色の深まり
'2009-08-10 22:20:14')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。

しぜんな濃淡のある深い色合いではありませんか?
薄いやわらかな雰囲気の染め上がりだった柿渋の糸も
数時間のうちに発色も進んできます。

鉄分のある水につかっていたところだけが
反応して発色しているのですが
その色合い、濃淡の差がよく分かる事と思います。

工房を後にする時に、水槽から出した糸を見せてもらいました。
実際には、濃く染め上がればよいという訳ではなく
織り上がりのイメージに合わせて
その色具合や濃度をコントロールする事が必要になってまいります。

一つ一つの工程にも丁寧な仕事と心遣いがこもり、
図案や意匠、それに合わせた糸作り、織りや仕上げ・・と
いろいろな各工程、それぞれが上手く組み合わさってこそ、
着た時に楽しいお品が出来上がってくるのです。
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