両面染めの単衣
'2011-10-10 22:01:20')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
お店においでになる方の着物姿も、
この週末には、単衣より袷の方が多くなってまいりました。
いつもの年よりも、10月のはじめとしては
お預かりするお単衣のお手入れものの枚数も多いようですので
今年は、皆さん早めの衣替えが定着しているようです。
そんな、単衣のお召しの終わった時期ではありますが
次のシーズンにお召しになるなら、「こんな単衣の着物を・・」
という思いが一番強い時期でもあります。
写真は、表と裏で地紋の異なる単衣用の白生地です。

唐草の中に華紋の地紋ですが
片側には唐草の地紋が浮き、その反対側には華紋の地紋が
表裏、入れ替わる形で浮いてまいります。
この、表裏で違う地紋が映る生地には
それぞれの側に違うお色目で両面の染めを致します。

単衣にお仕立して、ちらりとかえる衽の裏からは
反対側に染めたお色が覗きます。
お染めになれるお色は、
暖色・寒色、クリーム系やグリーン系など
色々なお色合いをお選び頂けます。
表と裏を、
同系色の濃淡とすれば、すっきりとした雰囲気に・・・
対比する様な色を組み合わせれば、アクセントのあるお洒落着に・・・
と、ご自分の想いにあわせてお選び下さいませ。
来年の春には、お好きな色目でご自分なりのお品を染める
お誂えの会を開こうと思います。
「こんな色の組み合わせで」という
お召しの時の着姿のイメージを膨らませて
ぜひ、おいで下さいませ。
生地やお色の見本は、いつのシーズンでも
お店にご用意をしております。
お遊びにおいでの折りに、お手にとってご覧になって下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから