誂えてみて、染めてみて
'2009-02-17 08:51:26')
おはようございます、玉川屋呉服店の石井貴彦です。
染めや織り、お誂えのご注文を頂くことも多いのですが
染めの具合や様子が気になったりする事もありませんか。
それならばお承りの染め上がりをご覧頂きながら、
工房も見学して、ご自分でもその染めを体験してみて・・と
先週末の様子です。

型紙を使っての摺りの技法、更紗のお品を染める時の技法でありますが
あらかじめ数枚の型を使って糸目の柄の縁の線が置いてある生地に
微妙に色合いが重なりながら色を映す型紙を
六色の染料を各色で二枚ずつ使って、十二枚の色刷りで
テーブルセンターを染めてみました。
柄行もシンプルに簡略化はしてありますが、
実際にお召しになるお品と、染めの仕方は変ることころはありません。
不思議なことに、同じ型紙、同じ染料をお使いになって染めるのですが
お二人の染め上がりの雰囲気は、全然違ってまいります。
刷りの具合によって色の強弱もしぜんと出てまいりますし、
数色あるお色目のうち、ご自分のお好きなお色目が
染め上がってみるとしぜんと全体の中のアクセントとなっていて、
その方らしい雰囲気の出来上がりになってきます。
工房の職人さんの、手際よく進む仕事の中にも
そんな細やかな心遣いがあることを、
ご自分で染めの体験をしてご覧になってみると
実感していただくことが出来ます。
そんなことを感じてみると、そこで染めたお品だけではなく、
お手持ちのお着物や帯への愛着もまた深くなってくるはずです。
お店でお品をご覧頂くことはもちろん、今回のように
そういったことをご自分で感じてみていただける機会も
お作りしてまいりたいと思います。
詳しい様子もまたご紹介してまいります、
今度は、ご自分でも是非そんな体験してみて下さい。
どうぞお気軽にお声がけ下さいませ。
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