両面染めの着尺
'2012-03-31 23:23:18')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
東京は、まだヒンヤリとするような雨の午後となりましたが
平年より5日遅れで今日が桜の開花日と発表され、
いよいよ春の訪れとなりました。
ちょうど今のお召しには、袷の着物に羽織・・・
そんなコーディネイトがよろしいところですが
呉服屋の店内には、
お単衣に向いた着尺やお召し・・・ 紋紗やレースのコート・羽織地・・・など
一足早い陽気に向けてのお品も揃い始めております。

写真のお品は、両面にそれぞれ違うお色目を染めた
無地の着尺地です。

色合いもさることながら
生地も地紋も単衣のお召しにお洒落を楽しんで頂けますよう
両面で違う地紋の織り上がりとなっております。

蔓唐花の地紋ではありますが
片方の面には、笹蔓の地紋が浮き
もう片方の面では、唐花の部分が浮き上がってまいります。

染める色合いも、色々なお色目が揃っております。
どちらの地紋を表にするか、
そして、どんなお色を表と裏で組み合わせるか・・・
染め上がっておりますお品だけではなく
お好み合わせてのお誂えもお承りを致します。
染帯や、名古屋帯、綴れ帯、袋帯などなど
取り合わせも広いお洒落着としてお楽しみなるのも良いですし、
刺繍でご紋を入れて、紋付の色無地として
お茶席やあらたまったシーンでのお召しも、またお洒落な事と思います。

表と裏を、
同系色で揃えればすっきりとした品の良い感じに、
異なる色目を組み合わせればアクセントのある着姿に、と
こだわりのある、お洒落をお楽しみください。
今年は、寒さもまだまだ残ってはおりますが
ここ最近は、5月の連休明け頃からは
暑さも感じる事も多くなってまいりましたので
5月や10月に、こうしたしっかりした生地の単衣を
袷の変わりにお召しになるのも、よろしいかと思います。
お召しの季節も長く、シーンも広い、洒落たお単衣を
どうぞお楽しみに、玉川屋呉服店へおこし下さいませ。
季節の趣きをご用意して、お待ち申し上げております。
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