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夏のお休み


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

明日はからは、いよいよ夏真っ盛りの8月になります。
暑いと大変だね、とは言いながらも
カッと暑い陽射しがあってこその、夏の季節です。


玉川屋では、8月の9日(日)より16日(日)まで
夏のお休みを頂戴致します。


お休みが明けると、お店の中の夏のお品を、
秋から冬へのお品へと入れ替えてまいります。


季節の移りに合わせて、趣の変わる玉川屋を
どうぞまた楽しみにしていて下さいませ。




  月が替わって9月にはいると、
  9月11日(金)より16日(水)まで
  「秋のよそおいの会」を、お店で開きます。

   お召しになって、楽しむ着物・・色々なご提案をしてまいりたいと思います。
   近くなりましたら、ホームページでもご案内をさせて頂きます
   こちらもどうぞ楽しみにしていて下さいませ。








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工房の見学の話のつづきを

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

先日の、染め工房へ伺った時の話の続きを・・

染めの工程や、技法的な話は
実質的な知識として、もちろんとても参考になりますが、
ちょっとそれた話などが、けっこう楽しみだったりも致します。

江戸小紋の型紙は、美濃和紙を3枚重ねると言います、
和紙には繊維の目があるので、
それを揃えて重ねてしまうと強度が落ちてくるので
縦、横、縦と、繊維の目を変える事で、一枚の型紙にした時に
永く使える強度が保てるそうです。

細い縞を彫る時には、更に一枚多く
4枚の美濃和紙を重ねた型紙を使うそうです。


型紙を見ても、同じ縞でもそれぞれに違う、縞の細かさが
お分かり頂ける事と思います。

   03.jpg

上の型紙は、人間国宝に指定された故・児玉博氏の型紙だそうです。
(写真のように、印の捺された型紙でなくとも、型紙を見て
 ご自分の彫った型紙かどうかが、すぐにお分りになったそうです)


縞の型紙には型紙を補強するために、横にブリッジのように糸を渡す
糸入れという工程があります。

彫り上がった型紙の、重ね合わせた和紙をはがし
絹糸を縞に対し横に渡して、再度型紙がぴったり合うように貼り合わせ直します。
上の写真の型紙に、横向きに細い線が入っているのが見えますでしょうか。

   02.jpg   01.jpg

糸入れをしていない型紙は、上の写真のような状態です。
これを剥がして、再度貼り合わせる・・
説明を聞いていても、実際の型紙を見てみると、想像しがたい作業であります。
(この糸入れの技術においては、城ノ口みゑさんが昭和30年に人間国宝に認定されております)


   04.jpg   05.jpg

上の写真は、
左が錐彫りの、右が道具彫りのための、道具です。

左の錐彫りの錐は、尖った先端ではなく、半円形になっているのがお分かり頂けますか。
この錐を、数枚重ねた型紙に垂直に当てて回転させながら粒を抜いてゆきます。
錐彫りの、細かい型紙は、突っついて穴を変えているのではなく
一粒、一粒をくり抜いているのです。

道具彫りは、菱形や花弁の形などをかたどった小刀で
一つ一つの文様をかたどってまいります。
複数の刃型を合わせて、模様をかたどる事もあります。


染め、織り、一つのお品が出来るまでは、沢山の手を通って出来上がってまいります。
お品に直接携わる手業だけではなく、そのための道具一つ一つにも
伝統や精緻な仕事が受け継がれてもいるのです。








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越後へ行ってまいります


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

夏物シーズン真っ盛り!
お店の中も、涼感たっぷりのお品が並びますし、
おいで下さるお客様も薄物や浴衣姿の、夏らしいおなりです。

そうは言いながらも、
お店の中にはこの秋からに向けてのお品も揃い初めてまいりました。

お召しになるお客様にとりましても、
季節に一歩早く・・が、お着物のお支度でもありますが、
呉服屋のお品揃えは、更にそれよりも何歩か早く・・・となります。


そんな玉川屋のお品揃え、
来週の初めには、来年の夏の着物のために越後の機屋さんをまわってまいります。

夏塩沢、明石縮み、小千谷縮み、越後上布、粋紗・・・
涼感ある、さらりとした風合いの夏の織りの着物、
こんかいは、麻のお着物を中心にまわってきたく思っております。

この春から今日まで、
お店においで下さった皆様からお伺いした色々なご意見やリクエスト、
それに自分達の想いを加えて、作り手さんと色々なお話をできる貴重な機会です。

来年はこんなお品を、こんな着方を・・
ご自分なりの思いがございましたら、是非お聞かせ下さいませ。
お召しになる方と、丁寧に品を作る方との橋渡し
それも私ども呉服屋の、大切な仕事であります。









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染め工房の見学


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

呉服屋の仲間と、
江戸の染め、「更紗」と「江戸小紋」の染め工房の見学に行ってまいりました。

染めの工房も何度も見学に足を運んではおりますが
不思議な事に、伺うたびに新しい発見や気づきがあるのも
面白いところです。

知っている事が一つ増えると、次にはもう少し奥深いところに
目が向いてゆく・・・
単に、知識が増えてゆく、という事だけではなく
自分なりの、その品に対する思いが深くなってみたり
いままでとは違う、こんな感じのお品が作れないかな、
といった色々な広がりが、しぜんと頭の中に浮かんでまいります。


今回は江戸小紋の色々な型紙を拝見してまいりました。

鮫や角通し、細かくなればなるほど
型を彫るのも、生地に糊を置くのも難しさが出てまいります。
型彫り、染め付けそれぞれの技術の腕くらべのようなところもあるでしょう。

一見するとほとんど無地に見える精緻な柄も
淡く浮き上がる何とも言えない濃淡の色映りには
他のお品にはない趣を感じる事が出来ます。


その一方で、最近は
無地感ではなく、柄行を楽しめるそんな柄行の江戸小紋を
お勧めする事が多くなってまいりました。

柄がある事で、
染めたお色の濃淡や強弱がいっそう浮き上がってまいりますので
お召しになった着物姿には、より色々な表情が楽しんでいただくことが出来ます。

   01.jpg

  (生地に糊を置いた状態ですので、実際にしごき染めで地色を乗せると
   写真の生地の、白い部分には地色が染まり、
   糊の置かれているグレーの部分が白い粒となって、染め上がります)


礼装用としてではなく、お洒落着としての江戸小紋・・
ちょっと見方を変えてみると、また楽しみ方が深くなってきます。

はっきりとした模様ものだけではなく、行儀と丸通しを組み合わせたこうした柄行も
実際に染め上がってみると、洒落たお品になってまいります。

   02.jpg


どんな柄で?  どんな色で?
一反ずつご自分のお好みで染め上がりを楽しむ事の出来るのも
こうした、昔から続く丁寧な染めのお品ならではの、楽しみでもあります。

八掛にも、更紗や江戸小紋の柄を面に合わせて入れてみたり、
いわれのある柄の江戸小紋のモチーフに合わせて、八掛にワンポイントの模様を友禅で入れてみたり、
 (上の写真のような笹の柄の江戸小紋に、
   雀のワンポイントを八掛に・・なんていうのも面白いです)
色々な楽しみ方を、ご一緒に見つけませんか!









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浴衣でサッカー観戦


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

毎年夏に、浴衣を着てサッカー観戦をするイベントがあります。
JリーグのFC東京主催の、東京・調布の味の素スタジアムでの試合に
「浴衣デー」という日があり、
ユニフォームを着て盛り上がるサポーター席は別ですが
正面スタジアムの席に浴衣姿用の席に浴衣姿で観戦にまいります。

浴衣姿だと福引きの抽選があったり、ハーフタイムに花火が上がったり
その年ごとに、色々なイベントが併催されます。

今年は、仕事が入ってしまったので
家内と娘達が友達と一緒に十数人で観戦に行きました。

   01.jpg

真夏の暑さの東京でしたので、大人は
暑い中、きれいにライトに移るグリーンのピッチでの試合を見ながら
冷たいビールを飲むだけでも楽しいのですが、
娘達も、浴衣姿で友達と集まる・・そんな事も楽しみだったようです。

ちょうど、隅田川の花火大会と同じ日で
渋谷の駅も夕方には、浴衣姿の人たちでいっぱいでした。
同じイベントでも、浴衣姿で集まるといつもと違う気分が楽しめます。

娘達には、今年初めて自分で選んだ浴衣を仕立ててあげました。
思いのあるものを着るのは、子供にとっても楽しみがいっそう大きくなるようです、
毎年大事にその浴衣を着て、また新しい機会に一つ、一つ自分の好きなお品を揃えてゆく。

どこに、誰と着ていって、あんな事があって・・・
そんな夏の思い出と共に、一緒に大切にしてもらえればと思います。

そういいながらも、今度はあの色がいいな・・
そんな話でみんなで盛り上がっています。







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