シミヌキ その2
'2013-03-12 09:29:13')
いつも有り難うございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
職人さんの仕事場にはそれぞれの仕事道具が・・

一昨日も書きましたシミヌキの作業にも使っていた
シュロという植物の繊維を束ねた刷毛です。

前回写真の様に、湿らせた生地を軽くたたいてやります。

水を吹いてやる霧吹きも,大粒の水が出ないよう
指押しのスプレーではなく,口で吹く霧吹きも使います。
いくつも買ってきて一番細かな霧の出るものを
また自分で細工して使っているそうです。

シミによっては地の色ごと抜いてしまう時もあり
その後に、色目や場所によって小さな刷毛を使い分けて
その部分をまわりと同じように補正して
目立たなく仕上げてまいります。

シミを生地から抜くためには、生地を湿らせて作業を行いますため
輪染みやシワが残らないよう、熱くした鏝を使って乾かします。
それぞれの作業は、職人さんの経験や感覚で
進められてまいります。
安心して楽しく着物をお召し頂くためには、
染めや織りなど、着物や帯を作る工程だけではなく
お召しになった後のアフターケアが
とても大切な事となります。
染み抜きや生け洗い、洗い張り、染め替えといった
お手入れの仕事をする職人さんも、玉川屋では何軒もあり
お品の具合等によって、出す先を決めてまいります。
玉川屋でお求めのお品でなくとも、お手入れやお直しなども
どうぞ何でもお気軽にご相談下さいませ。
着物姿で楽しくお出かけをする、お手伝いが出来れば幸いです。
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