祖母
'2013-01-24 23:50:07')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
先週末に、九十六歳になる祖母が亡くなりました。
売り出しの最中ではありましたが、
そうした理由で1日半は、お店をお休みさせて頂きました。
祖母は、大正5年の生まれ。
若い男衆が働き回る、江戸っ子の気風の
京橋にある米問屋に生まれたそうです。

今でも渋谷にある、実践という女学校に通って
卒業を前にした十八の時に嫁いでまいりました。

店の用事で渋谷駅の方へ出ると
学校帰りの同級生にばったり会うと事があって
それがとても恥ずかしかった・・
そんな話を、以前に祖母から聞いた事があります。
関東大震災や、戦中・戦後など、いくつも乗り越え
小柄ではありましたが、芯の強い祖母でありました。
何より、お店に立つのが大好きな祖母でしたので
亡くなった時にも、葬儀までの間の日はお客様をお迎え致しましたし
通夜の日も時間の許すぎりぎりまではお店を開いておりました。
・・・店の前に立つ、昭和15年の時の祖母です
・・・今のビルに建て直す前の、玉川屋の店内での祖母です商いの事、お客様とのお付き合いの事、仕立ての事、
あの時に祖母からこんな風に聞かされたな・・
そんな事が、日々の仕事の中でも
思い出されれる事は毎日のようにあります。
これまで続けてまいりました事を、あらためて大切に受け継ぎ
移り変わる時代に合わせて、新しいテイストを加えて・・
そんな玉川屋でありたいと思います。
本日からは通常に戻りまして、お店を開いております
どうぞまた、よろしくお願いを申し上げます。
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