襦袢の色合わせ
'2012-11-25 23:14:45')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
小紋や紬のお洒落着の着物には
帯合わせや、帯締めや帯留めでのコーディネイトも
楽しみではありますが、
袖口や振りから覗く、長襦袢の色目も
着物姿の良いアクセントとなります。
小物の色合いと揃えてみたり
あえて、色遣いのアクセントを襦袢で楽しんでみたり・・
染め上がったお襦袢地の反物をお勧めする事ありますし
【お手持ちの長襦袢のお染め替え】も
よくお勧めをさせて頂きます。
「こんな色合いの襦袢を合わせてみたい・・」
お好みやリクエストにピタッと合う色目の襦袢は
染め上がりのお品には、なかなか見つからなかったり、
「黄ばんできてしまった襦袢は、どうしたらよいの・・」
そんな、お手持ちの長襦袢のリメイクとしても、
仕立て上がった長襦袢を一度ほどいて、お手入れをしてから
お好きなお色目に染めて、仕立て直します。
新しいお品は勿論楽しみな事乍ら
ご自分のお好みで選んで新しくお作りになった
着物や帯を、よりいっそう素敵に着こなすために
お手持ちのお襦袢のリメイクを、お考えになって見て下さい。
色見本を眺めながら
お着物との取り合わせを考えてみたり・・・
一つのお品を長く大事にお召しになれる
日本の和服ならではの楽しみ方の一つです。
お召しにはなっていない
礼装の用の白襦袢や、淡い色目の長襦袢、
箪笥の中にもお有りではないでしょうか。
黄ばんできていたり、汚れが気になる物でも
少し濃いめの色で染めたり、
仕立て直す事によって
汚れたり、弱っている部分を見えないところに回したり、と
色々な工夫も出来ます。
私共のでお求めのお品でなくとも
どうぞお持ちになって、お気軽にご相談下さいませ。
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