観劇
'2015-07-26 19:55:11')
今年初の猛暑日となった東京でしたが
久しぶりの観劇に、新橋演舞場へ。
家内の絽の江戸小紋は"波に帆掛け船"
私は、細縞の夏塩沢に絽の羽織。
35度を超す気温の中、勿論汗はかきますが、
風が吹いたり、冷房の中に入ると
男の着物は、そんなに暑さを感じないものでも有ります。
仕事で着ているのではなく、
今日は自分の楽しみ事の為に着ているから
というのもある様な気はしますが・・
家内と話をしていても、
お端折りをして、幅の広い帯を当てる女性に比べて
私の方は、締め付けるところが無く、
下腹に締めた帯から上の方では、麻の襦袢と身体には適度な隙間が空いて
袖口や襟元もゆったりと空いて、風通しも良いものです。
夕刻に帰宅の後には、下に着ていた麻の襦袢は
麻の半衿を付けたままそのまま洗濯機で汗を落せば
明日の朝までにはすぐ乾いてしまいます。
海やプールに行って、裸で過ごしていたって
暑さ厳しく感じる夏ですが、
すっきりとした男物の着物を着てみると
自分の心持ちが凛として
気分としての涼感を感じて頂ける事と思います。
男物であっても、下の襦袢がうっすらと映り
目にも、着物ならではの涼感が移ります。
「夏こそ着物が楽しい時期」
そんな想いで、毎夏を過ごす玉川屋です。
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