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玉川屋 着物つれづれなるままに
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星座

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

   01.jpg

夜空にをふと見上げたときに
中空に広がる、星座の染帯。

以前には深い黒地でお染めしましたが
今年は違う雰囲気でのお染めを・・と思いました。

   03.jpg

染め屋さんより手紙で送られてきた星座のモチーフを
アレンジしたり並べ替えたり、色遣いを考えながら

この夏は、少し明るめの紺を夜空にイメージして

   05.jpg

星座の帯が染め上がりました。

   04.jpg


すっきりとした立て絽の生地が
自分の中でのこの帯のイメージです。

前帯の柄には、左右でちょっと違うアレンジで。
帯締めに添える色目や、ワンポイントの帯留めなどが
また良いアクセントになる事と思います。

   06.jpg





   ■染帯を始め、色々な夏の趣きを「玉川屋 なつものギャラリー」にてもご紹介しております
      title.jpg・・・<クリック>


   ■そんな夏物をお揃えして、今週末の13日(金)・14日(土)には、初夏の銀座にて、
    今年で18年目を迎えます「得とく なつもの展」を開かせて頂きます。
      01.jpg・・・<クリック>

    いつもの年より広くなりました会場には【なつもの】【単衣】【袷】
     季節折々のお品をご奉仕しております。 是非お気軽にお遊びにおいで下さいませ。













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着遊会


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

来週末は、今年で18年目を迎えます
着遊会「得とく なつもの展」を
初夏の銀座にて、開かせて頂きます。

着遊会は、20余年ほど前に
当初は若手の呉服店の跡継ぎの勉強会として発足いたしました。

スタートしてから、5年ほどして
日本の着物の中でも、もっとも季節感の豊かな
夏の着物や帯を沢山にお揃えして
皆様にお目にかける機会をお作りしたい・・・

メンバーのそんな思いより、初夏の銀座を会場にして
シーズン直前の時期だからこその、お安いご奉仕値にての
「得とく なつもの展」を開かせて頂いております。

20余年を経て、当時は若手だったメンバーも
すっかりと店を背負う立場となり、
また、昨年まで使っておりました
銀座4丁目交差点角の日産ショールームの入っていたビルは
再開発の一環としての建て直しが決まり

今年は、東銀座の歌舞伎座裏のホールの
新しい会場にての開催となります。


   01.jpg

玉川屋でも、出品するお品を選品しての準備中です。

今年は会場も、昨年までより広いスペースですので
メインの「なつもの」に加えて、 
 「単衣展」や、各店厳選100点を揃えての「秋冬物500選」を
併せて併催させて頂きます。

梅雨入りはしましたが
地下鉄東銀座駅の歌舞伎座出口より数分の
雨が降っても安心な会場ですので
どうぞお気軽に、皆様のお出かけをお待ち申し上げております。

    ご案内もこちらからどうぞ・・・・・01.jpg<クリック>












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猛暑日



皆様いつも有り難うございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。


6月としては記録的な暑さ・・そんな日が数日続き
35度を超える猛暑日も、各地で観測されました。

子供の頃には、30度を超える日があると
「今日は厳しい暑さ」との思いがありましたが
最近では、30度後半の気温も珍しくなく、なってまいりました。



日最高気温が35度以上の日は「猛暑日」と呼ばれます。

高気温の日は、それまでは天気予報などでは
酷暑日(こくしょび)と表現される事も多かったようですが
2007年の4月1日に行われた予報用語の改正によって
日最高気温が35度以上の日が「猛暑日」として
正式に定義された言葉となりました。


それだけ、30度代後半の気温が観測されることが
近年になって多くなってきたという事と思います。

  「猛暑日」は、
   定義された年の流行語大賞でトップ10に入っており
   ちなみに、その年の流行語大賞は、
     「ハニカミ王子」「どげんかせんといかん」
   トップ10には
    「(消えた)年金」「そんなの関係ねぇ」「鈍感力」「食品偽装」
    「ネットカフェ難民」「どんだけぇ~」「大食い」
   といった言葉が入ってました。



「猛暑日」の手前では、
日最高気温が25度以上の日が「夏日」、30度以上の日は「真夏日」と呼ばれます。

10年ほどを通しての気象庁のデータを見ると、
日最低気温が0度未満の「冬日」が減って、
「熱帯夜」や「猛暑日」「真夏日」は
特に都市部では、長期的な増加の傾向が強いようで
ヒートアイランド現象などとも呼ばれています。



着物の本来の暦でゆくと、今週からは単衣の着物・・となりますが
暑さも増してまいりました、5月の半ばよりは
ご普段のお出かけには単衣をお召しの方が多くなってまいりました。

日本の着物では季節が変わってきた時に
洋服のように大きくデザインが変わる訳ではありませんので
仕立て方や素材感を変えることで、涼感を表すことになります。


裏地が無い着物をはおった時の、ひとえの軽さの実感・・
  下の襦袢の白が透ける、絽や紗の涼感・・
朝顔、金魚、花火などの時期の柄から感じる、豊かな季節感・・・
  風が通るような、ヒンヤリとした麻の素材感と着心地・・・  などなど


"シルエットとしてのデザインの変化がない" という制約があるからこそ
そのなかで、"いかに涼しく着るか" "いかに涼感をもって見せるか" 
そんな智恵やこだわりが
夏物や単衣には込められているような気がします。




着ているご本人は勿論のこと、ご覧になる周りの方の気持ちも涼やかになる・・・
これからのお出かけには、そんな装いがお楽しみ頂ければと思います。



もちろん、TPOに合わせて本来の暦を大事にしながら、というのが基本ではありますが

ご自分の楽しみでお召しになる、気軽なお出かけやお集まりには
単衣や夏の着物も、暑さの陽気に合わせて本来の暦より広くお召しを
5月10月は単衣で、6月に入って暑さ厳しい日には早めの薄物も・・というのが
自分で着ていても実感でもあります。


夏の時期には、季節を楽しむ "こだわり" や "工夫" が
お一人お一人にある事と思います。
玉川屋の店のカウンターでも
初めてご一緒になるお客様同士がそんな話で盛り上がって・・というのも
この時期ならではの楽しさであります。




「夏の着物にはちょっと手を通しにくく」
お召しでない方からは、そういうお声も沢山頂きます。

それでも、一度お召しになってみると
急に、夏物のファンになってしまう方が、また沢山あるのも実感です。

見ている以上に、着てみてこそ分かる "夏物の楽しさ" というのが
有るからこそと思います。


気軽に着たい・・ 浴衣の代わりに・・ お茶席に・・ 夏の結婚式に・・
  季節感でいっぱいの柄が締めたい・・ 人と違うお洒落がしたい・・・

その方、その方に、
お召しになりたい理由やこだわりがあるはずです。

この夏は、そんな一歩を是非お進み下さい!
きっと、新しい楽しみが見つかるはずです。

そんな新しい発見のお手伝いを
夏の着物が大好きな玉川屋がさせて頂ければ
嬉しい限りです。





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6月13日(金)・14日(土)の2日間
東銀座・歌舞伎座裏のホールにて

今回で18年目を迎える
 着遊会「得とく なつもの展」を、開かせて頂きます。


夏の着物にこだわりを持つ、東京の老舗5軒が集いまして
涼やかな夏の着物を2割引からのご奉仕となります!


例年、銀座4丁目交差点のギャラリーにて開いておりましたが
今年は、「歌舞伎座」裏手の「井手口ビル ホール」に
会場を移しての開催となります。

  (地下鉄「東銀座駅」 3番出口・歌舞伎座口よりは
     歩いて3分ほどのホールです)



新しい会場は、例年よりも広いスペースですので、

 【夏物】のご奉仕にくわえて
  昨年ご好評の【単衣】をいっそう充実の品揃え
  また、秋冬の【袷】の着物や帯も、各店100点の選りすぐり500選を

この時期ならではの、ご奉仕値にてのサマーバーゲンとなります。



夏の小物も2割以上のお値引き、
  涼しい着心地の限定品「夏襦袢」もご奉仕となります。

  ■詳しいご案内は、玉川屋ホームページの「展示会のご案内」よりご覧下さい
     01.jpg・・・クリック


     13日(金)は、午後8時までの営業です。
      お仕事帰りにも、どうぞお気軽にお立ち寄り下さい!


  ■玉川屋の「夏物ギャラリー」に掲載のお品も、多数出品致します。

     title.jpg・・・クリック

      お気に召すお品がございましたら、ぜひ会場でご覧になって下さいませ!


初夏の銀座をお楽しみがてら、
 皆様のお出かけを是非とも、お待ち申し上げております。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


素材感、季節感、透け感、涼感・・・色々な趣きが凝縮された薄物は
"夏のバージョンの着物" というよりも
他のシーズンの着物とはまったく違う種類のお召し物・・・
そう思ってお召し下さると、夏物の楽しさもいっそうと思います。

これからの季節のお出かけは、お着物姿でどうぞお楽しみ下さいませ。


   ■袷のお着物も、一段落の時期となりました。
     お手入れやお直しも、この時期に
       どうぞお気軽にご相談下さいませ。




向暑の折、どうぞ皆様十分にご自愛の上
お過ごし下さいませ。










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無双の着物

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

「無双の着物」

無双という言葉を辞書で引くと

   1 二つとないこと。並ぶものがないほどすぐれていること。無二。ぶそう。
   2 衣服の表と裏を同一の布地で仕立てること。また、そのもの。夢想。
   3 相撲で、相手の差し手を抱え込み、手を相手の内股または外股に当てて
     反対側からひねり倒す技。

といった説明が出てまいります。


自分としては、二枚の布を重ねて仕立てること・・・
そんな意味合いで「無双」の言葉を使っております。

冬の襦袢の袖をご覧頂くと
2枚生地を重ねて袖を仕立ててある事と思いますが
無双の袖、と言い表します。


ブログの先頭に戻り「無双の着物」
二枚の生地を、一枚の布のように仕立てる着物・・

紗の生地を2枚かさねたり、絽の生地の上に紗の生地を重ねたり・・
お品によって、生地の組み合わせも様々です。

下の生地に模様や柄を染め
その上に、色を染めた透け感のある紗の生地を
重ねてやることによって、下の模様が淡く映る
独特の趣きが表されてまいります。

上に重なる生地がフィルターの役目を果たし
淡い映りを感じられる分、
下に染める柄の色合いは、その重なりを意識した色合いにて
染めなければなりません。

その組み合わせが、上手く整いました時には
淡い生地の色合いと、モアレのように浮き上がる二枚の生地の重なりが
何とも言えない、日本の着物ならではの季節の趣きを
感じさせてくれます。


   01.jpg

紗の生地に染めた、流れる柳の柄行きです。
無双の着物の下地として、お使いするつもりでお染めしてあります。

   02.jpg

アップでご覧を頂くと、
実際の彩色はかなり強めな色遣いである事が
お分かり頂ける事と思います。

この上に一枚、無地に染めた紗の生地を重ねて
透けて映った時にこそ、綺麗な柄として見えるようにするため
その色挿しには、
通常の友禅の彩色とは、また違う感覚が必要となってまいります。


   03.jpg

品の良いブルー系の無地を重ねてみました。
全体の色の映り具合の趣きを、感じて頂ける事と思います。

ただお召しになるだけで、淡く映る情景を装える・・・
趣き豊かなお着物姿は、無双ならではのお楽しみです。


   04.jpg    05.jpg

アップでご覧を頂くと、友禅の色映りだけではなく
モアレのように重なる、無地場の映りも
よくお分かり頂ける事と思います。

今回は、【紗の生地】+【紗の生地】の組み合わせですが
  【絽の生地】+【紗の生地】の組み合わせですと
またその雰囲気は、随分と変わってまいります。


   06.jpg

濃い鉄紺の深い地色の紗を重ねてみると
こんな感じとなります。

上の生地が濃い分、透け感はよりはっきりと映って
夏の濃地の涼やかさが、より感じて頂ける事と思います。

   07.jpg

柄の部分のアップの写真、最初の落ち着いたブルー系の上色の組み合わせとは
着物となった時の雰囲気が、大きく違いますのが分かります。

   08.jpg

模様の挿し色が、色が重なる事でどの様に変わるのか・・・



   09.jpg

グリーンの系統だと、こんな雰囲気に。


   10.jpg

明るい色目の、淡い山吹色の紗の生地を重ねると
ずっと軽快な雰囲気となり、柳の葉のグリーンがとても引き立ってまいります。

   11.jpg

上の生地が淡い色目となると、
下の生地の友禅の挿し色の、色遣いは鮮やかに映ってまいります。



当初より、「この雰囲気の着物に・・・」と
色の組み合わせを決めて、染めを始める時もありますし、

染め上がった下の生地に、色々な色の紗の生地を上に重ねながら
組み合わせを考えてまいります場合もあります。


今回の着物が、どんな色合いで染め上がりましたかは
どうぞ次回以降のお楽しみにしていて下さいませ。
趣きたっぷりのお品に、お染め上がってまいりました!



「無双の着物」は、
昨今では、単衣の着物の代わりとしてお召し頂く事が多くなりましたが、

"夏前の単衣の時期だけにお召しになる"
"袷の末から、単衣の始め" 5月の末から6月の初めの2週間ほど・・
お召しになる環境や、時代によっても
色々なお召し方の、慣習もあったようです。


あえて重ねて、色や柄を映して見せる。
日本ならではの、季節感や美意識がとても凝縮された
お召し物である事と思います。











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コート リメイク


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

夏の頃は、お直しやリメイクの多い時期・・・
といった話を数日前に書かせて頂きましたが
今日は、コートの染め直しの話しを。

   00.jpg

お若い頃に作られた道行きコート、
当時は朱色やエンジ色など、派手目な赤系のお色目の
無地や暈かしといった生地のコートを
お持ちのことも多い事と思います。

今となると、ちょっと着にくいかな・・
今回はそんなコートのリメイクを致しました。


仕立て上がりのコートを解いて、反物の状態に戻してから
染め上がっているお色を一度抜いてしまい、白生地の状態に戻してやります。

生地が傷むことをご心配される方もありますが
元の生地がしっかりしていれば
それほど地風の変化を感じることもありませんし、
一度色を抜くことで
まったく違う系統の色に染め変えることも可能となります。


今回は、少し明るめの紺地に。

   02.jpg

生地本来の地紋が
深い色目に綺麗に浮き上がってくるようになりました。


無地調ではとてもシンプルなので
お召しになった時の立て襟の裾に
ワンポイントの刺繍をお足しすることに致しました。

縁起の良い、小槌の刺繍を。

   03.jpg


当初は膝上の丈のコートでしたが
コート裏を長尺のものに替えて
縦衿の縫い込みもたっぷりありましたので
お膝がしっかりと隠れる位の長めの丈にお直しを。

今年の秋に向けて、お楽しみなことと思います。











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