更衣
'2011-05-16 21:41:26')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
「立夏」や「立春」といった二十四節気や、
「端午」や「重陽」といった節句、のほかにも
一年間の季節の移り変わりを、より的確につかむために生まれてきた
「雑節」と呼ばれる暦日があります。
「雑節」は、主に農作業のはこびに照らし合わせながら
長い経験や生活体験の中からうまれてきたようで、
一般の生活の中でも、風習や年中行事として
残っているものもまだ多くあります。
「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげる」
歌にも詠まれる「八十八夜」は、そんな雑節の一つ、
立春から数えて八十八日目、五月の初めにあたります。
この時期を二十四節気でみると、
暦の上で夏をむかえ(・・立夏)、そして
万物すべてが満ちる(・・小満)、へと続く時期になります。
その小満の節気は、さらに三つの侯に分けられていて
「蚕起きて桑を食む(かいこおきてくわをはむ)
「紅花栄う(べにばなさかう)
「麦秋至る(むぎのときいたる)
さらに、田に苗を植えを植え始める時期、でもあって
成長の季節へとむかう、爽やかな頃とはなりますが、
この時期には、農家にとっては
"稲作" "養蚕"などに、遅霜が害を与える可能性もあって、
農作業にとって大きな節目の頃でもあり
重要な節目として、今にも伝わってきているようです。
これからは、陽気もさらに暑さを増してまいりまして
あと半月もすると「衣替え」の時期となります。
「衣替え」は、古くは「更衣」と呼ばれて
平安時代の宮中で旧暦の四月一日に装束を夏の支度に替えたようで、
江戸時代では、同じく旧暦の、
三月末日までは綿入れ、四月一日からは綿を抜いた袷、
五月五日から八月末までが一重帷子麻布(ひとえかたびらあさぬの)と
されていたようです。
同じ "袷" の表記でも、いまの袷の着物とは作りも違うようで
冬の衣裳から、一つ軽い衣裳への衣替えが旧暦の四月一日と
されていた事と思います。
旧暦の四月一日というと、
現代の暦では一ヶ月ずれて五月一日になります。
ゴールデンウィーク中は、肌寒い日もありましたが
この数日は、すっかりと初夏の陽気となってきて、
昨日の日曜日は、渋谷の玉川屋の店の前を歩く方々も
ほとんどの人が半袖で歩いておいででした。
現在では、着物の取り合わせは
5月末までが袷、6月1日から単衣、7月1日からが薄物・・とされていますが、
お茶席などの、季節や暦、設えを大切にする場はのぞいて
普段のご自分のお洒落や楽しみでお召しになる時には
単衣や薄物は、お召しの時期を一ヶ月ずつくらいお広めに
とって頂いても良いのではないかなと思っています。
5月に入れば、その日の陽気の様子に合わせて
暑さを感じる日には単衣のお着物で・・・
軽快にお出かけを頂いてよろしいのではないでしょうか。
旧暦でかぞえられた以前の衣替えの四月は、今の暦でいえば五月・・・・
ちょっとこじつけかなと思いながらも、
最近のこの時期の暑さを思うと、丁度よろしい気が致します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
玉川屋では、 " 夏の着物姿 応援フェア!" と題しまして
「単衣・なつもの展」を開催中です。
昨年の夏の終わりより、一年をかけてお揃えしてまいりました
すっきりした着こなしの楽しみな、これからの時期の着物や帯を
お揃えしております。
季節感豊かな色や柄、素材感、透け感、色映り・・・
この時期ならではの、日本の着物ならではの趣きを、お楽しみ下さいませ。
■「単衣・なつもの展」の、詳しいご案内はこちらでしております
・・・・<クリック>
「単衣・なつもの展」の期間中は、季節のお品をよりお楽しみやすく
今年は、シーズンのスタートよりご奉仕特典もご用意しております。
ホームページでのご案内で、合わせてご覧下さいませ。
■季節感あふれる、玉川屋の単衣や薄物を、一同にギャラリー風にお目にかける
「玉川屋 うすもの ギャラリー」で、色々なお品お楽しみ下さい。
・・・・<クリック>
お気に召すお品ございましたら、どうぞお気軽にお問い合せ下さいませ。
■季節の映りと共に変わる店内の様子も、玉川屋のホームページの
トップページよりご覧下さいませ。
・・・・<クリック>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年の夏は、冷房も控えめに
節電の心がけが必要となるようです。
団扇、打ち水、風鈴、扇風機、簾(すだれ)・・・
昔ながらの、「涼」の取り方が
あらためて見直される事にもなりそうです。
麻の着物や浴衣で、自然の風を感じながら過ごす。
そんな夏をお過ごしになってみて下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
「立夏」や「立春」といった二十四節気や、
「端午」や「重陽」といった節句、のほかにも
一年間の季節の移り変わりを、より的確につかむために生まれてきた
「雑節」と呼ばれる暦日があります。
「雑節」は、主に農作業のはこびに照らし合わせながら
長い経験や生活体験の中からうまれてきたようで、
一般の生活の中でも、風習や年中行事として
残っているものもまだ多くあります。
「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげる」
歌にも詠まれる「八十八夜」は、そんな雑節の一つ、
立春から数えて八十八日目、五月の初めにあたります。
この時期を二十四節気でみると、
暦の上で夏をむかえ(・・立夏)、そして
万物すべてが満ちる(・・小満)、へと続く時期になります。
その小満の節気は、さらに三つの侯に分けられていて
「蚕起きて桑を食む(かいこおきてくわをはむ)
「紅花栄う(べにばなさかう)
「麦秋至る(むぎのときいたる)
さらに、田に苗を植えを植え始める時期、でもあって
成長の季節へとむかう、爽やかな頃とはなりますが、
この時期には、農家にとっては
"稲作" "養蚕"などに、遅霜が害を与える可能性もあって、
農作業にとって大きな節目の頃でもあり
重要な節目として、今にも伝わってきているようです。
これからは、陽気もさらに暑さを増してまいりまして
あと半月もすると「衣替え」の時期となります。
「衣替え」は、古くは「更衣」と呼ばれて
平安時代の宮中で旧暦の四月一日に装束を夏の支度に替えたようで、
江戸時代では、同じく旧暦の、
三月末日までは綿入れ、四月一日からは綿を抜いた袷、
五月五日から八月末までが一重帷子麻布(ひとえかたびらあさぬの)と
されていたようです。
同じ "袷" の表記でも、いまの袷の着物とは作りも違うようで
冬の衣裳から、一つ軽い衣裳への衣替えが旧暦の四月一日と
されていた事と思います。
旧暦の四月一日というと、
現代の暦では一ヶ月ずれて五月一日になります。
ゴールデンウィーク中は、肌寒い日もありましたが
この数日は、すっかりと初夏の陽気となってきて、
昨日の日曜日は、渋谷の玉川屋の店の前を歩く方々も
ほとんどの人が半袖で歩いておいででした。
現在では、着物の取り合わせは
5月末までが袷、6月1日から単衣、7月1日からが薄物・・とされていますが、
お茶席などの、季節や暦、設えを大切にする場はのぞいて
普段のご自分のお洒落や楽しみでお召しになる時には
単衣や薄物は、お召しの時期を一ヶ月ずつくらいお広めに
とって頂いても良いのではないかなと思っています。
5月に入れば、その日の陽気の様子に合わせて
暑さを感じる日には単衣のお着物で・・・
軽快にお出かけを頂いてよろしいのではないでしょうか。
旧暦でかぞえられた以前の衣替えの四月は、今の暦でいえば五月・・・・
ちょっとこじつけかなと思いながらも、
最近のこの時期の暑さを思うと、丁度よろしい気が致します。
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玉川屋では、 " 夏の着物姿 応援フェア!" と題しまして
「単衣・なつもの展」を開催中です。
昨年の夏の終わりより、一年をかけてお揃えしてまいりました
すっきりした着こなしの楽しみな、これからの時期の着物や帯を
お揃えしております。
季節感豊かな色や柄、素材感、透け感、色映り・・・
この時期ならではの、日本の着物ならではの趣きを、お楽しみ下さいませ。
■「単衣・なつもの展」の、詳しいご案内はこちらでしております
・・・・<クリック>

「単衣・なつもの展」の期間中は、季節のお品をよりお楽しみやすく
今年は、シーズンのスタートよりご奉仕特典もご用意しております。
ホームページでのご案内で、合わせてご覧下さいませ。
■季節感あふれる、玉川屋の単衣や薄物を、一同にギャラリー風にお目にかける
「玉川屋 うすもの ギャラリー」で、色々なお品お楽しみ下さい。
・・・・<クリック>

お気に召すお品ございましたら、どうぞお気軽にお問い合せ下さいませ。
■季節の映りと共に変わる店内の様子も、玉川屋のホームページの
トップページよりご覧下さいませ。
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今年の夏は、冷房も控えめに
節電の心がけが必要となるようです。
団扇、打ち水、風鈴、扇風機、簾(すだれ)・・・
昔ながらの、「涼」の取り方が
あらためて見直される事にもなりそうです。
麻の着物や浴衣で、自然の風を感じながら過ごす。
そんな夏をお過ごしになってみて下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから