5月23日
スピッツ先日お仲間うちの呉服屋さんからお話があり
「スピッツ」のCDの写真撮影へ行って来ました。
今度のアルバムと題名が花鳥風月なので
和のイメージで写真を撮りたいとのことでしたので
スピッツの皆さんご本人達がお召しになる男物のお着物4セットを
協力の依頼がありました。
衣装を用意してスタイリストの方にお選びいただき
お着付けなどは専門の方がいらっしゃるので
当日は見学をかねて伺いました。
出来上がりのアルバムはお着物姿の方の写真が中心で
私たちがご用意したお着物を着たスピッツの写真は
アルバムに入っているポスターに使われておりました。
(ちょっとデフォルメしてあるポスターなので
お着物のイメージがあまり伝わらないのがちょっと残念でしたが・・)
最近では、テレビやコマーシャルなどでも
志垣太郎さんの車のCMや、柳葉敏郎さんの日本酒のCMなど
お着物姿を取り入れたものがけっこう増えてきているような気がします。
演歌や和風のイメージが売りの方だけでなくても
ちょっとイメージチェンジでという方も多いのではないでしょうか。
残念ながら街中にお着物姿が少なくなってしまっている昨今ですので
お着物姿が自然と目に触れるというのは、普段お召しにならない方にも
「あ、着物姿もいつもとまた違う雰囲気でお洒落だな」と
思っていただけることが少しでも増えれば、うれしいことだなと思います。
しばらく前は、お中元のコマーシャルというと
夏のお着物に日傘を差して、風呂敷包み、というのが定番だったような気がします。
品もあって、今は逆に新鮮に映るのではないでしょうか。
お着物を着る機会が少ないともいわれますが
普段のお着物は逆に着ていってはいけないところもほとんどないと思います。
ぜひお気軽にお着物をお召しになってみて下さい。
5月12日
「ちぢみ」と「クレープ」ちぢみは、強い撚りを糸にかけて縮緬風にシボを出した織物ですが
和装,洋装を問わず幅広く使われております。
クレープという呼び名もありますが、最近ではまたちぢみという名称が復活してきている様です。
クレープよりちぢみという呼び方の方が若い世代にはかえって新鮮に
聞こえるとのことからだそうです。
何でも横文字が格好良く見えるのでモダンな雰囲気と使われることも多いようですが
時がたち、元の原型が忘れられるとともに古来の物や古典的なイメージが
あらためて注目されるのは色々な分野でも見られることと思います。
流行の変化も早く、ファッションリーダーに近づこうとすることが
おしゃれと感じられる昨今ですが、
逆に、自分なりの個性や取り合わせの自由度が高く
同じ品や古い品であっても十分にオリジナリティーが出せるお着物は
ファッションの一つとして今までの観点とはちがって
見直されているところもあるようです。
お茶や踊りのお稽古をしているとか、お母様がよくお召しとかでなく
歌舞伎を見に行ったときや、お友達のカジュアルなお着物姿を見た時に
ある日突然、急にお着物が着てみたくなった、そんな方はずいぶん多いようです。
身近でなかった分、いざ着てみると
見ていただけでは分からない、お着物本来の着る楽しみが感じられ
取り合わせの楽しさや、季節感、自分なりの着こなしの楽しみなどなど
お着物の奥深い魅力が、自然と感じられるようになるようです。
お母様のお着物をなおしてお召しになって
お母様とお着物という共通の話題ができて、より仲良くなった
なんてお話を伺うと、私共もうれしくなります。
本来もっともっと、身近で自然な物であってほしいお着物です。
季節もよく、お出かけにも楽しい時期ですので、
是非お気軽に皆さんお召しになって下さいませ!
4月25日
着物でオペラを楽しみませんか昨年オープンいたしました、「新国立劇場」にあります
オペラ、バレエのための専用ホール「オペラ劇場」で
お着物姿で、オペラを楽しみませんか。
演目は、ロシアの文豪ドストエフスキー原作の「罪と罰」。
愛と純粋な心による「救済」を描く長大な物語を、
日本のオペラ作曲家として高い評価の原嘉壽子さんが作曲した作品です。
お席も、オペラ鑑賞の楽しみの一つである音楽が
最も楽しめる、正面中央の良い席を御用意しました。
観劇後は、劇場の上にありますイタリアンレストランで
お芝居の感激のさめないうちに、美味しいお食事とともに
舞台の余韻をお楽しみ頂きたいと思います。
日時 6月19日(土) 午後3時開演
場所 新国立劇場 オペラ劇場
東京都渋谷区本町1-1-1 Tel 03-5351-3011
(交通のご案内)
京王新線(都営新宿線乗り入れ)「初台駅」より徒歩1分。
<< 京王線は停車致しませんので、御注意下さい。 >>
定員 10名
会費 観劇、お食事共で 15.000円
4月1日
もっと広がれ着物のせかい3月23日
小物のお洒落 「帯留め」![]() |
私の家内の帯留めです。 左上より 九谷焼、有田焼、陶器で梅の柄を扇面に描いたもの 珊瑚の帯留め (裏はブローチと兼用ですので 下にあるブローチの針に通す帯留め金具を使います。) 象牙の帯留め、漆に蒔絵の塗り物の帯留め パールに金の金具の帯留め 自分で買ったり私が見つけた物もありますが 母や祖母からもらった大事にしている品もあります。 |
3月1日
「きもの呉盟会」の桜の集いのお知らせ
玉川屋呉服店の加盟する「きもの呉盟会」では、4月4日に白金八芳園で「桜の集い」を催します。
八芳園は都内でも有数の桜のきれいなお庭で知られております。
当日はカメラマンが、おいでの方のお写真をお撮りし、
(撮ったお写真は後日お送りいたします。)
八芳園の中にあります、お茶室でお抹茶を一服召し上がっていただきます。
堅苦しい雰囲気でなく、春の気持ちの良い季節に
ご参加も無料ですので、お気軽にお着物を楽しんで頂くきっかけになればと思います。
詳しくは「きもの呉盟会」のホームページで御案内しております。
ご通知が遅くなり、先着100名様の残りも後わずかとなっておりますので
お申し込みの場合は、 玉川屋のホームページよりの申し込みと ご明記くださいませ。