無双の無地
'2009-04-08 22:13:38')
こんばんは、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
今日のご紹介は、無双の無地です。
![00.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220752_m.jpg)
無双というと、上の写真のような訪問着調のお品を
思い浮かべる方が多いかと思います。
涼やかな模様の上に淡い紗の色がかかり
夏の始まりを思わせる趣きも楽しい事ではありますが、
今年の玉川屋のお勧めは、無地でお染めした無双のお着物です。
![01.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220904_m.jpg)
目の細かい絽の生地に、薄い紗の生地を襲ねて
重なり具合がご自分の動きに合わせてモアレのように映る
ほかのお着物にはない、雰囲気が無双にはあります。
訪問着模様ですと礼装風になりますが
シンプルな無地のお品ですと
夏の袋帯や絽綴帯なら礼装着として、
季節感や遊び心のある染帯ならお洒落着として、
名古屋帯や博多の帯まで、帯次第で
その着姿の、いろいろな楽しみ方も広がることと思います。
![02.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220933_m.jpg)
薄い下色に、やわらかな上色をかさねて・・
下の生地の色も白ではなく、
私たちがよく"白よごし"なんて言い方をしますが
ほんの少しのクリームやグリーンの染まったお色目になります。
そんな色がひと色、下から映ることで
全体の雰囲気がとても品良く落ち着いて優しい感じになり
合わせる帯のお色目も選ばなくなってくるのです。
![03.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408221122_m.jpg)
はなやか味のあるお色目から、落ち着いたお色目まで、
![04.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408221302_m.jpg)
それぞれのお色は、玉川屋で選んで染めてまいりますが
こんなお色目が着てみたい・・そんなリクエストがございましたら
お好みのお色でのお染めもお承りが出来ます。
(お値段も、もちろん変わることなくのお承りです)
![05.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090409090704_m.jpg)
乱雑に並べてしまいましたが、紗の生地の色見本になります。
紗やレース、ビロードなどの生地は、
通常の色見本の生地ですと透け具合や質感がちがいますもので
このようにじっさいの生地に染めた布を見本にご覧を頂くようにしております。
お着物の写真だけご覧頂くと、一寸もの足りないように感じられるかもしれませんが
じっさいのお品は良い質感がありますし、
帯を乗せてみるとその表情は全く違って見えてまいります。
じっさいのお品の雰囲気や、帯との取り合わせは
是非お店でご覧になってみて下さいませ。
(ご遠方の方でも、実際にご覧になってみたい方はメールでお気軽にお問い合せ下さいませ。
じっさいのお品や、見本布など、お送りしてお手元でご覧を頂くことも出来ます)
無地でお染めすると、柄合わせがない分
お品自体のお値段もお求めやすくなりますし、お仕立て代もお安くなります。
日本の着物ならではの趣きたっぷりの無双のお品、
今年は、ぜひお楽しみなって下さいませ。
お値段は、
165,900円(消費税込み、本体価格15万8千円)となっております。
夏の着物に使う生地を2枚重ねると地厚になってしまいますので
紗、絽ともに、夏物の生地より薄手の無双用の生地を使いますので
薄く、軽く、そしてしなやかな地風と光沢があります。
生地も、着尺分の長さ有りますのでお着物としての仕立ては勿論のこと
今の時期からお召しになれる、無双のコートや羽織としてのお仕立ても
お勧めであります。
いまの季節、そして一歩先の季節を
ご一緒にお楽しみに、是非お遊びにおいでになって下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
今日のご紹介は、無双の無地です。
![00.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220752_m.jpg)
無双というと、上の写真のような訪問着調のお品を
思い浮かべる方が多いかと思います。
涼やかな模様の上に淡い紗の色がかかり
夏の始まりを思わせる趣きも楽しい事ではありますが、
今年の玉川屋のお勧めは、無地でお染めした無双のお着物です。
![01.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220904_m.jpg)
目の細かい絽の生地に、薄い紗の生地を襲ねて
重なり具合がご自分の動きに合わせてモアレのように映る
ほかのお着物にはない、雰囲気が無双にはあります。
訪問着模様ですと礼装風になりますが
シンプルな無地のお品ですと
夏の袋帯や絽綴帯なら礼装着として、
季節感や遊び心のある染帯ならお洒落着として、
名古屋帯や博多の帯まで、帯次第で
その着姿の、いろいろな楽しみ方も広がることと思います。
![02.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408220933_m.jpg)
薄い下色に、やわらかな上色をかさねて・・
下の生地の色も白ではなく、
私たちがよく"白よごし"なんて言い方をしますが
ほんの少しのクリームやグリーンの染まったお色目になります。
そんな色がひと色、下から映ることで
全体の雰囲気がとても品良く落ち着いて優しい感じになり
合わせる帯のお色目も選ばなくなってくるのです。
![03.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408221122_m.jpg)
はなやか味のあるお色目から、落ち着いたお色目まで、
![04.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090408221302_m.jpg)
それぞれのお色は、玉川屋で選んで染めてまいりますが
こんなお色目が着てみたい・・そんなリクエストがございましたら
お好みのお色でのお染めもお承りが出来ます。
(お値段も、もちろん変わることなくのお承りです)
![05.jpg](http://tamagawaya.weblike.jp/blog/images/20090409090704_m.jpg)
乱雑に並べてしまいましたが、紗の生地の色見本になります。
紗やレース、ビロードなどの生地は、
通常の色見本の生地ですと透け具合や質感がちがいますもので
このようにじっさいの生地に染めた布を見本にご覧を頂くようにしております。
お着物の写真だけご覧頂くと、一寸もの足りないように感じられるかもしれませんが
じっさいのお品は良い質感がありますし、
帯を乗せてみるとその表情は全く違って見えてまいります。
じっさいのお品の雰囲気や、帯との取り合わせは
是非お店でご覧になってみて下さいませ。
(ご遠方の方でも、実際にご覧になってみたい方はメールでお気軽にお問い合せ下さいませ。
じっさいのお品や、見本布など、お送りしてお手元でご覧を頂くことも出来ます)
無地でお染めすると、柄合わせがない分
お品自体のお値段もお求めやすくなりますし、お仕立て代もお安くなります。
日本の着物ならではの趣きたっぷりの無双のお品、
今年は、ぜひお楽しみなって下さいませ。
お値段は、
165,900円(消費税込み、本体価格15万8千円)となっております。
夏の着物に使う生地を2枚重ねると地厚になってしまいますので
紗、絽ともに、夏物の生地より薄手の無双用の生地を使いますので
薄く、軽く、そしてしなやかな地風と光沢があります。
生地も、着尺分の長さ有りますのでお着物としての仕立ては勿論のこと
今の時期からお召しになれる、無双のコートや羽織としてのお仕立ても
お勧めであります。
いまの季節、そして一歩先の季節を
ご一緒にお楽しみに、是非お遊びにおいでになって下さいませ。
「着物つれづれなるままに」・・いままでの目次には、こちらから
今の季節を楽しみたい・・玉川屋のホームページへは、こちらから
![](./templates/octopus/sp.gif)