無地感
'2009-03-11 23:33:19')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今日、明日は、
金曜日からの「春のよそおいの会」の準備をしております。
今回のテーマの一つは「無地感」です。
「無地」ではなく、「無地感」・・・
江戸小紋、暈かし、生地風、地紋と
単にひと色ではない、それぞれの品の表情を
大切にしたお品をお揃え致します。
シンプルな雰囲気に作るほど
生地、風合い、染めや織りの具合、
ていねいな仕事が大事になってまいります。
そのお品の見た目だけではなく
どんな帯を合わせても、しぜんとしっくりと乗り
取り合わせも広くなってまいります。
その、ていねいな仕事を怠ると、
ただ薄っぺらいだけの顔つきに見えてしまう事もあります。
折々の取り合わせやコーディネート、
そんなお着物ならではの楽しみ方が
満喫する事が出来るのも、
上質の「無地感」ならではの着こなしです!
上質とはいっても、大事なのは
単に、上質 イコール お値段 ではないところです。
季節感や、遊び心、取り合わせ、など
お召しになってお楽しみ頂くためには、
基本に忠実に、ていねいな作り方で、
でもシンプルに、お手頃に・・・
そんなスタンスを大切西ながら、お品をお揃えしてまいります。
ホームページやブログでも
お品をご紹介してまいりたいと思っておりますが
生地風や色合いなど、なかなかお伝えしきれない部分もあります。
ぜひ、お店にお遊びにおいでになって
手にとってご覧になってみて、その風合いや雰囲気を実感してみて下さいませ。
(お品をお送りして、手にとってご覧を頂いたり、といった事もさせて頂いております、
お店においでになれないご遠方の方も、どうぞお気軽にお声がけを下さいませ。)
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