丹後
'2013-11-08 23:42:25')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
立冬を迎えて、
朝に玄関を出る時に肌に感じる冷たさに
暦としぜんとリンクする、季節の移り変わりを
感じられる頃となりました。
白生地の産地でもある丹後の和装・洋装の機元が
玉川屋からも歩いてすぐの代官山で
Tango Fabric Marche(丹後ファブリックマルシェ )と題しての
総合展を開いておりました。
各機元がそれぞれの持ち味を活かしての
新しいアイテムの提案などもありましたが、
今日は、もう生産のストップしてしまった
玉川屋好みの質感の白生地で手元に残してあった品を
新しくお誂えており直すことが出来るか・・
以前から気になっていたことを相談してみました。
どんな糸遣いか、織りの組織がどんな具合か、
色々な機屋さんから意見をもらい
品作りの参考にもさせて頂きました。
よい柄や、よい染めも、基本は良い白生地。
しっかりとした生地で染めた色無地などは
後々染め変えたり、仕立て変えたりといったことが
如何様にも可能となります。
皆様に愛着を持って大切にして頂ける
そんなお品を、一点ずつお店にお揃えして行きたく思います。
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