訪問着から帯へ その二
'2014-04-10 23:13:14')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
2月の頃にこのブログに
想いのあるお母様の訪問着をリメイクしてお使いになりたいのだけれど
寸法が足りず、柄の中の変色や無地場の黄変もあり
お着物としてはお直しが出来ず、染帯としてのリユースを・・・
と言うお話を書かせて頂きました。
■ 2月14日のブログはこちらから・・・<クリック>
綺麗な状態で残っている部分の柄を選び
お太鼓と前帯に出そうと思っている柄の中に
日本刺繍でのあしらいを入れしました。

本来が訪問着の
後身頃や肩の柄を帯の柄として使いますので
帯の柄としてはやさしすぎるくらいに感じられますので
光沢感が強調される様に撚りを強くせずにつかった
ちょっと太めの糸にて、刺繍を入れました。

葉の部分にはアクセントに、光りすぎない金糸を使って
葉脈に刺繍をあしらいました。

前帯にする位置には
訪問着の肩に染められた、本来は上に向かう図案の木蓮を
横に流れる様に配して、アクセントに刺繍をお入れしました。
なかなかに、良い雰囲気の仕上がりです。

訪問着の生地をよいとこ取りで帯地と致しますので
足し布として使うために、地色と同色でお染めした八掛の生地を用意しました。

すっきりとしたやさしい帯に仕立て上がりますので
帯締めで添えるひと色で
お着物姿の雰囲気もまた色々にお楽しみが頂けます。
春の木蓮の柄ですので、お仕立上がる頃には
今年のシーズンはすぎてしまうかもしれませんが、
来年の春からは毎年、お母様への想いと共に
お着物でのお出かけをお楽しみ頂ける事と
私共も楽しみにしております。
■ 昨日のぶブログでは、
藤の染帯に刺繍をあしらえた話を書かせて頂きました。
合わせてご覧下さい。・・・
<クリック>
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
2月の頃にこのブログに
想いのあるお母様の訪問着をリメイクしてお使いになりたいのだけれど
寸法が足りず、柄の中の変色や無地場の黄変もあり
お着物としてはお直しが出来ず、染帯としてのリユースを・・・
と言うお話を書かせて頂きました。
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綺麗な状態で残っている部分の柄を選び
お太鼓と前帯に出そうと思っている柄の中に
日本刺繍でのあしらいを入れしました。

本来が訪問着の
後身頃や肩の柄を帯の柄として使いますので
帯の柄としてはやさしすぎるくらいに感じられますので
光沢感が強調される様に撚りを強くせずにつかった
ちょっと太めの糸にて、刺繍を入れました。

葉の部分にはアクセントに、光りすぎない金糸を使って
葉脈に刺繍をあしらいました。

前帯にする位置には
訪問着の肩に染められた、本来は上に向かう図案の木蓮を
横に流れる様に配して、アクセントに刺繍をお入れしました。
なかなかに、良い雰囲気の仕上がりです。

訪問着の生地をよいとこ取りで帯地と致しますので
足し布として使うために、地色と同色でお染めした八掛の生地を用意しました。

すっきりとしたやさしい帯に仕立て上がりますので
帯締めで添えるひと色で
お着物姿の雰囲気もまた色々にお楽しみが頂けます。
春の木蓮の柄ですので、お仕立上がる頃には
今年のシーズンはすぎてしまうかもしれませんが、
来年の春からは毎年、お母様への想いと共に
お着物でのお出かけをお楽しみ頂ける事と
私共も楽しみにしております。
■ 昨日のぶブログでは、
藤の染帯に刺繍をあしらえた話を書かせて頂きました。
合わせてご覧下さい。・・・

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