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準備万端

こんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お品の展示会やセールなどは、渋谷のお店でする事が多いのですが
年に3回、
春4月と秋の11月の東京の呉服専門店の組合「きもの呉盟会」のご奉仕市、
そして、
この6月の、仲間の呉服店と夏物を愛する東京の老舗7軒にての
「得とく なつもの展」の時には、
お店にあるお品を会場に運んでの開催となります。

  04.jpg

そのために、お店の中で事前の準備をして行くのですが
玉川屋でも今日はこんな感じで、明後日からの「なつもの展」の準備中です。

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選りすぐりのお品を、3日間限りのご奉仕でと今年で11年目、
ご奉仕用の正札も付け終わり、ようやく準備万端、
あす、会場へお品を運び、陳列を致します。

  02.jpg  02.jpg

「そろそろ準備出来ましたか?」「このあいだ見たお品は、お安くなる?」と、
下見にお店においで下さるお客様もあります。

夏のお品揃えには、1年かけて努めてまいりますが
お求めやすくの良い機会、ぜひお役立てを頂ければ幸いです。

おでかけにも便の良い銀座4丁目の交差点の角のホールですので、
ぜひお気軽にお遊びにおいで下さいませ。




   今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから








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栗駒山


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

一昨日の朝、自宅にいる時にゆっくりとしたでも随分と長い揺れを感じて家族に声をかけました。
立ち仕事をしていた家内は気付いていないようだったのですが
テレビを付けてみると地震速報が流れていました。
震度6の大きな地震だったようですが、当初はまだ大きな被害も報道されておりませんでした。

4年前の、新潟地震の時には東京でも随分大きな揺れを感じ
すぐに知り合いの機屋さんや買い継ぎ屋さんに電話をしてみたのですが
まったく通じないような状況でした。

お店にいる間に、色々なニュース等で地震の被害が報道されるようになりましたが
その一つに、「山が丸ごと一つ崩れてしまった・・」という風に
荒砥沢ダム付近での大規模な山崩れの写真や映像も映されておりました。

  01.jpg

所在地で言うと、宮城県栗原市栗駒文字荒砥沢という所になるのですが
宮城県の栗駒山の山麓にあたります。

その付近は、「正藍冷染」という昔のままの素朴な藍の染め方を今でも受け継ぐ
千葉よしのさんのお宅のそばでもあり、地図を見てみると
このダムに続く道の途中でありました。


2年前には、私と父とでその工房を見学に伺った事があり

  02.jpg  03.jpg

深い山の緑に囲まれて、自分の畠で藍や麻を育て、家の前を流れる川の水で生地を洗い・・
そんな景色を思い出しました。

  04.jpg  05.jpg

      06.jpg  07.jpg


工房を見学にお伺いした時の様子は、玉川屋のHPの中でもご紹介させて頂きましたが
    着物つれづれなるままに 2006年6月18日・・・< クリックしてご覧下さい >

被害の伝えられる山間部から10キロに満たない距離でもあり、
私の叔父が、染めのお手伝いに、
数日前から千葉さんのお宅にお伺いをしているはずでもありました。

私の叔父は、若い頃から日本全国の織物の産地を巡っておりまして
そんなご縁でいまだに毎年、藍建てが終わり、染めの工程に入る頃の6月に
千葉さんのお手伝いにお伺いをしております。

上の工房の見学の折りのお話にも書きましたが、
正藍冷染は、熱を加えて藍を発酵させる通常の藍染めとはまた違い
自然の気温の上昇に合わせて、藍を発酵させて染液を作ってまいります。

自然のままに発酵を進めますので、その年その年の藍の具合、気温、湿度・・
そういった諸条件によって藍の具合も替わりますので、
染めを始める日も直前になって決まってまいります。

通常の染めですと、
「○月○日に、●●の工程を」と段取りするのでしょうが、
正藍冷染の場合は藍の発酵の具合によって「そろそろ来週の初めくらいが良いかな」
といった感じで染めを始める日が決まってくるそうです。


そんなことで6月の初めに、
「明後日から栗駒へ向かうけれども、今年も一緒にゆきませんか?」と
叔父からも声をかけてもらったのですが、
いかんせん夏の着物のご用が一番忙しい時期ともあって
残念ながらお断りをした所でした。


叔父の所に連絡を入れると、現地からはちょうど地震の前日に帰ってきたとの事で
千葉さんのお宅も、木桶(こが)の藍水がこぼれたくらいだそうで
お体もお家も工房も大丈夫と聞いて、ホッとした所でもありました。

正藍冷染は、その素朴な染め方から
「こが」と呼ばれる木桶に一杯分ほどの藍の染液で
染められる分の生地だけを染めてまいります。

  08.jpg

     写真の中では、藍で染めたばかりの生地は青では緑に見えますが
     この生地が空気に触れる事によって、ページの上の方にある写真のように
     深い藍へと発色が進むのです。

本来は、自分がちが使うための日常の衣を作る自給自足の為の仕事だった事と思います。
そんな、生業としての染めだからこそ、だんだんに伝える方も少なくなり
今では千葉家一軒のみが受け継ぐ技法となっております。
 (先代の「千葉あやの」さんは昭和30年に人間国宝に指定されており、
  正藍冷染は現在も宮城県の無形文化財に指定されております)

今では、白山や上布など質の良い生地にお染めを致しますため
とても素朴な雰囲気ながら、爽やかな綺麗な色目の藍に染め上がります。

  09.jpg  10.jpg



以前の新潟地震の時に、
やはり小千谷や十日町といった越後の織り物の産地の事を書かせて頂きました。
    着物つれづれなるままに 2005年1月16日・・・< クリックしてご覧下さい >

そのときにも、「こんな所で織物は作られていたんですね・・」と、
お客様からも随分お声をかけられました。



着物の仕事をしていると、単にビジネスとしての仕事ではなく
「生業(なりわい)」と言う事をよく考えます。

辞書で引いてしまうと「生計をたてるための職業」といった表現になってしまうのですが
単に職業やビジネスとしてだけではない、
自分のするべき仕事・・としての「生業」、そんな事を思うのです。

なにかとても漠然とした表現になってしまって
思っております事が、お読み下さる方に伝わっているかが "?" なのではありますが、

お客様にとっての、着物の窓口としての呉服屋からすると
"自分の仕事を、生業や家業や天職として・・" そんな思いを持って携わる人が
作り手さんから仕立屋さんや染み抜きの職人さんまで、
しっかりと一緒に手を取り合って行く事がとても大事な事なのであります。


小千谷の麻のお品も、数年前の地震の頃からずいぶんと状況が変わりつつあります。

実際に、一時代前には当然のように沢山あった
よい職人さんやお品が少なくなりつつあるのも現実はありますが、
自分の仕事を「生業」として努力している、
若い同じ世代の方も周りには増えてきています。

そんな事を思うのが、こんな機会である事は残念な事ではありますが
それぞれの職に携わる人の思いを、しっかりと皆様にお伝えをして行く事の大切さを
あらためて感じる所でもあります。



   今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから





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更衣


こんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

東京は例年より早く今月早々に梅雨入りをしてから
雨続きの6月となってしまいました。

きのう中国地方が梅雨入り、北九州も10日の梅雨入りだそうで
こちらは平年より少々遅めとのことで、
関東が九州や四国より梅雨入りが早いのは十数年ぶりだそうです。

桜の開花や、梅雨入りなど
西から順々に、東へ、北へと追ってゆくものと思っておりましたが
やっぱり昔と時候が変わってきてしまっているのかなとも思います。

梅雨入りも、以前のような「梅雨入り宣言」があるわけではなく
「梅雨入りしたとみられる」といった発表の仕方です。
気象庁のホームページを見ても「関東の梅雨入りは●●日ごろ」の表示で
「後日検討の結果、変更となる場合もあります」なんて注まで付いています。

「今日から梅雨です!」と、はっきり言ってもらった方が
気分も変わるような気もするのですが・・


お客様とや、呉服屋同士で話していても
「衣替え」のタイミングについての話題がこの時期はよく出ます。

学校の制服のように「今日から夏服」と決めごとがあった方が
気分的なメリハリは付くのかもしれませんが
普段に着るものの時には、どうでしょうか。

衣替えは、もともとは宮中の「更衣」という行事が起源のようです。
季節の変わり目それぞれにあったのですが、今頃の自分については
旧暦の四月一日には、「綿貫」といい、綿の入ったた衣から綿を抜き
五月五日には帷子(夏の単衣)に替えたそうです。

  (俳句の季語ですと、いまでも「衣替」ではなく「更衣」を使う
   とも伺った事があります)

旧暦から新暦への換算は、大ざっぱに言えば一月後にずらすと思うと
綿を抜く、今の感覚で言えば裏をはずして単衣の着物に、が5月の初め、
夏の素材の着物に替えるのが、6月の初め・・・・そんな感じでしょうか。

6月1日の衣替えは、明治時代に政府が制定した事が今に続いているようで
ちょうど、西洋文化が広まって洋装が増えたきた時代で、
「じゃあ、洋服はいつ衣替えをするの」という事だったのでしょう。


ついつい、話があっちこっち飛んでしまいましたが、

 実際の陽気やご自分の感覚に合わせて、
    暑い時には涼しいお召し物を、肌寒い時には暖かい着物を・・
    
  そんな着方が、まずは楽しく・・・という所にいつも落ち着きます。


日差しが強くなったら、早めに単衣の着物を着て
その後でも、肌寒い雨の降る日があれば袷に戻して・・・それもOKかと思います。


もちろんご自分なりの思いも皆様お有りでしょうし、
自分のために気軽に楽しむ普段のお着物と、
 お祝いやあらたまった席など、主催や席主の方の想いを酌んでお召しになるべき
礼装のお着物では
上に書いた事もまた変わってくる事と思います。


決まり事にしばられてお召しになるのではなく、
ご自分の思いや気分を装いにあらわす事が出来る・・・

そんな風に思って、お召し頂けると
洋服とは違う、着物ならではの楽しみ方がきっと見つかってくるはずです。

 



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夏物も、もう今月も中頃となればお召しにもよろしいかと思います。

来週末の、6月19日(木)・20日(金)・21日(土) には
銀座4丁目交差点の日産ショールームの8階で
仲間の呉服店と7軒で、夏の着物や帯のご奉仕展を開きます。


お洒落着から礼装のお品、各伝統産地の着物や帯、重要無形文化財や夏の小物まで、
各店の選りすぐりの品を持ち寄りまして、涼しげな薄物を沢山にお揃え致します。

何より夏物にこだわりを持つ老舗7軒ですので
ご覧になるだけでも、夏の着物の楽しさを
きっと感じていただけることと思います。

 (もちろんシーズン直前と言うこともあり、「2割以上のお値引き」と、
  3日間限りの大変お値打ちにて、お品もお求めやすくお揃えさせて頂きます)


十年目の節目を越え、気持ちも新たに「はじめの一歩」からの今回は、
例年にもましての品揃えをこころがけ、特別のご奉仕品もご用意致しました。

  ホームページで、 < 詳しいご案内 > をしておりますのでご覧になって下さいませ。

  2008.06.12.jpg

  木曜日と金曜日は、お仕事のお帰りにでもおいで頂きやすいようにと
  午後8時まで会場も開いております。

  便のよい、銀座の会場ですので、
  初夏の街を楽しみがてら是非お遊びにおいでになって下さいませ。
    (雨でも、地下鉄の出口から歩道を渡ればすぐに入り口です)



ご案内状は、特に必要でありませんので
どうぞ、お気軽にお遊びにお出かけください。   
   (受付にて、「玉川屋よりのご案内」とお伝えくださいませ)

   期間中は渋谷のお店はお休みを頂いておりますが
   浴衣や薄物を楽しみに、渋谷へも是非またお遊びにお寄り下さい。




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シーズンの終わった袷のお着物の
お手入れなどは大丈夫ですか。

季節の変わり目に、きれいにしてしまっておくと
次にお召しの時には、それが何よりご安心なことと思います。

沢山活躍してくれた袷の着物、
今一度ご覧になってあげてからおしまい下さいませ。

陽気の変わり目です、お体にも皆様十分ご自愛くださいませ。



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嬉しいお言葉


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

自分の思いのこもったお品をご用意して、それをお客様にお好み頂いて・・

今すぐに必要だったり、お役に立つ時がなかったりしても
お求め下さったお客様に本当にお気に召して頂けているお品ならば
ずっと永く大事に、色々な機会に気持ちを豊かにしてくれる、

そんなお着物ならではの楽しみの、お手伝いが出来ますのが
私ども呉服屋の仕事の楽しみでもあります。

そんな私どもにとりまして、
とても励みになる、とても嬉しいお言葉を
お客様からメールで頂戴しました。


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もう何年も前になりますが、そちらでかわいらしい金魚の夏帯を買いました。
乳飲み子を抱えて3人の子育てにばたばたしている中では、
なかなか着る機会もなく、タンスの中に眠っているのを思い返しては
いつかは…と思っておりました。
今日、主人の友人の結婚披露2次会のパーティーで、やっと日の目を見ました。
思いのほか締めやすく、重さ・固さもほどよくて、
気持ち良く過ごすことができました。
夏帯にはまだ早かったかもしれませんが、梅雨目前の雨がちな中、
少しでも爽やかに(気持ちも)着物のおしゃれを楽しみたい、と考え、
思いきって出してみた次第です。
子連れは何かと汚す生活なので、お気に入りを汚したらどうしようか…とも思い
ましたが、
やはり好きな着物を着ると背筋ものび、顔もほころび、華やいだ気持ちになれて
よかったです。
遅れ馳せながらですが、素敵な帯をありがとうございました。

なかなかお店に寄ることもできませんが、
いつも貴店のHPを眺めるのを楽しみにしています。
どうぞこれからも素敵な着物をたくさん紹介して下さい。


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一つ一つのご縁を大切にしながら
また、いろいろなお喜びのお手伝いをしてゆく事が
出来ればと思います。

季節折々の趣き、初夏の涼感を楽しみがてら
お茶でも飲みにお遊びに、おいで下さいませ。


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今年の浴衣揃いました!

おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

8週連続で週末が雨・・・そんな東京のお天気で、
爽やかな日差しをあまり見ないうちに梅雨入りをしてしまいました。

いましばらくは雨も続きそうですが
気が付けば、暑さ厳しい夏の訪れを迎えます。

玉川屋の店頭には、
「今年の浴衣、揃いました!」なんて看板をだして
今週より浴衣が並び始めました。

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冷やし中華の幟(のぼり)みたいな文句ではありますが、
「あ、そういえば、そんな時期・・」と思って足を運んで下さる方も多いです。

昔ながらの、白地に紺、紺地に白の涼感ある浴衣、

  01.jpg

綺麗な色合いの華やかな浴衣、綿紬や綿麻のこだわりのある生地のシックな浴衣、

     02.jpg   03.jpg

綿絽や紅梅の着物のような雰囲気でお召し頂けるお品、

  04.jpg

大人の方の同じ生地や染めの、お子さん向きの可愛らしい柄行の浴衣・・・

色々な、お品がお揃えしてあります。

色や柄ももちろんありますが、
お浴衣の大事なお勧めのポイントは
しっかりした生地と、ご自分にあった寸法でのお仕立ててです。


着物の寸法はアバウトでも大丈夫・・・なものでもありますが
やはりご自分に合ったご寸法でお仕立すると、着姿がとても綺麗に映ります。

特に浴衣は、糊気のある綿の張りのある生地ですので
大きめのご寸法ですと胸元の着付けがどうしても落ち着かなくなります。

仕立て上がりのお浴衣は、小さめよりは大きめに、といったご寸法が多くなりますので
自分にあった寸法で仕立てたら、
着付けもとても楽になった上に、着姿もとても綺麗に着られるようになった・・・
とは、お仕立をお承りしたお客様からもよくお伺いを致します。

ご自分の気に入った色や柄で、きやすいご寸法で、そして生地がしっかりとしてれば
洗いながら、糊をかけながら
長い間お召しになれることと思います。

「呉服屋さんの浴衣って高いんでしょ」とも、
おいで下さったお客様にはよく聞かれます。

でも、お仕立が1万3千円ほど、お浴衣の反物も1万2千円程からですので
思っているよりお手軽にご自分にぴったりのお浴衣が
お揃えいただけることと思います。

お召しの時期はもう少し先、
ちょうど今がお支度のための時期でもありますので
どうぞぜひ一度、お茶でも飲みに遊びがてら、呉服屋さんの浴衣を眺めにおいで下さいませ。

もちろん、涼感豊かな夏のお着物や帯も沢山お揃えしております。
ご一緒に、お楽しみ下さいませ。



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