外まわりにてお承りして・・
'2015-03-12 21:51:19')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
渋谷の店にご来店を賜るお客様も多くありますが
今でも、お客様のお宅にお伺いする事も、また多くあります。
今の私の場合は
店にいる時間と、外をまわる時間を比べると
ちょうど半分半分といったところでしょうか。
本日お伺いしたお客様では、訪問着のお支度をお承り致しました。
せっかくならば、春のお召しの機会にも・・とお話ししている内に
「もし、今月のお出かけにも間に合うならば」とのお声掛かり。
今回の、訪問着を仕立て上げるには
■地伸し・筋消し
仮仕立てしてある訪問着を解いて、反物の状態につなぎ合わせて(これを端縫い【はぬい】と呼びます)
仮仕立て時の折れ目を蒸気を当てて伸ばし、筋を綺麗に整える行程です。
■紋入れ
お茶席でお召しになるので、抜き紋や、縫い紋をお入れしますが、
今回は刺繍でご紋をお入れする事となりました。
■裏地
共八掛の訪問着ですので、今回は胴裏を用意します。
お祝い事や華やかにお召しの席でしたら、重ねの伊達衿をお付けする事もあります。
■お仕立
といった流れになりますので、
お客様のお宅を出てすぐに
東京の染めの産地でもある落合の「湯のし」屋さんへ向かい、
仮仕立てを解き、元々の反物の状態にミシンで継いでもらい

蒸気を当てながら、湯のしをして、綺麗な反物の状態に戻してもらいます。

湯のし屋さんも、夕方になると仕事じまいをしている事もありますので
お客様のお宅を出たところですぐに電話を入れて
蒸気の熱を落とさずに、待っていてもらいました。

八掛まで合わせると、訪問着の反物は約16メートルほどとなります。
一度だけではなく、何度か蒸気を通す事で筋も取れて綺麗な状態となり
16メートルの反物が端から端まで生地幅も綺麗に揃ってまいります。

(手前に見える柄の部分が、湯のしの機械の上の部分を通り、
職人さんの足元から蒸気の出るドラムの部分へ上がり
綺麗な状態となって、機械の手前に見える部分に揃ってまいります)
その反物を持って、玉川屋のすぐそばにある刺繍の職人さんに向かいます。
紋入れの上がりは、明後日の朝との事。
土曜日にそれを受け取って、やはり玉川屋の近くにある仕立屋さんへ・・・
予定通りのお日にちにて、新しい訪問着もお客様のお手元へ
お届け出来る事と思います。
今月も後半となれば、桜の花も徐々に咲き始め
初春の陽気の中、新しいお着物に袖を通しますのも
お客様にとりましては、またお楽しみな事と思います。
私共、呉服屋は、実際に自分の手を動かしてのお仕事は少なく
こうした、湯のし、紋入れ、仕立て、地直し、シミヌキ・・・といった
職人さん方のお仲間が有ってこそ
「お客様方に楽しく着物を召し頂く」という
本来の仕事がきちんと出来る事となります。
おかげさまで玉川屋には
頑張って下さる色々な職人さんが揃っております。
「良い仕事が出来るのは、お召しになるお客様があってこそ」
「楽しくお召しになれるのは、よい職人さんが会ってこそ」
そんな良いコーディネイトが出来ますのが
呉服屋の仕事の喜びでもあります。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
渋谷の店にご来店を賜るお客様も多くありますが
今でも、お客様のお宅にお伺いする事も、また多くあります。
今の私の場合は
店にいる時間と、外をまわる時間を比べると
ちょうど半分半分といったところでしょうか。
本日お伺いしたお客様では、訪問着のお支度をお承り致しました。
せっかくならば、春のお召しの機会にも・・とお話ししている内に
「もし、今月のお出かけにも間に合うならば」とのお声掛かり。
今回の、訪問着を仕立て上げるには
■地伸し・筋消し
仮仕立てしてある訪問着を解いて、反物の状態につなぎ合わせて(これを端縫い【はぬい】と呼びます)
仮仕立て時の折れ目を蒸気を当てて伸ばし、筋を綺麗に整える行程です。
■紋入れ
お茶席でお召しになるので、抜き紋や、縫い紋をお入れしますが、
今回は刺繍でご紋をお入れする事となりました。
■裏地
共八掛の訪問着ですので、今回は胴裏を用意します。
お祝い事や華やかにお召しの席でしたら、重ねの伊達衿をお付けする事もあります。
■お仕立
といった流れになりますので、
お客様のお宅を出てすぐに
東京の染めの産地でもある落合の「湯のし」屋さんへ向かい、
仮仕立てを解き、元々の反物の状態にミシンで継いでもらい

蒸気を当てながら、湯のしをして、綺麗な反物の状態に戻してもらいます。

湯のし屋さんも、夕方になると仕事じまいをしている事もありますので
お客様のお宅を出たところですぐに電話を入れて
蒸気の熱を落とさずに、待っていてもらいました。

八掛まで合わせると、訪問着の反物は約16メートルほどとなります。
一度だけではなく、何度か蒸気を通す事で筋も取れて綺麗な状態となり
16メートルの反物が端から端まで生地幅も綺麗に揃ってまいります。

(手前に見える柄の部分が、湯のしの機械の上の部分を通り、
職人さんの足元から蒸気の出るドラムの部分へ上がり
綺麗な状態となって、機械の手前に見える部分に揃ってまいります)
その反物を持って、玉川屋のすぐそばにある刺繍の職人さんに向かいます。
紋入れの上がりは、明後日の朝との事。
土曜日にそれを受け取って、やはり玉川屋の近くにある仕立屋さんへ・・・
予定通りのお日にちにて、新しい訪問着もお客様のお手元へ
お届け出来る事と思います。
今月も後半となれば、桜の花も徐々に咲き始め
初春の陽気の中、新しいお着物に袖を通しますのも
お客様にとりましては、またお楽しみな事と思います。
私共、呉服屋は、実際に自分の手を動かしてのお仕事は少なく
こうした、湯のし、紋入れ、仕立て、地直し、シミヌキ・・・といった
職人さん方のお仲間が有ってこそ
「お客様方に楽しく着物を召し頂く」という
本来の仕事がきちんと出来る事となります。
おかげさまで玉川屋には
頑張って下さる色々な職人さんが揃っております。
「良い仕事が出来るのは、お召しになるお客様があってこそ」
「楽しくお召しになれるのは、よい職人さんが会ってこそ」
そんな良いコーディネイトが出来ますのが
呉服屋の仕事の喜びでもあります。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから