今年も開きます「染めの街・落合 工房見学&スタンプラリー」
'2008-10-13 10:33:22')
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展示会・イベント
おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今週末には、新宿は落合、妙正寺川のほとりの4軒の染め工房にて
秋の恒例となりました、「染めの街・落合 工房見学&スタンプラリー」を
18日(土)、19日(日)と開きます。
神田川と妙正寺川、
二つの清流が落ち合うことかが街の名前の由来でもある「落合」は
すっかりと住宅街となっておりますが、今でも伝統を受け継ぐ染め工房の残る街でもあります。
以前は呉服問屋の多かった日本橋近辺には染め工房もやはり多くあったようですが
早稲田、高田馬場、落合・・へと、染め工房がより上流に清らかな水を求めて、
そして広い土地を求めて、移ってまいりました。
落合は、江戸の頃には、その清流に集まる蛍の名所として
浮世絵にも描かれております。
江戸自慢三十六興「落合ほたる」 歌川豊国・歌川(二代)広重
元治元年(1864年) 新宿歴史博物館蔵
上のマップのタイトルにあるのですが
「落合ほたるって?」と、よくお客様からも聞かれるのですが
私と、落合の染め工房の仲間達で作るグループは
その浮世絵の由来にちなみ7年前のスタートの時に
「落合ほたる」と名付けてみました。
そのスタートは、十年近く前に
「どうしたら着物を気軽に沢山の人に楽しんでもらえるのかな?」
「受け継いだ店や工房を、自分達の世代でどんな風に形作って行こうか?」
そんなことを、色々な同年代の呉服店や染めや織りの工房の跡取りの人たちと
話す機会を作っておりました。
ある時、その仲間の落合の染め工房の4軒の仲間が玉川屋に来てくれて
自分達の工房を沢山の人に見てもらい、知ってもらうことで
東京の染めをもっと知ってもらいたい・・・ という話になりました。
作り手である自分達は品創りに徹して、
そして、そうして染められる品をお客様に良い形でお伝えするのは
パートナーとしての小売屋である玉川屋がお手伝いを、
それがこの工房見学&スタンプラリーのスタートとなりました。
一番最初は、手作りのコピーでの様な染め工房マップでスタートして
それでも、200名以上のご参加を頂いて、
おかげさまで年々ご参加を頂く方も多くなり、昨年は1200名以上の方が
落合の街へと足を運んで下さいました。
普段はまるっきりの住宅街の落合の街、
この期間中は、お昼時になるとお蕎麦屋さんや喫茶店に
順番を待つ着物姿の方の列が出来て・・なんて事もありました。
新宿区では「染色業」と「印刷業」区の地場産業として指定されており、
落合での「工房見学&スタンプラリー」は
地元の伝統産業による町興しのような盛り上がりさえも出てまいりました。
そんな手作りからスタートして、おかげさまで今年で7回目を迎えます。
実際、工房の人達からすると、二日間の期間中に
各工房の色々な染めの工程を一度にご覧頂けるようにする為には
前後一週間ほどは、通常の仕事の段取りに影響が出ることも少なくはありません。
それでも、着物をお召しになる方達に工房に足をお運び頂き
色々なご意見が伺えたり、思いを深くして頂けることは
とても大きな事でもあります。
今年は、その中の江戸更紗の染め工房の「二葉苑」さんの工房のリニューアルもあり
今までともまた違う見所がある事と思います。
すでに見学を頂いたことのある方にも、まだ東京の染めをご覧頂いていない方にも
今年はまた楽しみな、「工房見学&スタンプラリー」をお届け出来ることと思います。
詳しいご案内も、玉川屋のホームページでしております。
「工房見学&スタンプラリー」 & 「落合ほたる 作品展」 のご案内・・・・クリック
「工房見学&スタンプラリー」のご案内マップも、メールでご連絡下されば
お送りをさせて頂きます。
(お友達の分などもご一緒に、どうぞお気軽にお声がけ下さいませ)
お出かけにも楽しい、秋の良い季節です。
今年も、皆様のお出かけをぜひ落合でお待ち申し上げております!
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
今週末には、新宿は落合、妙正寺川のほとりの4軒の染め工房にて
秋の恒例となりました、「染めの街・落合 工房見学&スタンプラリー」を
18日(土)、19日(日)と開きます。
神田川と妙正寺川、
二つの清流が落ち合うことかが街の名前の由来でもある「落合」は
すっかりと住宅街となっておりますが、今でも伝統を受け継ぐ染め工房の残る街でもあります。
以前は呉服問屋の多かった日本橋近辺には染め工房もやはり多くあったようですが
早稲田、高田馬場、落合・・へと、染め工房がより上流に清らかな水を求めて、
そして広い土地を求めて、移ってまいりました。
落合は、江戸の頃には、その清流に集まる蛍の名所として
浮世絵にも描かれております。
江戸自慢三十六興「落合ほたる」 歌川豊国・歌川(二代)広重
元治元年(1864年) 新宿歴史博物館蔵
上のマップのタイトルにあるのですが
「落合ほたるって?」と、よくお客様からも聞かれるのですが
私と、落合の染め工房の仲間達で作るグループは
その浮世絵の由来にちなみ7年前のスタートの時に
「落合ほたる」と名付けてみました。
そのスタートは、十年近く前に
「どうしたら着物を気軽に沢山の人に楽しんでもらえるのかな?」
「受け継いだ店や工房を、自分達の世代でどんな風に形作って行こうか?」
そんなことを、色々な同年代の呉服店や染めや織りの工房の跡取りの人たちと
話す機会を作っておりました。
ある時、その仲間の落合の染め工房の4軒の仲間が玉川屋に来てくれて
自分達の工房を沢山の人に見てもらい、知ってもらうことで
東京の染めをもっと知ってもらいたい・・・ という話になりました。
作り手である自分達は品創りに徹して、
そして、そうして染められる品をお客様に良い形でお伝えするのは
パートナーとしての小売屋である玉川屋がお手伝いを、
それがこの工房見学&スタンプラリーのスタートとなりました。
一番最初は、手作りのコピーでの様な染め工房マップでスタートして
それでも、200名以上のご参加を頂いて、
おかげさまで年々ご参加を頂く方も多くなり、昨年は1200名以上の方が
落合の街へと足を運んで下さいました。
普段はまるっきりの住宅街の落合の街、
この期間中は、お昼時になるとお蕎麦屋さんや喫茶店に
順番を待つ着物姿の方の列が出来て・・なんて事もありました。
新宿区では「染色業」と「印刷業」区の地場産業として指定されており、
落合での「工房見学&スタンプラリー」は
地元の伝統産業による町興しのような盛り上がりさえも出てまいりました。
そんな手作りからスタートして、おかげさまで今年で7回目を迎えます。
実際、工房の人達からすると、二日間の期間中に
各工房の色々な染めの工程を一度にご覧頂けるようにする為には
前後一週間ほどは、通常の仕事の段取りに影響が出ることも少なくはありません。
それでも、着物をお召しになる方達に工房に足をお運び頂き
色々なご意見が伺えたり、思いを深くして頂けることは
とても大きな事でもあります。
今年は、その中の江戸更紗の染め工房の「二葉苑」さんの工房のリニューアルもあり
今までともまた違う見所がある事と思います。
すでに見学を頂いたことのある方にも、まだ東京の染めをご覧頂いていない方にも
今年はまた楽しみな、「工房見学&スタンプラリー」をお届け出来ることと思います。
詳しいご案内も、玉川屋のホームページでしております。
「工房見学&スタンプラリー」 & 「落合ほたる 作品展」 のご案内・・・・クリック
「工房見学&スタンプラリー」のご案内マップも、メールでご連絡下されば
お送りをさせて頂きます。
(お友達の分などもご一緒に、どうぞお気軽にお声がけ下さいませ)
お出かけにも楽しい、秋の良い季節です。
今年も、皆様のお出かけをぜひ落合でお待ち申し上げております!
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから