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麻襦袢いろいろ

夏や単衣の時期には、涼しく着心地良く
お手入れも楽なのは、麻の襦袢です。

硬い地風のイメージのある麻ですが
お家での洗いも可能ですので
着ては洗って・・を繰り返すほどに
着心地は随分と柔らかく変わってくるものです。

   03.jpg

気兼ねなく使える手頃なお品から、
細い番手の麻には思えない様なしなやかな地風まで
同じ麻の生地でも、地風は品によっても様々です。


同じ様に見える、写真の白の麻襦袢ですが、

   04.jpg

左手は手軽にお使いやすい近江麻の襦袢地。

右手は、
手にとって下さると、肌当たりもとても柔らかな
とても細い番手の小千谷の麻襦袢地となります。

細い糸の番手の小千谷お品は
近江麻よりもお値段も少々お高くはなるのではありますが、
何年でも永く使えて、使い込むほどに着易くなる分
暑い夏を、涼しく着心地良く楽しめるのならばと
お声掛け下さるお客様も多くございます。

   06.jpg



写真は小千谷の120番手となります。

   07.jpg

糸の番手で言えば、もう一つ細い140番手の襦袢もありますが
確かに糸は細くしなやかさも、またましてまいりますが
お値段等とのバランスを見ると120番手がお勧めで
より質感の良いものをお探しのリクエストには140番手を。


1万円台の紋麻の襦袢より、
色々な細番手、白の麻襦袢、色を染めた麻襦袢・・などなど
麻の襦袢も色々なお品がございます。

   09.jpg

お召しのお好みによってお選び下さり
暑い夏を涼しく乗り切って下さいませ。










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観劇


今年初の猛暑日となった東京でしたが
久しぶりの観劇に、新橋演舞場へ。
家内の絽の江戸小紋は"波に帆掛け船"
私は、細縞の夏塩沢に絽の羽織。

   02.jpg


35度を超す気温の中、勿論汗はかきますが、
風が吹いたり、冷房の中に入ると
男の着物は、そんなに暑さを感じないものでも有ります。

仕事で着ているのではなく、
今日は自分の楽しみ事の為に着ているから
というのもある様な気はしますが・・

家内と話をしていても、
お端折りをして、幅の広い帯を当てる女性に比べて
私の方は、締め付けるところが無く、
下腹に締めた帯から上の方では、麻の襦袢と身体には適度な隙間が空いて
袖口や襟元もゆったりと空いて、風通しも良いものです。

夕刻に帰宅の後には、下に着ていた麻の襦袢は
麻の半衿を付けたままそのまま洗濯機で汗を落せば
明日の朝までにはすぐ乾いてしまいます。

海やプールに行って、裸で過ごしていたって
暑さ厳しく感じる夏ですが、
すっきりとした男物の着物を着てみると
自分の心持ちが凛として
気分としての涼感を感じて頂ける事と思います。


   01s.jpg


男物であっても、下の襦袢がうっすらと映り
目にも、着物ならではの涼感が移ります。

「夏こそ着物が楽しい時期」
そんな想いで、毎夏を過ごす玉川屋です。



 ■夏の着物が大好きな玉川屋のお品は
  HPの「なつものギャラリー」でもご覧になって見て下さい。
  
      title.jpg・・・こちらからお入り下さい









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正藍冷染 その三

いつもありがとうございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。


正藍冷染は、伸子に張った生地を
藍の染液の入った木桶に浸けて染め
一旦乾かしてから、工房の前の二迫川で洗い
また染めて・・・と、何度も繰り返します。

白い生地を染液に浸けた最初の頃は
青ではなく、淡い黄みがかったグリーンに染まります。

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その染まった色が、空気に触れるうちに
徐々に、緑から青へと・・色が変わってまいります。
空気の触れ方によって、部分的に色合いが違うのが
お分かり頂けますでしょうか。

     07.jpg
  
生地に染液が行き渡ると、一度木桶から引き上げて
全体に空気が行き渡るようにと
伸子を広げて間隔を取りますが
空気の当たり具合によって
 風の通った所は青に、
 さっきまで生地同士が触れていた所は緑のままに・・と
色の変わってゆく様子が分かります。

     08.jpg

この日はお天気も良く、初夏の爽やかな風が流れ
見ているうちにも、生地の色合いは深みのある藍へと
変わってまいりました

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藍のつかり具合や、風の当たり方によって
一反の生地の中でも、しぜんな濃淡が浮いてまいりますし、
その時のお天気や陽気、藍の具合によって
同じ年に染めた生地でも、一つ一つのお品は
どれも違う表情を見せてくれます。

     04.jpg   


藍の葉に含まれるインディカンから
インディゴの色素への化学変化など、
藍の染めの一つ一つは
化学的な説明がつく事象ではありますが
古くよりの経験則の積み重ねによっての
自然な染め上がりとなります。


着物や帯に染める際には、
老母玉紬、生紬、真綿紬、麻・・使う生地によっても
それぞれの色味が。

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絞りの染めのお品には、絞り具合による濃淡がさらに重なり
正藍冷染の豊かな趣きと、なってまいります。

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昨日からの玉川屋での「正藍冷染展」
こうして並べてみると、同じ藍の染めであっても
一つ一つに不思議なほど様々な映りが見えてまいります。

店内の雰囲気も、玉川屋のホームページより
ご覧になって下さい。

     10.jpg・・・クリックしてお入り下さい








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正藍冷染 その二


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

週末よりの「正藍冷染展」の
道具や、染めに添えるものなど
お品の事だけでない話を。


前年の秋に刈り取った藍の葉を
翌年の一月の藍寝せに向けて
柔らかくほぐしてやります。

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使い込むほどに色の変わっている
棍棒のような写真は
その時に使う杵のような道具です。


一月に入ると、乾かしてあった藍の葉を
湿らせて、藁の間に挟み

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河原から持ってきた石や、ブロックなどを重しとして乗せて
自然な発酵を進めてやります。

発酵が進むと、しぜんと熱を持ち、その暖かみでまた発酵が進み
ときおり、重しを降ろして、湿り気を加えたり、手がえしを繰り返し・・
「藍寝せ」と呼ばれる行程です。


春になると、藁の床より藍の葉を出し
うすに入れてついて小さく丸め
天日乾燥させて藍玉とします。

     04.jpg


五月に入りますと、大安の日を選んで
「藍建て(あいだて)」を。

     07.jpg

"こが" と呼ばれる木の桶に藍玉を入れ、
"楢の木灰"を加えてお湯を注ぎ、蓋をして、布で覆いをかぶせて
人工的には一切熱を加える事無く
初夏の自然の気温の上昇に任せて藍の発酵を進めます。

     05.jpg   06.jpg


約ひと月程・・・藍の具合を見て、
6月の中頃の一週間ほどが、生地を染めるタイミングとなります。

木桶一杯分の藍で染められる分だけが
その年の染め。

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藍の元気がなくなってきたら、今年の染めはそこまで、と
祭られた藍神様より許された分、という事となるそうです。



写真は、「伸子(しんし)」と呼ばれる
両端に張りの付いた、細い竹の棒です。

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生地をピンと張るために
竹棒をたわませながら、両端の針で生地を差して使います。

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本来なら、ベージュの竹の色をしている伸子ですが
永年の藍染めに使ううちに、深い色目に変わってきました。

     10.jpg   


藍玉、ちぢみ藍の種、こうした道具の一部も
お手にとってご覧頂けるように、ご用意しています。


  「千葉まつ江 正藍冷染展」
    hiyasome.gif・・・<クリックしてご案内をどうぞ>







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正藍冷染


こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。


この金曜日、7月10日よりは
玉川屋呉服店にて「千葉まつ江 正藍冷染展」。

半月ほど前に染めの様子を拝見に工房に伺った時に
染められていたお品が、

   01.jpg

玉川屋に届きました。

   02.jpg



藍を発酵させる藍建ても、自然の気温に任せるままにとなりますが
家の裏にて藍の葉を育て、前を流れる川に降りて生地を洗い・・と
正藍冷染は、すべてが悠久の自然と共に、代々続けられてまいりました。


写真は、ぱらぱらと巻いたちぢみ藍の種が
30センチほどに成長した藍の葉です。
このままだと栄養を取り合ってしまいますので
年に一度の染めを終えた、6月の下旬に
間引いて、裏の畑に間隔をとって植え替えてやります。

   03.jpg

植え替えた藍は、夏の終わりに刈り取りますが
その時に数センチ残した葉からは、また藍が成長して
もう一度、秋の初めに刈り取りが出来るそうです。



川の写真は、
染め上がり、乾かした生地を、
工房の向かいを流れる「二迫川(にはさまがわ)」で
洗う様子です。

   04.jpg

着物は13メートル、帯でも6メートル
長い生地を端から端まで、岩に膝をつき、中腰の姿勢で
流れの中で丁寧に生地を洗ってまいります。

   05.jpg

余分な藍を流し、また乾かして、また洗い・・
ひとつ、ひとつのお品に、何度もの繰り返しとなります。


紫色の割烹着を着ている写真は、一昨年の様子。

   06.jpg

この時は、雨が少ない年で
本来なら長靴の足元当たりまであるはずの
川の水量もいつもよりずっと少なく
流れに落ちそうな位に屈みながらの、仕事でした。


   07.jpg   08.jpg

セピア色の川の写真は、工房の隣の記念館に飾られている、
同じように二迫川で生地を洗う
先代の"千葉よしの"さんと、人間国宝にもなった先々代の"千葉あやの"さん、
のパネルの写真です。



生地を洗う、二迫川に降りるには
今は、2階分ほどもある急な階段を下ります。

   09.jpg

先代の"よしの"さんが、宮城県の無形文化財に指定された時に
金属製の手摺りを、宮城県が設置してくれたそうですが
水に濡れると、生地もずっしりと重くなります。

   10.jpg   11.jpg

そんな生地を持って、一日に何度もの
上がったり下がったりもまた大変です。


特別な仕事として・・・ではなく
日々の営みの中の一つとしてだからこそ
千葉家代々の女性の手によって
かわらずに、綿々と受け継がれてきた事と思います。


単にお品としてだけではない
千葉家の「正藍冷染」を
感じて頂ければ、幸いに存じます。

  「千葉まつ江 正藍冷染展」

    hiyasome.gif・・・<クリックしてご案内をどうぞ>







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