寒九
'2012-01-13 23:29:01')
寒中お見舞いを、申し上げます。
皆様、いつも有り難うございます。
玉川屋呉服店の石井貴彦です。
昨日は、東京の気温も一度を下回り
全国各所で今年一番の寒さを記録する寒い日となりましたが、
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
先週の6日頃が、二十四節季の「小寒」にあたり
寒さの厳しい季節に入る「寒の入り」とされます。
「小寒」に続いて、1月21日頃からの「大寒」の時期とを合わせて、
2月4日頃の「立春」の前日までの、約一月ほどを「寒の内」と呼びます。
文字を眺めるだけでも、寒さがしんしんと伝わってまいります。
寒に入ってから、9日目を「寒九」と呼び、
日付で言いますと1月の14日頃、この週末辺りとなります。
雨の少なく乾燥しがちな寒い冬に降る雨は、
春の訪れを予感させるものでもあり、
この日に降る雨は特に「寒九の雨」と呼ばれて
豊作の予兆ともされ喜ばれました。
厳しい寒さから、
この時期の水は一年の中でも一番澄んでいるとされて
体への強壮のため、寒の水を飲む習慣もあったようです。
実際、この時期は寒さのため雑菌も少なく水質も良くなるため
保存も永くきくそうで、
酒蔵では「寒九の水汲み」の行事を行う所もあります。
寒さの頂点は、冬の中心でもありますが
逆の意味では春へと向かう道のりが始まったことでもあり
そんな寒さの中で、水仙や早梅の綺麗な色味が
春への憧れを感じさせてくれる様になります。
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毎年、玉川屋のスタートは
今年で60年目を迎えます、新春吉例の「半額還元ご奉仕市」
にてとなります。
「お買上下さったお品の半額分を、お好きなお品を差し上げます!」
ちょっと変わったスタイルの売り出しですが、
昭和28年に祖父の頃より初めましてから、売り出しのスタイルも、ご案内のチラシも
以来60年、当時と変わることなく続いております。
「着物・帯・襦袢・コートなど、一式揃えてお作りになりたい」
「 訪問着、振袖、留袖を、帯とセットでお求めになりたい」
「この着物に雰囲気の違う帯を2本合わせたい」
「ずっと着たかったあの着物や帯を」・・・
そんなお買い物も、とてもしやすくなっております。
お店の中のお品を、お手に取れるる様に全部並べて、
昔ながらに、紅白の幕を店内に張って・・・
新春の賑やかな、楽しい玉川屋になっております。
2012年のお買い初め、どうぞ楽しみにおいで下さいませ。
■玉川屋 新春吉例 第60回「半額還元ご奉仕市」
1月20日(金) より 29日(日)まで
渋谷・玉川屋呉服店にて
(期間中は、22日・29日の日曜日も開いております)
◆ご案内もこちらでさせて頂いております。
・・クリック~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
お正月の休みに、南房総へドライブでまいりました。
南房総の鋸南町は水仙の日本3大群生地の一つで、
「水仙ロード」名付けられたコースには約3kmにわたる道の両側に
沢山の水仙が咲いています。 ・・・南房総・鋸南町の水仙
水仙、福寿草、蝋梅(ろうばい)・・・
冬に咲く、ほんのりとした黄色い色合いは
何か気持ちを明るくしてくれます。
外はまだまだ、厳冬なれど
気持ちは徐々に春へと向かってまいります。
玉川屋もおかげさまで、今年で127年目を迎えます。
皆様に、楽しく着物をお召し頂くお手伝いが
今年も出来ればと思っておりますので、
本年も変わらぬお引き立ての程を、どうぞよろしくお願いいたします。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから