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玉川屋 着物つれづれなるままに::シナ糸の結び方
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シナ糸の結び方

皆様いつも有り難うございます、
玉川屋呉服店の石井貴彦です。

なかなか更新も出来ずにおりましたが、7月も最後ということで
ギリギリながら、今月伺った越後の産地でのお話を一つ。

作り手さんの所や産地に伺った時には
色々な品を拝見することもさることながら
実際に、聞いてみたり、見てみないと分からないような
作り方の話を伺うのも楽しみの一つであります。

今回、始めて見せて頂いてきたのはシナ糸の結び方です。

長い糸をとれる生糸と違い手紬の糸や、植物繊維の糸は
絣の染めや織りもさることながら、糸作りに大変さがあります。
特に植物繊維は、短くしかとれない糸を繋いで長い糸に仕上げて行く
糸作りの工程は根気のいる手業の仕事となります。

植物繊維の糸の結び方には、産地によって使う植物や糸質もそれぞれな様に
糸の繋ぎ方もまたそれぞれに特徴があります。

たとえば越後上布は、糸を繋ぐときには、糸の端同士を重ねてそれを撚り合わせます。
撚り合わせた部分を、片方のもと糸に寝かせて、またそれと撚り合わせます。

文章で書いても、なかなか頭の中にイメージが涌かないと思いますが
玉川屋のHPの「玉川屋トークショー」のページの ”麻の話” にその結び方が
写真と一緒に載せてありますのでご覧になってみて下さい。

  こちらをクリックしてご覧下さいませ。

ご覧頂くと分かるのですが、越後上布の糸の繋ぎ方は、”結ぶ” のではなく ”寄り合わせ” て
糸を繋いでまいりますので、実際の生地をご覧頂いた時には、結び目のない平たい織り上がりになります。


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対照的なのは、沖縄の芭蕉布で、
芭蕉の木の繊維を裂いて作った糸を結んで繋いでまいります。
そのため、芭蕉布の生地には織り上がったあとでも糸の結び目が分かります。


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今回拝見してきたシナ織りは、シナの木の幹の繊維をまず薄く削いでから

      
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それを粗く裂いて、


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さらにそれを細く裂いて糸にしてまいります。

裂いたままではまだ短い糸を繋いで行くのですが
まず、糸の端を半分ずつさらに裂いて、Yの字になった糸同士を向かい合わせて重ねます。

重ねたら、Yの字の根本の糸を少しほぐし、空いた隙間にYの字の糸の端をくぐらせ
撚り合わせて、一本の糸に繋いでまいります。

   
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そうして長い糸にして巻き取ってゆきます。

   
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玉川屋ではシナ布の帯も、絣柄、型染め、もじり織り、柿渋の染め、等ありますが

         
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シンプルな無地の織りのお品も評判良くお使いを頂いております。

無地の場であっても、シナ糸の風合いが自然な景色となって浮いてくるのでありますが
同じ無地であっても、帯それぞれに色合いや趣が違ってまいります。

   
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その事を伺ってみると、
「同じシナの木でも、生える山が違うと、その色合いや風合いも自然と変わってくるんですよ」
そんな答えが返ってきました。

その風合いや糸の様子によって、織る人を変えたり織り具合を加減したり、
そうしながら良い織り上がりを求めてゆくとのことでした。


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伺った日にはシナ織りの角帯が、機に掛かっていました。

夏の時期にクローズアップされることの多い自然布の帯ですが
もじり織りのような透け感たっぷりのお品は、薄物や単衣のお着物向けになりますが
目のつまったお品は、袷のお着物に合わせても十分お楽しみ頂けるお品です。

素朴さたっぷりながら、雰囲気のある着物姿をさりげなく楽しめる・・
そんな自然布を趣をぜひお楽しみになってみて下さい。



ブログ形式にする前の「着物つれづれなるままに」のページは < こちら > から

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