秋の七草
'2014-09-01 20:23:49')
皆様いつも有り難うございます
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
暑かった夏も、八月の末となると
ずいぶんと涼やかな陽気ともなりました。
厳しい暑さの日が多かった分
ちょっとした気温の変化を感じることでも
「秋」への季節の移り変わりを、強く意識するようにもなります。
今日からは、月も変わり九月となります。
気持ちの中で「秋」を意識するようになると
同じ街並みや景色を見ても、昨日までとは
また違ったものに映ってくることと思います。
奈良時代の歌人である山上憶良(やまのうえのおくら)の詠んだ二つの句
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七草の花」
「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
にて、七種の花を「秋の七草」と称しております。
2句目の、本来の表記は
「芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花」
仮名にすると、
「はぎのはな をばなくずはな なでしこのはな
をみなへし またふぢはかま あさがほのはな」 となり、
「萩」「尾花(=薄・すすき)」「葛花(=葛・くず)」
「撫子」「女郎花」「藤袴」「朝貌」の七つの草花がしめされていますが
「朝貌」に関しては、ラッパ状に朝に花を開く「朝顔」を指す説もあれば、
「桔梗」や「木槿(むくげ)」「昼顔」の花を指している・・という説もあるそうです。
「朝顔」は、奈良から平安にかけて
その種子が「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ
下剤作用のある薬として遣唐使によって中国より日本へ入ってきたようです。
日本に「朝顔」が入ってくる前には
「桔梗」や「木槿」が、「あさがお」と呼ばれていたようです。
着物や帯のモチーフとして、七種を並べるのなら
「桔梗」とするのが一番秋の七草のイメージのように思いますが
はたして、山上憶良の句が詠まれた時期には
「朝顔」がすでに日本に伝わっていたのか、
どちらが「あさがお」として思われていたのでしょうか。
一つ一つの柄行きに、意味や謂われ(いわれ)があるのが
日本の着物や帯でもあります。
夏の終わりから、秋の単衣、そして袷の時期へ・・・と
そんなことを思いながら、お召しになってお出かけするのも
これからのシーズンのまたお楽しみとも思います。
・・・「秋の七草」と「栗」の染帯です
実際のお品は、4日(木)よりの
「秋の荷開きの会」にてお目にかけさせて頂きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9月4日(木)より9日(火)まで、渋谷・玉川屋では
季節の趣きを装いに・・ 玉美衣裳展「秋の荷開きの会」を
開かせて頂きます。
(期間中は、7日の日曜日もお店を開いております)
お洒落着より、礼装のお着物・帯、
振袖や七五三のお祝い着、男物のお品まで・・
これからの季節に向けての、お洒落のご提案をさせて頂いております。
■ご案内もこちらでさせて頂いております
・・・<クリック>
ご案内のテーマや写真はほんの一例です、
色々なお品を楽しくご用意いたしますので
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
(9月はじめは、まだ夏の名残もある時期ですので
「玉川屋こだわりの夏物」も、まだまだお揃えしております!
夏に気になっていたお品も、是非またご覧にご来店下さいませ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
明日よりは、暑さもまた戻ってくるような予報も出ております。
季節陽気の変わり目ともなる時期ですので
夏のお疲れも出ませんよう、ご自愛の上お過ごし下さいませ。
皆様方のお出かけを、是非ともお待ち申し上げております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
暑かった夏も、八月の末となると
ずいぶんと涼やかな陽気ともなりました。
厳しい暑さの日が多かった分
ちょっとした気温の変化を感じることでも
「秋」への季節の移り変わりを、強く意識するようにもなります。
今日からは、月も変わり九月となります。
気持ちの中で「秋」を意識するようになると
同じ街並みや景色を見ても、昨日までとは
また違ったものに映ってくることと思います。
奈良時代の歌人である山上憶良(やまのうえのおくら)の詠んだ二つの句
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七草の花」
「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
にて、七種の花を「秋の七草」と称しております。
2句目の、本来の表記は
「芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花」
仮名にすると、
「はぎのはな をばなくずはな なでしこのはな
をみなへし またふぢはかま あさがほのはな」 となり、
「萩」「尾花(=薄・すすき)」「葛花(=葛・くず)」
「撫子」「女郎花」「藤袴」「朝貌」の七つの草花がしめされていますが
「朝貌」に関しては、ラッパ状に朝に花を開く「朝顔」を指す説もあれば、
「桔梗」や「木槿(むくげ)」「昼顔」の花を指している・・という説もあるそうです。
「朝顔」は、奈良から平安にかけて
その種子が「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ
下剤作用のある薬として遣唐使によって中国より日本へ入ってきたようです。
日本に「朝顔」が入ってくる前には
「桔梗」や「木槿」が、「あさがお」と呼ばれていたようです。
着物や帯のモチーフとして、七種を並べるのなら
「桔梗」とするのが一番秋の七草のイメージのように思いますが
はたして、山上憶良の句が詠まれた時期には
「朝顔」がすでに日本に伝わっていたのか、
どちらが「あさがお」として思われていたのでしょうか。
一つ一つの柄行きに、意味や謂われ(いわれ)があるのが
日本の着物や帯でもあります。
夏の終わりから、秋の単衣、そして袷の時期へ・・・と
そんなことを思いながら、お召しになってお出かけするのも
これからのシーズンのまたお楽しみとも思います。
・・・「秋の七草」と「栗」の染帯です実際のお品は、4日(木)よりの
「秋の荷開きの会」にてお目にかけさせて頂きます。
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9月4日(木)より9日(火)まで、渋谷・玉川屋では
季節の趣きを装いに・・ 玉美衣裳展「秋の荷開きの会」を
開かせて頂きます。
(期間中は、7日の日曜日もお店を開いております)
お洒落着より、礼装のお着物・帯、
振袖や七五三のお祝い着、男物のお品まで・・
これからの季節に向けての、お洒落のご提案をさせて頂いております。
■ご案内もこちらでさせて頂いております
・・・<クリック>ご案内のテーマや写真はほんの一例です、
色々なお品を楽しくご用意いたしますので
どうぞお気軽にお遊びにおいで下さいませ。
(9月はじめは、まだ夏の名残もある時期ですので
「玉川屋こだわりの夏物」も、まだまだお揃えしております!
夏に気になっていたお品も、是非またご覧にご来店下さいませ)
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明日よりは、暑さもまた戻ってくるような予報も出ております。
季節陽気の変わり目ともなる時期ですので
夏のお疲れも出ませんよう、ご自愛の上お過ごし下さいませ。
皆様方のお出かけを、是非ともお待ち申し上げております。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから