三才山紬
'2015-09-24 23:07:20')
秋涼の良い季節を迎え、
澄んだ高い空に、着物でのお出かけにも心地よい時期となりました。
しばらく前となりますが、盛夏の時期
信州は松本の、三才山紬の横山俊一郎さんの工房に
懇意の問屋さんと、お伺いをさせて頂きました。
生糸の経糸(たていと)と、紬糸の緯糸(よこいと)による
織り上がりからの、やわらかな光沢感は
私に取りまして、三才山紬ならの一番の魅力となります。

もう一つの魅力は、一見すると真綿風の見た目もあり
ふっくらとしたイメージを最初は感じるのですが
実際に手に取ると、その風合いは軽いサラリとした質感。

お単衣にもお勧めですし、袷なら同系色の八掛をつけて・・と
袷にも単衣でも、どちらもお進めのお召し方となります。
(いぜんには、無地の三才山紬に
刺繍で飾り紋をお入れした事もありました)

趣きの豊かな色合いの糸は
ご自分の裏の山で育てた草木で染められます。

胡桃、上溝桜、栗、山漆、梅・・・


織りの技法のお話しも勿論の事ながら
今回は、その糸の染めの話しを大変興味深く聞かせて頂きました。
染め上がりが微妙に異なるそれぞれの糸、
それを経糸・緯糸で組み合わせる事により
さらに織り上がったお品のお色目には深みが増します。
恵まれた自然の中と、拝見しながらも
周囲の環境や生態系の変化によって
従来出来ていた草木の染めが難しくなってくる・・
そんなお話を伺うと、
これから先のもの作りについては
また考えるべき事が深くなってまいります。
それでも、横山さんの工房では
お嬢さんが継いでお手伝いをされているとの事で
私達世代の呉服店に取りましては、とても心強い事でもあります。
織りの紬の着物にも、綺麗な色を楽しめる
「落ち着いた品の良い灰桜の色」
黒でもなく、墨色でもなく、茶でもなく・・
「深みのある濃い栗色」
今回は、染まった糸を拝見しながら
自分の中で持っていたイメージをお伝えしながらの
お品のお願いもしてまいりました。

毎回の糸の色上がりも微妙に異なり
それぞれに風合いの違う経糸と緯糸が組み合わさって映る色目は
後染めの色の出し方とはまったく異なってまいります。
単に具体的に "この色を"というのではなく
染め上がりの糸の色を見ながら
さらに思いやイメージをお伝えする事で、
糸を染めてもらい、経緯の糸を織り上げて
出来上がってくるお品は、私の頭で思う以上のものと
今から楽しみにもしております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
澄んだ高い空に、着物でのお出かけにも心地よい時期となりました。
しばらく前となりますが、盛夏の時期
信州は松本の、三才山紬の横山俊一郎さんの工房に
懇意の問屋さんと、お伺いをさせて頂きました。
生糸の経糸(たていと)と、紬糸の緯糸(よこいと)による
織り上がりからの、やわらかな光沢感は
私に取りまして、三才山紬ならの一番の魅力となります。

もう一つの魅力は、一見すると真綿風の見た目もあり
ふっくらとしたイメージを最初は感じるのですが
実際に手に取ると、その風合いは軽いサラリとした質感。

お単衣にもお勧めですし、袷なら同系色の八掛をつけて・・と
袷にも単衣でも、どちらもお進めのお召し方となります。
(いぜんには、無地の三才山紬に
刺繍で飾り紋をお入れした事もありました)

趣きの豊かな色合いの糸は
ご自分の裏の山で育てた草木で染められます。

胡桃、上溝桜、栗、山漆、梅・・・


織りの技法のお話しも勿論の事ながら
今回は、その糸の染めの話しを大変興味深く聞かせて頂きました。
染め上がりが微妙に異なるそれぞれの糸、
それを経糸・緯糸で組み合わせる事により
さらに織り上がったお品のお色目には深みが増します。
恵まれた自然の中と、拝見しながらも
周囲の環境や生態系の変化によって
従来出来ていた草木の染めが難しくなってくる・・
そんなお話を伺うと、
これから先のもの作りについては
また考えるべき事が深くなってまいります。
それでも、横山さんの工房では
お嬢さんが継いでお手伝いをされているとの事で
私達世代の呉服店に取りましては、とても心強い事でもあります。
織りの紬の着物にも、綺麗な色を楽しめる
「落ち着いた品の良い灰桜の色」
黒でもなく、墨色でもなく、茶でもなく・・
「深みのある濃い栗色」
今回は、染まった糸を拝見しながら
自分の中で持っていたイメージをお伝えしながらの
お品のお願いもしてまいりました。

毎回の糸の色上がりも微妙に異なり
それぞれに風合いの違う経糸と緯糸が組み合わさって映る色目は
後染めの色の出し方とはまったく異なってまいります。
単に具体的に "この色を"というのではなく
染め上がりの糸の色を見ながら
さらに思いやイメージをお伝えする事で、
糸を染めてもらい、経緯の糸を織り上げて
出来上がってくるお品は、私の頭で思う以上のものと
今から楽しみにもしております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから