今年もよろしくお願い申し上げます
'2009-01-06 15:07:08')
カテゴリタグ:
つれづれ
みなさま、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧を賜りまして誠に有り難うございました。
新年も1月5日よりお店を開いております。
楽しく着物をお召し頂くお手伝いが出来ればと思っておりますので
本年もどうぞよろしくお願いを申し上げます。
玉川屋は、昨年秋におかげさまで、1,2,3、
ホップ、ステップ、ジャンプと縁起の良い
創業より123年目の節目の年を迎えることが出来ました。
夏には、3年間お店を手伝ってくれていた
私の修業先の悉皆屋さんの息子さんが京都へ戻り
(呉服屋の修行の話はこちらでもご覧になってみて下さいませ)
秋からは新しい女性のスタッフがお店に加わりました。
着物が好きで、8月のお盆明けからお店を手伝ってもらっているのですが
秋の着物シーズンのスタートから、新宿・落合での「工房見学&スタンプラリー」、
きもの呉盟会の「秋のご奉仕市」、そして暮れの12月・・・と
呉服屋の一番忙しい時期を一緒に頑張ってくれて、ほっと一息のお正月を迎えました。
「呉服屋の仕事って、思っていたのとどうだった?」と聞いているみると
思っていたより賑やかで忙しい仕事であることと、
呉服の販売というと毎月のノルマがあって・・というイメージもあったそうです。
呉服屋の商いと言うのも不思議なもので、日用品の様に必需品ではありませんが、
その分ご自分なりの楽しみを探してお客様もお店においで下さいますので
お客様とお店の者と良いお付き合いがさせて頂き、
その時のご自分の気持ちにぴったりあったお品が見つかると
しぜんとお商いもさせて頂けて、お客様にもお喜び頂ける・・・
そんな仕事であります。
123年目を迎えました昨秋からは、
100年に一度の不況と呼ばれる状況ともなってしまいましたが
一軒の呉服店としてあらためて考えてみると、良いお品をお揃えして、
そして、おいで下さいましたお客様にはお買い物に限らず気持ちよくお過ごし頂く・・
そんな、とてもシンプルに本来のあるべき姿としてのお店を続けてゆくことが
玉川屋のあり方と思っております。
必要だからお求めになるお品でない分、またゆとりの無いこんな世の中だからこそ、
ご自分なりの気持ちの豊かさを求めて、お着物や日本の「和」のことに
気持ちを向けられる方も多いようです。
永く大切にご自分の楽しみとしてお持ち頂ける、
そんなお品の揃えに今年も努めてまいりたいと思います。
着る楽しみ、知る楽しみ、体験する楽しみ・・
お着物の色々な楽しみをご用意してまいります。
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
最後になりましたが、頑張ってくれている玉川屋の新しいスタッフは
坂本と申します。お店においでの折りには、どうぞよろしくお願いいたします。
小寒から大寒へとむかう時期、寒さもこれからが本番です。
どうぞ十分にご自愛のうえお過ごし下さいませ。
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから