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玉川屋 着物つれづれなるままに
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帯や着物の、保管とお手入れ

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

お着物の保管についても、よくお問い合わせを頂きます。

お着物に関しては、
絹のお着物には虫が喰うことはほとんど無いですし、
種類の違う化学性の防虫剤を一緒にしまうと
箔の色が変色することもありますので防虫剤等は入れずに、
お着物の変色の原因となりやすい湿気を除くための湿気取りを
箪笥に一緒にしまうことをお勧めしております。

湿気はお着物の大敵ですが、
以前のように一枚ずつ広げて風を通す虫干しなども
現代の忙しさの中や、お住いの様子からはなかなか現実性も低く、
また、住宅の構造自体が以前に比べて機密性が高いので
窓を開けて風通しをして、お部屋自体の空気を入れ換えたりという事をしないと
いくら桐の箪笥をお使いでも、お着物に黴がいったりもします。


風を通して湿気を飛ばしてあげることが何よりのご馳走で、
箪笥の引出にもギュウギュウと詰めすぎず
なるべくゆったりとしまってあげて、
箪笥用の平べったい湿気取りなどをお使いになることを
お勧めしております。


もう一つ以外と気が付きにくいのが
ゴムやプラスチックのお品をご一緒にしまっておくことです。

ゴムやプラスチックを着物と一緒にしまうことは少ないような気もしますが
輪ゴムや帯締めや小物のプラ箱を一緒にしていることもありませんか?

最近は帯にもこんな注意書きが付いていることもあります。

   01.jpg

以前には、輪ゴムで留めておいた箔の帯締めが変色してしまったり

   02.jpg

防虫剤など何かご一緒にしまっておいた薬品の作用か、
帯締めのプラスチックのケースが溶けて帯にくっついてしまったお品の
お直しをお預かりしたこともありました。


永く大事にお召し頂ける分、
お召しにならずしまっておく期間が永くなることもあります。

ちょうど今は、袷のお着物のシーズン真っ最中ではありますので
お手入れにかかる時期ではありませんが、
この時期にちょっと気にかけておくと、
いざシーズンの終わりにお品を入れ替える時にも
思い出していただけることと思います。


冬から春へ・・・季節の趣きも楽しみなこの時期、
沢山お着物をお召しになってお出かけをして、
また次のシーズンへも大切にしてあげて下さい。









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染めの体験・・その三


こんにちは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
染色体験の続きをもう一日・・


染めは、6色の染料を、

   01.jpg

各色二枚ずつの型紙を使ってすすめてまいります。

   02.jpg   03.jpg

染料だけ見ているとかなり強い感じに見えることと思いますが、
刷毛に浸けた染料を、しっかりと絞って
そして、軽く軽くと、摺ってまいります。

刷毛のその絞り方一つでも、
刷り上がりの色の濃淡もずいぶんと変わってまいりますので
シンプルに見える作業も、一つ一つがとても繊細な仕事となります。


色見本から選んで染料を揃えて、

   04.jpg

使う刷毛もその色に合わせて色数分だけ揃えてまいります。

   05.jpg


今回はテーブルセンターの染めですのではっきりした色目をお使いしましたが、
じっさいの着物や帯を染める時は、その色の組み合わせや、染める時の濃淡など
毎回、微妙な色合わせと、細やかな手仕事の組み合わせになってまいります。

   06.jpg

刷毛の中には砂が入っていて適度な重さとなっており、
だから強く押しつけてこすらなくても、軽くするだけでしぜんと色がついて行きます。

でも、使っているうちに刷毛の先も痛んでくるもの、
同じように見える刷毛でも、いざ使ってみると
スムーズにすべらせられるものと、引っかかりのあるものと
自分の手の感触で、よく分かります。


刷毛をする様子も、だんだん手慣れて・・染め上がりまでもう少しです。

   07.jpg

同じ型紙と染料を使っているのに、それぞれの方によって
ご自分の好きな色目がアクセントになってみたり、色の濃淡があったりと
その染め上がりの雰囲気もまたちがってきます。

   08.jpg   09.jpg


どの柄の型紙を使うか、どんな色目を使うのか、
色の濃度を揃えるのか・アクセントの色目をつくるのか、
濃いめの刷り上がりか・薄目の色合いか・・・・
40枚以上の型紙を使う着尺や帯となると、
さらにその染め上がりは無限に広がります。

体験してみると、仕事や作業の大変さの実感と共に
自分の好みに合わせての品創りにも興味が湧いてくることと思います。

染め上がりの素敵なお品をご覧になるのも楽しいですし、
そこにご自分のリクエストを一つ加えて
そんな楽しみ方もお着物ならでは、でもあります。


そんな想いを持ちながら
江戸更紗や江戸小紋、東京友禅といった東京の染めのお品、
玉川屋でご覧になってみて下さいませ。

じょじょに春めいてまいりますお出かけにも楽しいこの時期、
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
お待ちしております。







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染めの体験・・その二


おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
染めの体験の続きを・・・

型の置き方をきいたら、今度は刷りの体験となります。
本来なら糸目の墨の線を置くのにも数枚の型紙を使うのですが
体験の場合はあらかじめ輪郭の糸目を置いた生地に色型だけを使って彩色してゆきます。

   01.jpg

まずは職人さんの実演を見ながら説明を伺います。

   02.jpg

ついゴシゴシと、こすりたくなるところですが、
職人さんからは「強くすらないように・・」との教え、
軽くすべらすように、何度か行ったり来たりさせながら
少しずつ色をのせてゆきます。

   03.jpg

型紙に濃く色がのっていて、周りが濃く見えるので、
周囲に比べるると窓の中は白いまま染まっていないように見えても、
ちゃんと色は付いています。

つい何度も刷毛をすべらせて色を重ねたくなりますが
実際には綺麗に模様が染まりつつあります。

   04.jpg

摺りながら、時々型紙を持ち上げてみて
色の乗り具合、全体の濃さのバランスなどを見ながら
進めてまいります。

   05.jpg   06.jpg


一枚目の型紙の色づけが綺麗に終わりました。

   07.jpg

その上に、同じ色で染めるもう一枚の型紙を重ねます。
型の窓から、白い生地と共に、ところどころ
前の型紙で染めた紫の部分が覗いているのがお分かりになりますか?

   08.jpg

2枚目の型も染め終わると、模様が完成し
両方の型紙の重なるところには、濃い色の部分が出来てきます。

   09.jpg

じっさいの、細かい柄行の江戸本更紗の模様の濃淡も、
これと同じように一色ずつ数枚の型紙を重ねてゆくことで、
浮き上がってくるのです。




   この続きは、もう明日また・・・








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染めの体験

おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

昨日ご紹介した染めの体験の様子を・・・

今回は江戸更紗と同じ型紙を使った刷りの染色体験です。
写真のような色をおきたい部分に窓を開けて、刷毛を使い色を摺ってゆきます。
カードに模様を染めるステンシルをイメージして下さると、お分かり頂けるかもしれません。

   01.jpg

少しずつ窓の形、位置が違う型紙を生地に染めてゆくためには
毎回同じ位置にそれぞれの型紙を置かなければなりませんので
型紙の中に「星」と呼ばれる印が彫ってあります。

   02.jpg
(写真では、右下端にある菱のマークがこの型紙の「星」になります)

江戸小紋や細かい江戸更紗にも同じように「星」がありますが
柄の中に埋め込んであったり、型を継ぐと模様の中に埋まるように彫ってあったり
それぞれ工夫がされて、型が彫られております。

生地に染めた時には「星」はこんな風に、印として残ります。

   03.jpg

「星」は型紙の角の2カ所に彫られており、
生地に付いたその2カ所の「星」の印に、次の型紙の「星」を重ねると
毎回生地に対して同じ位置で型紙を置くことが出来ます。




   この続きは、明日また・・・







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誂えてみて、染めてみて


おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

染めや織り、お誂えのご注文を頂くことも多いのですが
染めの具合や様子が気になったりする事もありませんか。

それならばお承りの染め上がりをご覧頂きながら、
工房も見学して、ご自分でもその染めを体験してみて・・と
先週末の様子です。

   01.jpg

型紙を使っての摺りの技法、更紗のお品を染める時の技法でありますが
あらかじめ数枚の型を使って糸目の柄の縁の線が置いてある生地に
微妙に色合いが重なりながら色を映す型紙を
六色の染料を各色で二枚ずつ使って、十二枚の色刷りで 
テーブルセンターを染めてみました。

柄行もシンプルに簡略化はしてありますが、
実際にお召しになるお品と、染めの仕方は変ることころはありません。

不思議なことに、同じ型紙、同じ染料をお使いになって染めるのですが
お二人の染め上がりの雰囲気は、全然違ってまいります。

刷りの具合によって色の強弱もしぜんと出てまいりますし、
数色あるお色目のうち、ご自分のお好きなお色目が
染め上がってみるとしぜんと全体の中のアクセントとなっていて、
その方らしい雰囲気の出来上がりになってきます。


工房の職人さんの、手際よく進む仕事の中にも
そんな細やかな心遣いがあることを、
ご自分で染めの体験をしてご覧になってみると
実感していただくことが出来ます。

そんなことを感じてみると、そこで染めたお品だけではなく、
お手持ちのお着物や帯への愛着もまた深くなってくるはずです。


お店でお品をご覧頂くことはもちろん、今回のように
そういったことをご自分で感じてみていただける機会も
お作りしてまいりたいと思います。

詳しい様子もまたご紹介してまいります、
今度は、ご自分でも是非そんな体験してみて下さい。
どうぞお気軽にお声がけ下さいませ。





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