玉川屋　着物つれづれなるままに

こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

玉川屋のHPのトップページに掲載している
折々の時期の、季節感のある着物や帯の写真・・

今は、冬木立の染帯が載せてありますが
以前にこの帯をお求め下さいましたお客様が、
ホームページの写真をご覧になって
今日はその帯を締めてお店においで下さいました。

　　　

光沢のある塩瀬の生地に、深みのある墨色の地色
月明かりに青く映るような、冬の木立を帯にお染めしました。

　　　

合わせてお召しだったのは
雪輪の輪郭の中に「鮫小紋」「角通し」「行儀」の３役の柄を
割り付けた江戸小紋。

ベースは黒地ながらも、少し離れた所から着姿を見ると
柄によって、白い粒と地の黒のバランスがそれぞれ異なり
黒からグレーにかけての淡い濃淡となって、目に映ります。


秋口には
この江戸小紋に織りの名古屋帯をお締めになっても
おいでを頂きました。

季節にあわせて、お出かけに先に合わせて、ご自分のお気持ちに合わせて・・
趣き豊かにお召しになれるのが、お着物ならではの楽しみです。

冷たい風の吹く時期ではありますが、
着物でのお出かけには心地よい季節でもあります。
お着物姿を、是非お気軽にお楽しみ下さいませ。










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