新しい春の一日
'2019-04-01 22:02:23')
桜の綺麗な目黒川に
今年も、玉川屋のぼんぼりを飾って頂きました。
店のそばでは、マークシティの桜も、綺麗に咲いて・・
今日は、風もちょっと冷たく、寒の戻りとなりましたが
春の趣きも、日一日と増してまいります。
今日は、お昼前には、新元号の発表ともなりました。
「令和」という新しい元号を知ったのは
お客様へのお届け物の帰り道、車の中のラジオでしたので
最初は「れいわ」という、音だけ聞いて
「わ」は「和」の文字とすぐに思いましたが
「れい」の文字は、「礼」や「令」など色々な字が浮かび
すぐ後に、アナウンサーの方の説明で「令和」との解説が。
これから時代が変わるんだなとの想いと
同時に浮かんだのは
年号が「平成」が発表された時のこと
大学を出て、京都の悉皆屋さんで修行中の時でした。
毎年、年明け早々に、
仕事先の職人さん達と旅行に行くのが慣例で
ちょうど、京都から金比羅さんへ向かう途中のバスの中、
春には、玉川屋に戻る予定でしたので
自分の店に入る時には、時代が変わっているんだな・・と
感じた事を、思い出しておりました。
玉川屋もこれで、
「明治」「大正」「昭和」「平成」「令和」と
5つの時代を通して、生業としての呉服店を続けさせて頂く事となります。
曾祖父から数えて、私で5代目。
変わらずに大切にするべきを事を守りながら
新しい時代に、お着物をお楽しみ頂くお手伝いを
より一層・・・
そんな、思いをつよくした、春の一日でありました。
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