こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
昨日はこのページで、来週末の
きもの呉盟会「秋の名物奉仕市」のご案内を
書かせて頂きましたが、
11月、12月・・そして年末まで
今年の最後の最後まで、
玉川屋では色々なお品を揃えてまいります。
ご奉仕市の後の11月の末には、
一昨年にもお楽しみを頂きました「猫展」を、
今年も開かせて頂きます。
今年のタイトルは「猫!展 プラス」、
猫の大好きな女性の染織作家の本多早苗さん、
今秋もさらにに可愛らしい猫たちが
玉川屋に遊びに集まってきます。
一珍染め、という
小麦粉を糸目や伏せ糊に使った染めの技法で
染められた帯や着物は
かちっとした糊糸目の古典調の友禅とはまた違って、
しぜんとひび割れる一珍糊ならではの
微妙に色が重なり合う、何とも言えない柔らかな雰囲気の
楽しいお品になって染め上がりまいります。
着物や帯だけではなく、
ちょっとした小物でも遊び心いっぱいのお楽しみを・・と
今日は猫展に合わせての、ガラスの帯留めが届きました。
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モチーフに合わせて型取った銀の箔を
ガラスの中にとじた、帯留めです。
紐を通す金具が付いているのではないので
帯留めが帯から浮くことなく、ぴったりと添って
すっきりとした、ワンポイントのお洒落やお遊びが楽しんで頂けます。
猫っぽさ、たっぷりの遊び心いっぱいの写真のお品をはじめ
ガラスや七宝など小物もお揃えいたします。
猫のお好きな方も、そうでない方も、
どうぞお遊びになってみて下さいませ。
まずはご覧になってみて、着物ならではの遊び心について
ご一緒にお話しいたしましょう。
今回は、「猫」がモチーフではありますが
お好みに合わせて、下絵や色出しから始めて
着物や帯をお作り頂く事ができるのが
お着物ならではの楽しみでもあります。
柔ら中な雰囲気の一珍染め、キリッとした糸目の友禅染め、
お好みに合わせてのリクエストも、
どうぞ何でもお気軽にお寄せ下さいませ。
ご一緒に楽しみましょう!
今回は、柔らかく染め上がる一珍染めならの染め上がりを考えて
いつもの古典調のお品とは違う、"お店屋さん" なんていうテーマでも
帯を染めてもらっています。
"本屋さん" "花屋さん" "ケーキ屋さん"
一枚の絵を、お背中にのせるような・・・
そんないつもの着物姿らしくないお遊びも、ご一緒に楽しんでみて下さい。
猫展に合わせてのブログも、9月にかかせて頂きました。
ご一緒にご覧になって下さいませ。
http://tamagawaya.weblike.jp/blog/?eid=222・・・クリック
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