平麻襦袢 染め出し
'2015-05-21 23:03:11')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
初夏の暑さが続く中、玉川屋にご来店のお客様も
単衣をお召しの方が多くなってまいりました。
本来なら6月・9月がお召しの暦とされてきた単衣の着物ですが
気温の上昇が著しい昨今では、5月と10月の袷の代わりに・・
そんなお召し方が、単衣のメインの出番ともなってきています。
6月に入ってしまえば、夏の透けた襦袢でよろしいですが
春先の袷から5月の単衣まで・・・下にお召しの襦袢には
写真のような、色を染めた平麻のお襦袢をお勧めしております。

冬の襦袢は袖が二枚かさねての無双仕立てとなっておりますが
暖かくなってからは、袖を一枚で仕立てた「単衣襦袢」が
良い着心地となります。
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単衣襦袢には、楊柳と呼ばれる畝(うね)の入った生地が
肌当たりやさばきも良く、お使いをする事が多くなります。
写真のグリーンの襦袢地では、畝のあるその地風の様子が
良くお分かり頂けるかと思います。
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ただ、正絹のお襦袢では、汗をかきやすい気候にもかかわらず
お家でのお手入れが難しいところがあり、
かといって、化繊地の襦袢では、家で洗えはするけれども
暑さ増す季節に通気性があまり良くなく・・・
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お家でお手入れ出来て、涼しくお召しになれる素材での
なおかつ、白地や、透けた生地風など、夏の雰囲気が過ぎないものとして
目の詰まった平麻地の生地を、一反ずつお染めして
単衣の襦袢をご用意しております。
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春先から秋口まで・・・
着物でのお出かけが、より気軽なものに、なる事と思います。
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(勿論、麻の素材の襦袢ですので
上にお召しになる着物に対しての色の映りがよければ
盛夏にもお使いが頂けます。)
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取り寄せた、平麻の白生地に
玉川屋で選んだ色目を付けて一反ずつ染めてまいります。

染め上がりも、また楽しみにしていて下さいませ。
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