ仕立て上がるかな、とお待ちになって下さっている方ばかりですので
仕立屋さん達にも頑張ってもらっての、これからの半月となります。


涼趣あふれる薄物でいっぱいだったお店の棚も
少しすいてはまいりましたが、よいお品はまだまだ沢山揃っております。

夏本番のこれからの季節、
着物ならではの涼を楽しみに、是非お遊びにおいで下さいませ。



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「なつもの展」の準備中

この二日間ほどは、週末の「なつもの展」に向けて
出品するお品の選品や、会期中のご奉仕品のための札付けなどで
忙しくすごしております。



お店の中は、こんな具合です。
ピンクの正札には特価のお値段が記載してあり、これをそれぞれの反物に付けてまいります。

お品の準備もさることながら、
期間中は三日間、渋谷のお店を閉めて会場にまいりますので
お届けのお品や、発送するお品、お仕立てに関する準備などなど
また、毎日のご来店のお客様もあり、ずいぶんと忙しくすごすこの数日です。


「呉服屋さんて、綺麗なお仕事でいいですね」、よくお客様からは言われます。

でも、裏に入った時の呉服屋は結構色々大変で
裏地に使う羽二重の白生地を切って、気が付けば糸くずだらけなんてこともありますし
来ていると着物って重さを感じませんが、反物で風呂敷や箱に20反ほど反物を入れて
持ってみると結構な重さがあったりします。

染めの現場なども、綺麗なデザインルームのようなイメージをお持ちの方もありますが
毎年秋に行う新宿は落合の染め工房の見学会などにおいで頂くと分かるのですが
現場は、仕事場って言う雰囲気の実用的な場で、出来上がる着物のような綺麗な所でもなかったりします。

お出かけの時に素敵にお召し頂けたり、おいで頂いた時に楽しくすごして頂けるように
と思っております。
綺麗に整った会場で、素敵なお着物をぜひご覧になって下さいませ。






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夏の礼装

夏の着物って、何を着ようと思いますか

浴衣から始めて、夏の着物を・・
気軽なお出かけに着たいので、小紋や夏の粋紗を・・

礼装と言うよりは、夏のお洒落着をという方が多かったのですが
この数年は付下げや訪問着など、夏の正装のお着物を
お作りくださる方がずいぶん増えてまいりました。

ご婚礼なども、暑さも厳しかったり、梅雨の頃だったりと
夏の季節とその前後には少なかったのですが
ジューンブライドの6月や、長期のお休みが取りやすい7,8月、
暑い最中は控えていた行事が急に増え始める9月、と
最近では、お着物で言うところの単衣、薄物の時期のあらたまったお席が
増えてきてもいるようです。

普段から着物を楽しんでいるので、
せっかくならば、そんな正装でのお出かけにも着物を・・と思われて、
単衣や薄物の付下や訪問着をご用意される方が増えておいでなのだと思います。


    絽の江戸小紋に、唐織りの夏の名古屋帯です


       絽の付下・訪問着に、夏の袋帯です


よく、お客様とはお話をするのですが
夏冬を問わず礼装のお着物は(ご祝儀も不祝儀も合わせて)、 "いざ"という時のお召し物」になります。

しょっちゅうお召になるのではないけれど、必要な機会が出来た時には
「気に入ったこの着物があって、よかった」 そんな風にお召し頂くお品と思います。

「作ろうと思って探してみると、なかなか気に入ったお品が見つからなくて・・」
といった事も少なくはないようです。

お洒落着のように、いくつもお作りになったり、気軽にお作りになったり、というのではなく
じっくりと選んで気に入った組み合わせを、お持ちになるものでもありますので
必要な日が決まったから、というのではなく 
普段からちょっと気に留めて礼装のお着物もご覧になっておかれると
「いざ」という時にお役に立つ、気に入ったお品にめぐり逢うかもしれません。



正反対のお品にはなりますが、喪服についても同じようなお話をよくさせて頂きます。

お祝い事は事前に日取りも決まり予定も立ちますが
それこそご葬儀は常に急なお話になります。

「喪服はいつ作っておけばよいの?」そんなお問い合わせもよく頂きます。

以前はご結婚される時にご準備の一つでお持ちになる方も多かったのですが
お祝い着とちがい、”必要になりそうだから作る” そんなわけには行かないものでありますので
「もしお作りになるのならば、何事もまだない時に」 ご用意される事をお勧めしております。

お通夜の席に、黒ではなく、色物の通夜着をお召しになったように
準備万端に全部お揃えになるのではなく、
いつでもご用意が出来る"帯締め"一本だけ残して、お揃えをしておかれる、
といったお客様もありました。


おしゃれ着と礼装のお品では
お出かけになる時のTPOや気分ももちろん違いますが、
お揃えになる時の考え方も、またちょっと違って思っておいて頂くと
どんな時にでも安心してお着物をお楽しみ頂ける事と思います。





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