染めの体験・・その二
'2009-02-19 10:04:50')
おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
染めの体験の続きを・・・
型の置き方をきいたら、今度は刷りの体験となります。
本来なら糸目の墨の線を置くのにも数枚の型紙を使うのですが
体験の場合はあらかじめ輪郭の糸目を置いた生地に色型だけを使って彩色してゆきます。

まずは職人さんの実演を見ながら説明を伺います。

ついゴシゴシと、こすりたくなるところですが、
職人さんからは「強くすらないように・・」との教え、
軽くすべらすように、何度か行ったり来たりさせながら
少しずつ色をのせてゆきます。

型紙に濃く色がのっていて、周りが濃く見えるので、
周囲に比べるると窓の中は白いまま染まっていないように見えても、
ちゃんと色は付いています。
つい何度も刷毛をすべらせて色を重ねたくなりますが
実際には綺麗に模様が染まりつつあります。

摺りながら、時々型紙を持ち上げてみて
色の乗り具合、全体の濃さのバランスなどを見ながら
進めてまいります。

一枚目の型紙の色づけが綺麗に終わりました。

その上に、同じ色で染めるもう一枚の型紙を重ねます。
型の窓から、白い生地と共に、ところどころ
前の型紙で染めた紫の部分が覗いているのがお分かりになりますか?

2枚目の型も染め終わると、模様が完成し
両方の型紙の重なるところには、濃い色の部分が出来てきます。

じっさいの、細かい柄行の江戸本更紗の模様の濃淡も、
これと同じように一色ずつ数枚の型紙を重ねてゆくことで、
浮き上がってくるのです。
この続きは、もう明日また・・・
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