越後探訪その一
'2012-08-08 22:23:57')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今週の初めには、この十数年、毎夏の楽しみとなっております
越後への産地見学に行ってまいりました。
色々な作り手の方々とお話しをすることで
実際の品作りの工程や技術のことだけに限らず、
それぞれの想いや、先々に向けての話しなど
私たちにとっても良い刺激となってまいります。
工房の裏庭に生える麻の写真です。
丁度このあいだ大分刈り取った所なんです・・・
そんな風に話してましたが、またすぐに育ってくるそうです。
生地にする糸を作るための麻ではないのですが
糸にする場合は、表皮を剥いだ下の繊維を使ってまいります。
工房に入る入口の写真ですが
茶色く見えるのは、地下水に含まれる鉄分のせいで
錆びた色に見えてくるからだそうです。
この時は、柿渋で染めた織物を見に伺ったのですが
自然の染めの場合は、媒染と言いまして
金属分と反応させると事によって
色を定着させたり発色させたりをします。
ここの水の場合は、染めたいとの束を
水槽で浸けてやるだけでも
色が変化する様子がよく分かります。
勉強するように伺う話ではなく
なにげない会話の中に、興味深い話しが沢山出てきます。
玉川屋のお店においで下さった折りにも
写真を見ながら、そんなお話も伝えさせて頂きたく思います。
暦の上では、立秋を迎え
夏から秋へと移り変わる季節にあわせて
玉川屋の店内の趣きも徐々に変わってまいります。
どうぞ、お気軽にお遊びにおいで下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
今週の初めには、この十数年、毎夏の楽しみとなっております
越後への産地見学に行ってまいりました。
色々な作り手の方々とお話しをすることで
実際の品作りの工程や技術のことだけに限らず、
それぞれの想いや、先々に向けての話しなど
私たちにとっても良い刺激となってまいります。
工房の裏庭に生える麻の写真です。
丁度このあいだ大分刈り取った所なんです・・・
そんな風に話してましたが、またすぐに育ってくるそうです。
生地にする糸を作るための麻ではないのですが
糸にする場合は、表皮を剥いだ下の繊維を使ってまいります。
工房に入る入口の写真ですが
茶色く見えるのは、地下水に含まれる鉄分のせいで
錆びた色に見えてくるからだそうです。
この時は、柿渋で染めた織物を見に伺ったのですが
自然の染めの場合は、媒染と言いまして
金属分と反応させると事によって
色を定着させたり発色させたりをします。
ここの水の場合は、染めたいとの束を
水槽で浸けてやるだけでも
色が変化する様子がよく分かります。
勉強するように伺う話ではなく
なにげない会話の中に、興味深い話しが沢山出てきます。
玉川屋のお店においで下さった折りにも
写真を見ながら、そんなお話も伝えさせて頂きたく思います。
暦の上では、立秋を迎え
夏から秋へと移り変わる季節にあわせて
玉川屋の店内の趣きも徐々に変わってまいります。
どうぞ、お気軽にお遊びにおいで下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから