綴れ帯 誂え
'2014-02-06 23:22:29')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
綴れ帯の誂えの試し織り。

濃い地色に、ちょっとモダンな雰囲気の
幾何学模様の綴れ帯を織るために
ベージュから淡い金色にかけての織り上がりを見るための
試し織りが上がってまいりました。
数本の細い線状の織り上がりも
微妙に色味が違いますのを、お分かり頂けますでしょうか。
毎年9月には、玉川屋で綴れ帯の個展を開きますが、
機にかけた経糸(たていと)の下に図案を置き
絵を描くように織り上げて行く綴れ帯は、

一点ずつ、お好みに合わせてのお誂えも楽しみなお品であります。
技法的には、劇場の緞帳などとも同じ原理の
「絵柄を緯糸(よこいと=ぬき糸=色糸)だけで織り出す」技法であり
絵画的な表現の出来るのが特徴の織り方で
祇園祭の鉾の懸装品などでも、綴れ織りの技法が使われております。
手描きや色をアレンジしてみた図案や、
実際の色を織り込んだ巻き見本をご覧頂きながら
だんだんにイメージをご一緒に作ってまいります。

最終的に織り上げる直前には
実際の色糸を見ながら最後の調整を致します。

図案や色柄だけではなく
帯巾等の寸法もご要望に合わせての誂えがききますので
八寸のかがり帯のみならず
半幅帯や角帯のお誂えも、お承りが出来ます。
お締めになる程に、しなやかになり
なじみが深まる良質の帯ですので
ご自分のお好みに合わせての、愛着のある一本をお作りになるのも
また楽しみな事と思います。
秋の始め、九月長月の玉川屋もどうぞまたお楽しみに・・・
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