春の帯のお誂え
'2010-02-23 22:37:00')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今日の昼間は、上着の要らないくらいの暖かさで
一週間前とはうってかわって、春のようなお天気でした。
ちょっと前には、寒そうにも見えた
紋紗やレースのコートが、今日の陽差しの明るさには
お店の中でもちょうどよく目に映ります。
季節の移りに合わせて、
着たくなるもの、しっくりくるものが
しぜんと、変わってくる・・・そんな事が実感出来る一日でもありました。
春になってからの帯の柄といって
すっと思い浮かびますのが
桜や藤・・・
それでは、それ以外の春のイメージの帯を、と
春に向けていま、帯を染めてもらっています。
草花の柄のモチーフで、
菜の花、菫、蒲公英・・・
写真は、白木蓮の染帯の図案です。

モチーフを決めて、ラフスケッチから下絵を描いてゆきます。
下絵を見ながら、
構図、柄の大きさ、花や枝の流れ方、一つ一つの花の表情
といったことを、模様師さんと相談してゆきます。
頭の中にあるイメージは、
渋谷の住宅街の中にある並木のように木蓮の並ぶ小径
花の盛りの時には、大振りの木蓮の花で気が真っ白く見えるほどに
たわわに咲くイメージでした。
つぼみの多い右の下絵ではちょっと寂しく、
中央の下絵では、花は咲いているけれど、葉の印象が強すぎて・・
枝の流れも上向きではなく花の重みで、しぜんと横に流れるように
それにあわせて、上に伸びる構図ではなく横に広がるような構図に
と下絵を描き直しました。
地色も最初は淡い色目を思っていたのですが
木蓮の白を引き立たせるために、
深めな地色に変更して染める事にしました。
玉川屋のお店に揃える帯もこうして染めてゆきますが
お客様からの「こんなお品が欲しいのだけれど」
といったリクエストに合わせて誂える時にも
作業の流れは同じようになります。
写真の一番左の図案は、ある程度の雰囲気で
最初の下絵を彩色した図案になります。
手描きにて色を付ける場合もあれば
下絵をパソコンに取り込んで、彩色して出力して図案を作る事もあります。
本来の上質の帯地に染めた時にはとても映える品も
紙に写すと平坦な印象に見えてしまう事がありますので
効果の良し悪しもあるのですが
いくつかの色のパターンの組み合わせや、
柄を変えた構図などを見比べたい時には、
こうした、彩色の図案をお目にかけながら
お客様と打ち合わせしてゆく事もあります。
染め、織り、刺繍・・・色々な技法での
お好みに合わせてのお誂えがお承り出来ます。
着物でも、帯でも、襦袢でも、羽織りでも、
帯揚げや帯締めの小物一つでも、
お出かけを楽しみにしてくれる、ご自分なりのひと品・・・
ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。
春の染帯も、もうすぐ染め上がってまいります。
季節本番に一足早い春を、楽しみにしていて下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
今日の昼間は、上着の要らないくらいの暖かさで
一週間前とはうってかわって、春のようなお天気でした。
ちょっと前には、寒そうにも見えた
紋紗やレースのコートが、今日の陽差しの明るさには
お店の中でもちょうどよく目に映ります。
季節の移りに合わせて、
着たくなるもの、しっくりくるものが
しぜんと、変わってくる・・・そんな事が実感出来る一日でもありました。
春になってからの帯の柄といって
すっと思い浮かびますのが
桜や藤・・・
それでは、それ以外の春のイメージの帯を、と
春に向けていま、帯を染めてもらっています。
草花の柄のモチーフで、
菜の花、菫、蒲公英・・・
写真は、白木蓮の染帯の図案です。

モチーフを決めて、ラフスケッチから下絵を描いてゆきます。
下絵を見ながら、
構図、柄の大きさ、花や枝の流れ方、一つ一つの花の表情
といったことを、模様師さんと相談してゆきます。
頭の中にあるイメージは、
渋谷の住宅街の中にある並木のように木蓮の並ぶ小径
花の盛りの時には、大振りの木蓮の花で気が真っ白く見えるほどに
たわわに咲くイメージでした。
つぼみの多い右の下絵ではちょっと寂しく、
中央の下絵では、花は咲いているけれど、葉の印象が強すぎて・・
枝の流れも上向きではなく花の重みで、しぜんと横に流れるように
それにあわせて、上に伸びる構図ではなく横に広がるような構図に
と下絵を描き直しました。
地色も最初は淡い色目を思っていたのですが
木蓮の白を引き立たせるために、
深めな地色に変更して染める事にしました。
玉川屋のお店に揃える帯もこうして染めてゆきますが
お客様からの「こんなお品が欲しいのだけれど」
といったリクエストに合わせて誂える時にも
作業の流れは同じようになります。
写真の一番左の図案は、ある程度の雰囲気で
最初の下絵を彩色した図案になります。
手描きにて色を付ける場合もあれば
下絵をパソコンに取り込んで、彩色して出力して図案を作る事もあります。
本来の上質の帯地に染めた時にはとても映える品も
紙に写すと平坦な印象に見えてしまう事がありますので
効果の良し悪しもあるのですが
いくつかの色のパターンの組み合わせや、
柄を変えた構図などを見比べたい時には、
こうした、彩色の図案をお目にかけながら
お客様と打ち合わせしてゆく事もあります。
染め、織り、刺繍・・・色々な技法での
お好みに合わせてのお誂えがお承り出来ます。
着物でも、帯でも、襦袢でも、羽織りでも、
帯揚げや帯締めの小物一つでも、
お出かけを楽しみにしてくれる、ご自分なりのひと品・・・
ぜひ、お気軽にご相談下さいませ。
春の染帯も、もうすぐ染め上がってまいります。
季節本番に一足早い春を、楽しみにしていて下さいませ。
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