お誂え・・楽しんでみませんか!
'2007-11-11 20:16:18')
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つれづれ
皆様いつも有り難うございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
あんなに暑かった夏から続いて
10月の半ば過ぎまではまだまだ単衣でもよいような陽気でしたが
ここしばらくは、風にも冷たさが増し、秋らしさも深まってまいりました。
玉川屋では、女性の染色作家さんの手による
猫をテーマに染めた着物や帯での「猫展」を開いておりました。
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「猫展」の詳しいご案内は、こちらをクリックしてご覧下さいませ。
”猫”のモチーフの楽しさや面白さもあるのですが、
染める作家さん本人が、「猫が大好き!」で
だからこそ伝わってくる、お品の魅力というものがあります。
「こんなモチーフやイメージで・・」「派手さや、シックさはこのくらい・・」
「お召しいただきたい年代は・・」と、普段は玉川屋からリクエストを出して
下絵を描いて、それを修正し、生地を決め、地色を決め、挿し色の雰囲気を決めて、
そのようにして、オリジナルの誂えの品を染めてまいります。
今回もそうなのですが、そのようにして作ったお品をお客様にお目にかける時は
ご覧になったお客様からのご注文もまた、誂えが多くなったりも致します。
ご覧になったお品でお気に召す物があればそれも良いのですが
「地の色合いがこんな感じだったら」「柄行はもう少しこんな風に」
そんな色々な思いをお伝え下さって、
それをお品に映して行くこともまた楽しみな事です。
まるっきりの、真っ白な所から始めることもありますし、
ひと言に ”赤” と言っても、
人それぞれに思い浮かべる ”赤” の色味が微妙に違うように、
お誂えの場合は、お客様、呉服屋、職人さん・・それぞれのイメージを
なるべく共通化することが大事でもありますので
染め上がりのお品や、写真や、絵など、ベースになるイメージを何か用意してから
スタートをすることも多いです。
着物姿の写真を見て、あの帯の雰囲気はよいけれど、
柄のモチーフはこう、色合いはこう、地の色はこんな色目・・だったらよいのに、
そんな風に思ったこともありませんか。
色々な写真や切り抜きをストックしておいて
それを眺めながら色々なイメージを自分の頭の中で作って
(それがまた楽しい作業であるのですが)
「こんな感じに」という想いが少しでも出来てきたら
漠然としたイメージでかまいませんので、どうぞお聞かせ下さいませ。
そのイメージや想いを伺って、それを下絵に表して・・
そうして、着物や帯のお誂えがスタートします。
以前にもご紹介を致しましたが、
ホームページを通じてそんなお誂えを楽しんでいただこうと
” クリスマスの帯を染める " という企画を立てたことがあります。
雰囲気やイメージを決める所から、下絵を決め、地色を決め・・
そのように進む様子を、ホームページをご覧の方からの投票で進めてみました。
●クリックすると大きな画像でご覧頂けます。 このページにはブラウザの [ 戻る ] でお戻り下さい。
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http://www.tamagawaya.info/page/vote/rireki.html
詳しくは、こちらをクリックしてご覧下さいませ。
(「クリスマスの帯を染めましょう!」のPart.1〜4)
ホームページでご覧になると非常にシンプルな流れに見えますが
実際は、下絵一つでも、最初の草稿から仕上がるまでには色々やりとりがあります。
●クリックすると大きな画像でご覧頂けます。 このページにはブラウザの [ 戻る ] でお戻り下さい。
お店にあるお品をぱっと選ぶのとはまた違い
お召しになるまではお時間を頂きますが
品創りにご自分も参加されて行く・・
そして自分だけのお気に召す良いお品が染め上がるのをまつワクワク感・・は、
お誂えならでは楽しみでもあります。
ご自分のお好きな色で白生地を染めるお誂えの色無地、
江戸小紋を好きな柄とお色目で染める、
いざというときのお召し物だからこそ、フォーマルな訪問着や付下げのお誂え、
染め上がりのお品をアレンジしたり、下絵から染める、染帯、
ビロードやレースのコート地を、柄と色をお好きな組み合わせで、
染めのお品だけではなく
紬の柄や色あい、綴れの帯、など織りのお品のお誂えも大丈夫です。
訪問着の柄を羽織にしたり、
ご自分の書いた下絵で浴衣や手拭いを染めたり・・
色々なお誂えの楽しみが、呉服屋には沢山あるんです!
誂えのお話をさせて頂くと、お話は盛り上がりながらも
「でも、お値段も倍くらいになっちゃうんでしょ・・」
といったお声も伺います。
一からオーダー、そんな風に思うとお値段も高くなりそうに思うのですが
実際はそんなこともないんです。
そんなお話は、また次の機会にお送りさせて頂きたいと思います。
来月の12月には、玉川屋のお店で
友禅染めの模様師さんに教わりながら、自分で半衿を染めてみる「染色体験教室」、
玉川屋のお願いしている仕立屋さんにプロならではのコツを聞く「半衿の付け方教室」、
などを、予定しております。
●クリックすると大きな画像でご覧頂けます。 このページにはブラウザの [ 戻る ] でお戻り下さい。
見て楽しく、着て楽しく、知って楽しく・・・
今度はそれに、体験して楽しく! を加えてみませんか。
気持ちの良い季節ではありますが、
急に肌寒くなる日もこれからは増えてまいります。
お体にもご自愛になって、お着物お楽しみ下さいませ。
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
あんなに暑かった夏から続いて
10月の半ば過ぎまではまだまだ単衣でもよいような陽気でしたが
ここしばらくは、風にも冷たさが増し、秋らしさも深まってまいりました。
玉川屋では、女性の染色作家さんの手による
猫をテーマに染めた着物や帯での「猫展」を開いておりました。
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”猫”のモチーフの楽しさや面白さもあるのですが、
染める作家さん本人が、「猫が大好き!」で
だからこそ伝わってくる、お品の魅力というものがあります。
「こんなモチーフやイメージで・・」「派手さや、シックさはこのくらい・・」
「お召しいただきたい年代は・・」と、普段は玉川屋からリクエストを出して
下絵を描いて、それを修正し、生地を決め、地色を決め、挿し色の雰囲気を決めて、
そのようにして、オリジナルの誂えの品を染めてまいります。
今回もそうなのですが、そのようにして作ったお品をお客様にお目にかける時は
ご覧になったお客様からのご注文もまた、誂えが多くなったりも致します。
ご覧になったお品でお気に召す物があればそれも良いのですが
「地の色合いがこんな感じだったら」「柄行はもう少しこんな風に」
そんな色々な思いをお伝え下さって、
それをお品に映して行くこともまた楽しみな事です。
まるっきりの、真っ白な所から始めることもありますし、
ひと言に ”赤” と言っても、
人それぞれに思い浮かべる ”赤” の色味が微妙に違うように、
お誂えの場合は、お客様、呉服屋、職人さん・・それぞれのイメージを
なるべく共通化することが大事でもありますので
染め上がりのお品や、写真や、絵など、ベースになるイメージを何か用意してから
スタートをすることも多いです。
着物姿の写真を見て、あの帯の雰囲気はよいけれど、
柄のモチーフはこう、色合いはこう、地の色はこんな色目・・だったらよいのに、
そんな風に思ったこともありませんか。
色々な写真や切り抜きをストックしておいて
それを眺めながら色々なイメージを自分の頭の中で作って
(それがまた楽しい作業であるのですが)
「こんな感じに」という想いが少しでも出来てきたら
漠然としたイメージでかまいませんので、どうぞお聞かせ下さいませ。
そのイメージや想いを伺って、それを下絵に表して・・
そうして、着物や帯のお誂えがスタートします。
以前にもご紹介を致しましたが、
ホームページを通じてそんなお誂えを楽しんでいただこうと
” クリスマスの帯を染める " という企画を立てたことがあります。
雰囲気やイメージを決める所から、下絵を決め、地色を決め・・
そのように進む様子を、ホームページをご覧の方からの投票で進めてみました。
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実際は、下絵一つでも、最初の草稿から仕上がるまでには色々やりとりがあります。
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お店にあるお品をぱっと選ぶのとはまた違い
お召しになるまではお時間を頂きますが
品創りにご自分も参加されて行く・・
そして自分だけのお気に召す良いお品が染め上がるのをまつワクワク感・・は、
お誂えならでは楽しみでもあります。
ご自分のお好きな色で白生地を染めるお誂えの色無地、
江戸小紋を好きな柄とお色目で染める、
いざというときのお召し物だからこそ、フォーマルな訪問着や付下げのお誂え、
染め上がりのお品をアレンジしたり、下絵から染める、染帯、
ビロードやレースのコート地を、柄と色をお好きな組み合わせで、
染めのお品だけではなく
紬の柄や色あい、綴れの帯、など織りのお品のお誂えも大丈夫です。
訪問着の柄を羽織にしたり、
ご自分の書いた下絵で浴衣や手拭いを染めたり・・
色々なお誂えの楽しみが、呉服屋には沢山あるんです!
誂えのお話をさせて頂くと、お話は盛り上がりながらも
「でも、お値段も倍くらいになっちゃうんでしょ・・」
といったお声も伺います。
一からオーダー、そんな風に思うとお値段も高くなりそうに思うのですが
実際はそんなこともないんです。
そんなお話は、また次の機会にお送りさせて頂きたいと思います。
来月の12月には、玉川屋のお店で
友禅染めの模様師さんに教わりながら、自分で半衿を染めてみる「染色体験教室」、
玉川屋のお願いしている仕立屋さんにプロならではのコツを聞く「半衿の付け方教室」、
などを、予定しております。
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見て楽しく、着て楽しく、知って楽しく・・・
今度はそれに、体験して楽しく! を加えてみませんか。
気持ちの良い季節ではありますが、
急に肌寒くなる日もこれからは増えてまいります。
お体にもご自愛になって、お着物お楽しみ下さいませ。